【マリオットホテル】シェラトン・プリンセス・カイウラニ 宿泊記

はじめに

海外旅行は弾丸旅行になることが多く、普段は宿泊すらしないのですが、今回はめずらしく海外ホテルでの宿泊です。マリオットの上級会員を取得している関係上、マリオット系ホテルの宿泊記が多くなってしまう今日この頃です。

2023年に宿泊したホテル「シェラトン・プリンセス・カイウラニ」の模様をアップさせていただきます。

私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓

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シェラトン・プリンセス・カイウラニとは

今回はシェラトン・プリンセス・カイウラニに宿泊してきました。マリオット系ホテルの中核を担うホテルグループであるシェラトン系列のホテルで、プレミアムのカテゴリーになります。その中でもリゾートタイプのホテルになります。

オワフ島ワイキキ近辺にはマリオット系ホテルが多数あります。

ワイキキ周辺のホテル
シェラトン・ワイキキ
ロイヤルハワイアン,ラグジュアリーコレクションリゾート,ワイキキ
モアナサーフライダー,ウェスティン・リゾート&スパ,ワイキキビーチ
シェラトン・プリンセス・カイウラニ
コートヤード・ワイキキビーチ
ザ・レイロウ、オートグラフ コレクション
ザ・リッツ・カールトン・レジデンス・ワイキキビーチ
ワイキキビーチ・マリオット・リゾート&スパ
オワフ島の郊外にあるホテル
レジデンス・イン・オアフ・カポレイ
マリオット・コオリナ・ビーチ・クラブ
コートヤード・オアフ・ノース・ショア

ワイキキのファーストレディーと呼ばれるモアナサーフライダー

マリオット系ホテルは基本的にフランチャイズ経営なので、各ホテルの運営会社はバラバラです。ただし、ワイキキのマリオット系列のホテルのうち、シェラトン・ワイキキ、ロイヤルハワイアン、モアナサーフライダー、シェラトン・プリンセス・カイウラニの4ホテルは、ほとんど一体の運営をされているようです。

日本人に人気でワイキキビーチが目の前のシェラトン・ワイキキ

いずれのホテルも一時は日本の国際興業系企業の傘下にあったようで、日本人向けのサービスが充実しています。

太平洋のピンクパレスと呼ばれるロイヤルハワイアン

シェラトン・プリンセス・カイウラニ以外の3つのホテルは、ワイキキビーチと直接隣接している抜群の好立地ですが、シェラトン・プリンセス・カイウラニはワイキキビーチからカラカウア通りを挟んで内陸側に位置しています。その分、眺望や立地が落ちるので、ホテルのランクも少しだけ下がり、宿泊料金も少しお安くなっています。

といっても、ワイキキの他のホテル群と比べても抜群の立地なので、コスパがいい印象です。

ホテルはワイキキビーチ目の前にあるカラカウア大通りに面していて、正面入り口はカイウラニ通りになります。カイウラニ通りにはホテルの名前の由来となったカイウラニの像があり、ホテルから徒歩2分くらいです。

カイウラニ王女はハワイ王朝最後の王女で、ホテルのあった場所に住んでいたそうです。だからプリンセスカイウラニなんですね。

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ホテルへのアクセス

ホテルはオワフ島のワイキキにあります。関西空港からホノルル空港に向かうには、独立系でJALとコードシェアをしているハワイアン航空とワンワールドのJALがあります。以前はエア・アジアやシンガポール航空系LCCのスクート、デルタ航空などが就航していましたが、コロナ禍やらなんやらで撤退してしまいました。

関西空港から片道8時間くらいかかるので、羽田・成田経由を考慮してもいいかもしれません。2019年から、ANAはマンモス航空機A380を就航させて、席数が格段に増えています。

ホノルル空港からホテルに向かうには、電車は無いので事前準備が必要です。以下の価格は2023年現在です。

2019年にチャーリーズ・タクシーを利用しました

ホノルル空港からワイキキにあるホテルへの一番楽なアクセス方法は送迎タクシーでしょうか。送迎タクシーならチャーリーズ・タクシーが有名で、事前に予約しておくと33$にチップを加えて、片道40$前後で済みます。最近はHANAタクシーという会社がお安く便利に利用できます(日本語が流暢な方ばかりで、時期にもよりますがコミコミ片道35$でOKのことも)。

マリオット系ホテル専用のシャトルバスは一人23~25$くらいかかります(チップも必要)。人数が多ければタクシーの方がお得になります。メータータクシーだと40~50ドル、最近はウーバーを使う方も多いです(25ドル前後)。

