【マリオットホテル】 ル メリディアン台北 (LE MÉRIDIEN TAIPEI) 宿泊記(1) 台北101徒歩圏内 日本未進出のヨーロピアンホテル スイートルームにアップグレード

はじめに

今回は2024年に宿泊したホテル「ル メリディアン台北」の模様をアップさせていただきます。

ル メリディアン台北は2010年に開業したホテルです。台湾台北市の中心部、台北市政府(市庁舎)の至近に立地し、有名な展望ビル「台北101」も徒歩圏内です。

ル メリディアンというホテルブランドは日本未進出のマリオット・インターナショナル系ホテルグループです(注:グランドニッコー東京 台場がメリディアンの名を冠した時期はあったようです)。

ル メリディアンはエールフランスの元で誕生したヨーロピアンホテルブランドで、長らくスターウッド・ホテル&リゾーツの傘下にあったのですが、マリオットによる買収により現在に至ります。

ル メリディアンはマリオット系ホテルの中では主流の価格帯であるプレミアムのカテゴリーになります。

私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓

台北・桃園空港/松山空港からホテルへ

ホテルは台北の副都心と呼ばれる信義区にあります。最寄り駅は台北MRTの市政府駅になります。

台北桃園空港からホテルに向かう場合、まずは機場MRTで台北駅(台北車站)に向かいます。台北MRTの板南線(ブルーライン)に乗り換えて 南港展覧館方面に6駅乗車し、市政府駅で下車します(下車後徒歩5分くらい)。

台北松山空港からホテルに向かう場合、MRT文湖線(ブラウンライン)の松山空港駅(松山機場站)から動物園駅方面に乗り、忠孝復興駅で板南線(ブルーライン)に乗り換えます。

南港展覧館方面に3駅乗車し、市政府駅で下車します(下車後徒歩5分くらい)。

信義区方面の出口3に向かいます。

ああ

桃園空港から台北駅経由でホテルへ

台北桃園空港と台北駅を結ぶ機場MRTは快速(express)と普通列車があり、両者ともそれぞれ15分毎に発車して、料金は同じです。

あたりまえですが、普通駅の方が停車駅が多いです。快速35分で普通は50分かかるので、普通を利用するメリットは全くありません。快速に乗りましょう。

一般的に観光客が利用するのは片道乗車券だと思います。空港ターミナルから台北駅の片道160台湾ドルです。MRTではキップではなくトークンが発行されます。改札でかざして入構、改札に入れて出構します。

2020年から、桃園MRTではクレジットカードのコンタクトレス決済(日本ではタッチレス決済と呼びますが)に対応しています。VISA、マスターカード、JCBが利用可能です。

台北駅は機場MRTの終着駅になります。

台北駅は台湾最大の駅で、台湾新幹線も乗り入れています。こちらで台北MRTの板南線に乗り換えます。台北駅はとても広く、機場MRTのホームから、台北MRT板南線の駅までかなり距離があります。

機場MRTの台北駅は地下ホームです。エスカレータを昇っていきます。

場場MRTホームから板南線ホーム付近まで、台北駅地下通路で外に出ることなく台北MRT板南線ホームに至ることができます。別会社路線なので改札から出る必要はありますし、距離があるので乗り換えに10分くらい要します。

板南線(BL:ブルーライン)に乗り換えて 南港展覧館方面に6駅、市政府駅まで乗車します。片道25台湾ドルです。台北MRTもトークンで乗車します(台北MRTはクレジットカードが使用できません)。

