【マリオットホテル】HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクションホテル&スパ 宿泊記(1)

はじめに

今回は2020年秋に宿泊したホテル「HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクションホテル&スパ」の模様をアップさせていただきます。

2020年11月3日にオープンしたばかりのホテルです。マリオット系ラグジュアリーコレクションを冠したホテルですが、メインの運営は三井不動産リゾートマネジメント株式会社のようです。三井不動産グループが既存のブラントは別に設定した最上級ホテルで、マリオットとのダブルブランドになります。

HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクションホテル&スパはマリオット系グループのなかでも最高級のラグジュアリーのカテゴリーになります。マリオットグループ内のカテゴリーは2020年12月現在で7です(8段階で上から2番目)。

2020年12月現在、大人2人で1泊1室110,000円からと強気のお値段です。カテゴリー8の「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町 ラグジュアリーコレクションホテル」、「ザ・リッツ・カールトン東京」、「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」の2倍近い価格設定になっています。近く、カテゴリー8にアップするのは確実でしょう。

もちろん、私には支払えない宿泊料金です。今回はマリオット・ボンヴォイの特典宿泊でお邪魔させていただきました。

私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓

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駅からホテルへ・車のアクセスも

二条城

今回は「HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクションホテル&スパ」に宿泊してきました。京都の中でも有名な観光施設である「二条城」の真正面に位置しています。

そして、インターコンチネンタル系ホテルである「ANAクラウンプラザホテル京都」が南隣に建っています。駅前でもないのに地区のライバルホテルの真横に新築オープンというのも強気ですね。

地下鉄東西線の二条城前駅で下車し、2番出口から地上に出て5分程度歩けばホテルに着きます。観光に便利な立地です(ホテルの入り口は、通りを1本東側に入った油小路通りなので注意しましょう)。

JRの二条駅は二条城から距離があるため、JR二条駅からホテルまで10分以上かかります。地下鉄二条駅から二条城前駅の1駅分になるので、素直に二条城前駅でおりましょう。

ホテルは京都市街の中心部にあり、地下鉄やJR山陰本線の駅が近いため、洛北、東山、嵐山など、どこに向かうにもアクセスが良好です。観光の拠点としては抜群の立地になります。

車だと、大阪方面から第二京阪を利用し、北鳥羽出口から堀川通りを一直線に北上すると、二条城が左手に見えてきます。

御池通りから左折して油小路通りを北進

二条城の手前で堀川御池の交差点を御池通りを右折(東進)し、すぐの信号を左折します。すると比較的細い「油小路通り」を北進することになります。

油小路通りは狭い道で一方通行です

まもなく左手にANAクラウンプラザホテルが見えます。

その北側のお屋敷のような建物がホテルになります。油小路通りは北進のみの一方通行なので注意しましょう。

車の場合、バレーパーキングの扱いになります。時代劇に出てきそうな門の前に車で乗り付けると、あとは係の方にキーを預けて下車です。車寄せの前にも駐車場がありますが、建物の中に昇降式立体駐車場があるようです。

駐車料金は1泊4,000円です(バレー料金込み)。ほとんどの宿泊客は、車かタクシーでいらっしゃっていました。

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チェックインとプラチナ会員特典

さてホテルに入りましょう。なんといっても新築ですから、フロントロビーはきれいです。開業して2週間ぐらいは、スタッフも慣れていないことが多かったようですが、私が宿泊するころには落ち着いてきたようです。コロナ禍の影響で、入館時に検温チェックがありました。

フロントロビーで和三盆とお茶をいただきながらチェックインです。また、1グループに1本、アルコールスプレーの提供がありました。しっかり消毒しましょう。

ホテルの部屋は比較的多いので、チェックイン・チェックアウト時はフロントが混みあいます。フロント前のロビーで、テーブル席に座って順番にチェックイン・チェックアウトしていただくのですが、混雑していると座るスペースが無いこともあります。特典宿泊なので、デラックスルーム(キングベッド)だったのですが、プレミアルーム(キングベッド)にアップグレードされました。

こちらのホテルにはクラブラウンジがありません。プラチナ会員以上の場合、朝食あるいはBonvoy1,000ポイントになりますが、朝食を選ぶのが妥当でしょう。また、レストラン「FORNI」「THE GARDEN BAR」で30%オフになります。チェックアウトも16時まで延長可能なのですが、私の宿泊日は部屋の余裕がなかったようで、通常時間(12:00)のチェックアウトになりました。