レンタカーは日本の免許証でも利用できますが、交通ルールが日本と違うことも多いため、旅慣れていない方はお勧めできません。ハワイのフリーウェイやワイキキ周辺の道は交通量が多い上に一方通行が多く、かなり大変ですよ(そんな時にうっかり左側通行してしまうと・・本当に危険です)。

ちなみに、駐車場は1日45$です(セルフパーキング)。ワイキキに宿泊するなら、レンタカーは費用がかさむので避けたほうがいいと思います。

H.I.S.送迎バス車内

旅行会社経由で予約しているならば、旅行会社のシャトルバスを利用できるかもしれません。JTBやHISが一人片道20$前後で送迎手配をしてくれます(旅行会社に送迎だけを依頼することも可能なようです)。シャトルバスのようなものなので、他のホテルも回るため、時間はかかります(40~60分くらい)。

路線バス(ザ・バス)は、荷物のスーツケースなどの大型荷物の持ち込みが不可なので、利用できる方は限られます。片道3ドルと破格の安さです。空港から路線20の乗り換えなしで、60~80分くらいかかります(スケジュールは乱れがちです)。間違えて逆方向に乗らないようにしましょう。

ワイキキ・クヒオ通り プリンセス・カイウラニ像前停留所

路線20はホテルのすぐそばにあるカイウラニ像前に停車します(東向きの場合)。

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チェックインとエリート会員特典

さてチェックインです。1152室を擁するマンモスホテルですが、フロントロビーは意外とシンプルでこじんまりとしています。正面入り口から入ってすぐチェックインフロントがあります。

私が予約していたのはタワーオーシャンキングです。

クイーンルーム(18㎡)
カイウラニウィング カイウラニルームダブル(21㎡)
シティビュー ダブル(21㎡)
アイナハウタワー タワーシティダブル/キング(25㎡)
プリンセスプールビューダブル/キング(27㎡)
アイナハウタワー パーシャルオーシャンビューダブル/キング(25㎡)
タワーオーシャン ダブル/キング(25㎡)
プリンセスオーシャンキング/ダブル(27㎡)
プレミアオーシャンキング/ダブル(25㎡)
タワーラグジュアリーキング(50㎡)
スカイラインパーシャルオーシャンダブル(25㎡)

今回はアップグレードは無しです。冬季閑散期ですが週末なので混み合っていたのかもしれません。

こちらのホテルは(このホテルだけでなく、ワイキキのホテルはどこでも徴収されるのですが)、宿泊1泊1室あたりリゾートフィー$38.92が必要になります。

リゾートフィー特典
・オアフ島内での高速WiFi接続が可能なMiFiホットスポット・レンタルのご利用
・客室内、ホテル公共エリア内での高速WiFiのご利用
・GoProカメラ1台の1日レンタル
・サーフボードストレージレンタル
・国内および国際電話無料(無制限)
・フィットネスクラスやカルチャークラス(お花のレイ作り、ヨガ、ウクレレレッスン、フラ レッスン等)要予約

いろいろ特典は書かれていたのですが、あんまりメリットはなさそうです。私の場合、Goproはもっていますし、電話はしないし、マリオット会員特典でWiFi無料だし。最初から宿泊料金に組み込んでもいいような気がしますけどね。

そして、マリオット会員として大きな特典は、

ゴールド・プラチナ・チタン特典
・2脚までのトミーバハマビーチチェアレンタル

チタンもゴールドも特典は変わりません。うーん、アップグレードも無しで、上記特典だけだと、少し渋い印象ですね。たぶん、レイトチェックアウトもあるはずですが、希望を訊ねてくれなかったので(実際のところ必要なかったのもありますが)、完全にスルーです。

なお、プラチナ・チタン会員特典として

・マリオット・ボンヴォイポイント
・ビーチへもっていく軽食
・朝食(コンチネンタルセット)

の選択がありました。私は朝食を選んでいます。また、こちらのホテルではクラブラウンジはありません。

2023年現在、シェラトン・ワイキキやロイヤルハワイアンのクラブラウンジの運営を停止しているそうです。

シェラトン・プリンセス・カイウラニの宿泊客は、シェラトン・ワイキキ、ロイヤルハワイアン、モアナサーフライダーのレストランでのお食事をお部屋付けにできるそうです。

ルームキー、タオルカード、朝食券をわたされました。タオルカードはプールサイドでタオルをレンタルするのに必要です。タオルを返却すればカードが戻ってきます。チェックアウト時に提示が必要です。

さて、お部屋に向かいましょう。

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客室の様子(タワーオーシャンキング)