市政府駅で降ります。

出口3信義区方面に出ます。

エスカレータで地上に出て、右に曲ります。

アーケードを進みます。

さらにまっすぐ、歩行者用道路を進みます。早朝の写真なので人が少ないですが、ショッピング街なので日中は多くの人が行き交います。

しばらく進むと、大きな道に出て信号があります。横断歩道を渡ってすぐに左折します。無印良品の看板が目印になります。

すぐに右に入る道があるので右折します。もうホテルが見えています。

ホテルの正面入り口に到着します。

松山空港からホテルへ

台北松山空港の目の前にあるMRTの文湖線(BR:ブラウンライン)の松山機場駅から動物園方面に乗り忠孝復興駅を目指します。

松山空港ターミナルビル前に台北MRTの駅入り口があります。

1人20台湾ドルでトークンを購入します。

列車は5~10分程度でどんどんきます。碧く塗装された優先席には座らないようにしましょう。日本と違い、台湾の優先席は対象者以外の着席ができないようです。
松山機場駅は地下駅ですが、そこから忠孝復興駅まで地上区間です。文湖線(BR:ブラウンライン)忠孝復興駅ホームは地上にあり、地下にある板南線(BL:ブルーライン)まで上下方向の移動もあり、比較的時間がかかります(5分くらい)。地上部分ではエアコンが効いていないので夏季はまずまず暑いです。
板南線(BL:ブルーライン)に乗り換えて 南港展覧館方面に3駅、市政府駅まで乗車します。
市政府駅では出口4から席の外に出ます。出口4からホテルまでのルートは、桃園空港からのアクセスと同じなので割愛します。

チェックイン

ル メリディアン台北は1階にレセプションがあります。

大きなビルにあるので、ロビーは広々としています。

客室 21階建 全160室
デラックス キング/ツイン 38㎡
ピュア デラックス キング/ツイン 38㎡
デラックス キング バルコニー付 38㎡
クラブ キング/ツイン 38㎡
ジュニアスイート キング 60㎡
ジュニアスイート キング バルコニー付 60㎡
コーナースイート キング 60㎡
エグゼクティブスイート キング 75㎡
バルコニースイート キング 75㎡

私が予約したのは、デラックス キング 33㎡です。当時の私はチタン会員でした。ナイトリーアップグレードは申請していません。

アップグレードはそこまで期待していませんでしたが、チェックインの手続きの最後に、「スイートにアップグレードした」と言われて、心の中で拍手喝采、歓喜感激です。どうやらエグゼクティブスイート キング 75㎡にアップグレードしていただけたようです。

普通に予約すると50,000台湾ドル(24万円くらい)です。私が宿泊した中で過去最高クラスのお部屋です。これは大感謝ですね。

アップグレードに関しては、アメリカ(ハワイを含む)はかなり渋いですが、日本やヨーロッパはまあまあ、日本以外のアジアはかなり期待大です。円安の厳しい2024年は、アジア旅行がおすすめですよね。

プラチナ・チタン特典
・朝食(1階Latest Recipe)無料
・ボーナスポイント(プラチナ+50%、チタン+75%)
・ウェルカムギフト(1,000ポイントかギフトから選択)
・客室アップグレード、16時までのレイトチェックアウト
・ルメディアンラウンジへのアクセス
・ミーティングルーム利用が1日につき1時間無料
・客室内ミニバーのソフトドリンクとビール無料(初期配置セット分が1泊毎に無料)

会員特典でラウンジが利用できます。朝食はラウンジで提供されないので、朝食会場で無料提供されます。ウェルカムギフトは赤ワインか1,000ポイントから選択だったので、ポイントを選択しました。

客室内ミニバーのソフトドリンクとビール無料がかなりうれしいですね。飲み物の心配が不要になります。

ルームキーは個性的な絵柄です。

お部屋の様子 エグゼクティブスイート キング

エレベータでお部屋へ。エレベータはルームキーでセキュリティされています。

スイートなのでリビングと寝室がセパレートです。客室に入って右側にトイレ、正面がリビング、左側にはクローゼット設備があり、奥にあるウェットエリアへ通り抜け可能です。寝室はリビングの左手奥になります。