タワーは29階までのフロアと屋上があるようです。今回アサインされたのは中層階になります。

タワーオーシャンキング25㎡です。左手に洗面スペース、右手にクローゼットがあります。

キングベッドです。枕元にミニ机と、反対側にビジネスデスクがあります。

机の上にはクロックがあります。隠れて見えませんが、コンセントとUSB充電ポートが2つずつあります。

ビジネスデスクの上には、無料のミネラルウォーター、コーヒー(コーヒーサーバー)と紅茶、電話、コンセントとUSB充電ポートがあります。

クローゼットです。アイスペールやセイフティボックス、冷蔵庫などがあります。冷蔵庫内はカラで自由に利用できます。室内スリッパはありません(アメリカでは標準です)。

洗面スペースです。ユニットバスになっています。

ハワイアントロピックのアメニティです。歯ブラシ、カミソリ、クシなどはありません(アメリカでは標準です)。

バスです。シャワーの水圧は悪くありません。2つのバルブで温度を調整します。バスタブは高さが低いため、バスタブにお湯を張りたい日本人にとってはうれしくないかもしれません。

窓の外にはバルコニーがあります。ワイキキのホテル群が建ち並んでいます。

オーシャンビューの部屋なので、ワイキキの海が見えます。海とホテルの間には、モアナ・サーフライダーなどのホテル群があるため、「目の前の全面が海」になることはありません。パーシャルオーシャンビューという感じですが、パーシャルオーシャンビューの部屋は別にあります。

夜はこんな感じ。ワイキキのイルミネーションが輝いています。

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プールと朝食会場

プール(6:00~10:00)

フロント前の屋外広場にプールがあります。常夏のハワイと言いたいところですが、冬季は25度前後まで下がるので、プールも寒そうです。私の訪問も冬季でしたから、だれも泳いでいませんでした。みんなプールサイドでデッキチェアでくつろいでいましたね。

私の訪問時の営業時間は、8時~19時でした。早朝に訪問すると、だれもいらっしゃいませんでした。

プールの大きさはこじんまりしていて、シェラトン・ワイキキほど大きくないですし、スライダーもありません。抜群の眺望もありません。プールサイドでゆったりと大人の時間をすごすためのプールです。

朝食会場 SPLASH BAR(6:30~11:30)

ブールサイドバーのようなレストランが朝食会場であり、ホテル唯一のレストランです。屋内部分にテーブル席が並んでいます。

ちなみに、冬季のオープン時刻(6:30)の外は真っ暗です。日の出は7:00前後になります。

受付があるのでそちらに声をかけて入店です。メニューとお値段も掲示されています。

朝食券を提示すると、コンチネンタルブレックファストのセットがいただけます(税・チップ込みです)。2023年現在、ビュッフェ朝食は休止中です。

朝食セットはこんな感じ。飲み物が付きます。かなりシンプルですね。ビュッフェとボリュームが格段に違います。

私以外に朝食券で食事している方はいなさそうでした。みなさん、通常に注文されているようで、オムレツやソーセージなどのセットプレートをいただいているようでした。朝食は20~30ドルくらいでしょうか。

わたしのいただいたコンチネンタルセットがいくらかわかりませんが、20$はしないと思います。日本人の私でもちょっと物足らない量でしたから、現地の方々にとってはかなり少なく感じるのではないでしょうか。やっぱりビュッフェの復活が望まれます。

ホテル周辺の様子

ホテルのプールからワイキキビーチ側に進むと、カラカウア通り出ます。通りを渡れば、ワイキキビーチやロイヤルハワイアンセンターがあり、いずれも徒歩3分くらいで行くことができます。

ホテルの西側にあるのは、インターナショナルマーケットプレイスです。徒歩圏内にショッピングモールが複数あり、フードコートもあるので、食事に困ることはありません。また、ホテルの目の前にABCストアもあり、お土産の購入に便利で、コンビニ的に利用することができます。

ホテルはワイキキの中心地にあり、ショッピングをはじめ、とても便利な立地です。路線バスやトロリーの停留所も近くにあるので、どこに行くにも便利。シェラトン・ワイキキや目の前のハイアット・リージェンシーほど宿泊費が高くないので、立地重視派にお勧めのホテルです。

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まとめ

今回は2023年に利用した、シェラトン・プリンセス・カイウラニの様子をアップさせていただきました。ハワイ・ワイキキビーチが目の前に位置しているこちらのホテルは、立地が非常に良くて便利です。ただ、築70年近くを経て、建物の老朽化は否めない状況です。近日改築の予定もあるという噂ですが。

ワイキキでも抜群の歴史と知名度のあるホテルです。ハワイ好きなら一度は泊まってみる価値のあるホテルだと思います。

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