リビングです。ソファセット、ビジネスデスク、テレビが置かれています。右にあるドアはコネクティングルームのための扉なので、私には関係ないです。

入り口側に棚もあります。バルコニーがありますが、ロックされていて出ることができません。

テレビ脇のテーブルには、電話、メモ帳、時計、USB充電ポート(通常とtype Cが2つ)、HDMIポートがあります。

ビジネスデスクです(手ブレがひどく申し訳ありません)。

デスク下の引き出しには、レターセットやLANケーブルが収められています。

デスクの上には文具セットです。ルメディアン以外で文具を置いているのを見たことないです。

部屋中央のテーブルにはお菓子と果物が置かれています。ナイフとフォークが置かれていますが、果物を食べるのはなかなか大変ですね。私はあきらめました。

リビングの棚にはillyのネスプレッソマシンが置かれています。

その下の引き出しにはミニバーなど。

その下にはグラス類。

さらに下に、アイスペール、電気湯沸かし器、ティープレスが置かれています。

隣には冷蔵庫です。ミニバーのソフトドリンクとビール(ハイネケン)は、プラチナ会員以上で無料になります(1泊あたり1セット無料です)。

寝室に入ります。こちらも採光良好の明るい部屋です。

こちらの部屋にもテレビが用意されています。

ベッド脇には電話とミネラルウォーターが置かれていました。ユニバーサルタイプのマルチプラグとUSB充電ポートが引き出し内にあります。

ターンダウンが入ると、ベッドサイドにスリッパがセッティングされます。

客室入り口脇のトイレです。かなり広々としています。

クローゼットエリアに入ります。下段にスリッパがあります。

下の収納にはセイフティボックス、左の収納には多目的バッグが入っています。プールに行く際に活躍できます。

対面の収納には、アイロン、アイロン台、ラゲッジラックが入っています。

ウェットエリアに入ります。オープンスペースにはバスと洗面、ドレッシングスペースがあり、加えてトイレ、シャワーブースがあります。

客室入り口にもトイレがあるのですが、ここにもトイレがあります。

洗面は2つあります。下にタオルと体重計が置かれています。洗面台にはMALIN+GOETZの石鹸が置かれています。

収納にはアメニティがいっぱい。クシ、歯ブラシ、シェービングフォーム、カミソリ、綿棒、コットンパッド、シャワーキャップ、爪やすり、マウスウォッシュ、ボディローションなどが入っています。

バスタブです。こちらにもテレビがあります。

ボディスクラブ、バスソルト、テレビのリモコンが置かれています。

一番奥にドレッサーがあります。隣はシャワーブースです。

シャワーブースはハンディタイプです。

シャワーアメニティはアメリカ発のMALIN+GOETZです。以前はHEYLAND WHITTLEだったようですね。

窓の外は東向きになっています。正面に見える威厳のある建物は、台湾でも有名な銀行キャセイユナイテッドバンクの店舗(台北キャセイファイナンシャルセンター)だそうで、日本の建築家(鳥居徳敏氏)の設計だそうです。台湾101は南西方向なので見えません。

夜景です。正面のビルが神秘的にライトアップされています。

ホテル宿泊客は無料WiFiを利用できます。

2階 ル メリディアン 台北 クラブ

ホテルの2階にル メリディアン 台北 クラブがあります。入ってすぐの場所で受付をして利用します。宿泊客は無料で利用可能です。

ル メリディアン 台北 クラブ
受付 ホテル2階 運営時間 5:30~23:00

中にはフィットネスセンターと屋内プールがあります。フィットネスセンターにはロッカールームやサウナが併設されているようです。

プール

プールは受付をして3階に昇ります。

靴箱、タオル、ミネラルウォーターのペットボトルが用意されています。

プールサイドに更衣室(シャワーとトイレ兼用)がありますが、ロッカーは無くてコンパクトなスペースです。更衣するなら1人くらいしか難しいですね。プール用にロッカー付きの広い更衣室があると嬉しいと思います。

フィットネスセンターの方にはロッカールームがあるので、そちらで汗を流してからプールに向かう方がいいのかもしれません(プールを希望した場合、直接3階へ案内されるので、フィットネスセンターのロッカールームを利用することはありません)。

プールの深さは1.2mです。浮き具の用意があります。奥にジャグジーもありました。ライフセーバーをはじめ、スタッフの方はプールサイドに常駐していません。

私の訪問時は、他に1組いらっしゃったぐらいでした。ある程度自室で更衣を済ませて訪問したほうがスムーズだと思います(2階は人通りが多いので、水着+バスローブはやめておいた方がよさそうです)。

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まとめ

今回は2024年に利用したル メリディアン台北の様子をアップさせていただきました。台北MRT市政府駅から近く、観光地へのアクセスが良好です。ヨーロピアンスタイルのスマートな雰囲気が魅力あるホテルです。

客室のミニバー無料がうれしいですね。着替え以外は手ぶらで訪問できそうです。プールも利用者が少なくて快適に利用できます。

今回はアクセスとお部屋の様子をアップさせていただきましたが、次回は朝食会場やラウンジなどのホテル施設を紹介します。

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