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客室の様子(プレミアルーム・キングベッド

客室に向かいましょう。ホテルは4階建てです。エレベータはルームキーのセキュリティはありません。ホテルの中庭が見渡せるガーデンルームの方が、道に面しているシティビューのお部屋よりランクが上になります。

入ってすぐの様子です(写真で隠されているのは、先に運び込まれていた荷物です)。右手の方に進むと洗面、お手洗い、クローゼット、バスルームがあります。まっすぐ進むとベッドルームですが、洗面スペースの前を通ってもベッドルームに行けます。

この構造、何か既視感があったのですが、ザ・リッツ・カールトン京都のラグジュアリーゲストルームとほとんど同じですね。

とりあえずまっすぐ進みます。右手にキングベッドで左手はテレビ、冷蔵庫などが置かれています。正面にはデスクとソファがあります。

ベッドの様子です。もちろん、床頭台にはUSBポートもありますし、海外の方用にマルチプラグが用意されています。

窓際には、ウェルカムスイーツですね。ありがたくいただきました。

デスクの上には筆記具、はがきなど。こちらにも電源が用意されています。

テレビの横にはキャビネットがあります。

キャビネットの一番下は冷蔵庫です。冷蔵庫には飲み物が詰まっています(もちろん有料)。冷蔵庫の右側の収納にはポットやアイスペールが入っていました。

冷蔵庫の上の収納もミニバーやコーヒーなどが収納されています。お菓子も入っていますが、2,000円也。手が出ません。棚の上にはコーヒーメーカーや無料のミネラルウォーターがあります。

入り口の方を振り返って、洗面スペースの方を見てみましょう。ベッドルームから窓と反対側を見ると、左手が浴室、右手が洗面スペース、左手奥がトイレ、正面がクローゼットです。

洗面台は2つあります。それぞれにせっけんが置かれています。

洗面台のボックスにはロゴ入りのアメニティが置かれています。

洗面台の下には、ドライヤーやタオルなどが収納されています。

トイレの様子です。便座の前に立つと、自動でふたが開きます。写真の奥の袋の中は、スペアのトイレットペーパーです。

バスタブは広く、2人以上同時に入ることもできそうです。枕もあります。ヘチマのタオルとソルト系入浴剤?が置かれています。

バスタブの外に体を洗うためにスペースがあります。シャワーもあり、固定式とハンドタイプがあります。いずれも水圧は良好ですが、スイッチがどこにあるかわかりにくくて探しました(シャワーと反対側の壁にあります)。浴室のアメニティもこちらに備えられています。

クローゼットの下の収納には、ホテルの紙袋がありました。

玄関には靴の収納などもありました。傘も立てかけられています。ちなみに、セイフティーボックスは、荷物置き場の下の収納にありました。

17:30~21:00にターンダウンサービスがあります。バスのタオルセッティングや、床頭台へのミネラルウォーターセッティングなどと、抹茶のリップバウムを提供していただけました。

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GoToトラベルの地域共通クーポンに関して

2020年10月から、宿泊料金の15%相当の地域共通クーポンがチェックイン時に配布されています。京都市は観光地なので、あちこちで利用できます。

ホテル内でも各種レストランで利用できますが、特に夕食は事前予約が必要でハードルが高めです。ホテル内のSPAでも利用可能です。ホテル内にショップはありません。

油小路通りにある蕎麦たつ市

ホテルから徒歩圏内(5分程度)にセブンイレブンがあり、地域共通クーポンが利用可能です。また、ホテルのすぐそばの蕎麦屋さん「蕎麦たつ市」でも利用可能です。

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ホテルの施設

フィットネスジム

ホテルの地下1階にフィットネスジムがあります。サーマルスプリングに向かう通路の手前(左側)にあり、やや暗めの場所にあるので、入り口を見落としやすいです。ルームキーで解錠して入ります。

比較的広いスペースです(鏡が多くて、あちこちに私の姿が映りこみ・・・ううむ消去!)。ひととおりマシンがそろっています。

冷蔵庫に冷えたミネラルウォーターがありますし、タオルなども用意されています。ザ・リッツ・カールトンのようにフードはおかれていません。更衣室は無いので、客室で着替えてから入室しましょう。土足制限もないですし、ジムの中にはスタッフはいらっしゃいません。

サーマルスプリング

地下1階のフィットネスジムよりさらに奥に通路を進んでいくと、サーマルスプリングの受付があります。サーマルスプリングとは、宿泊者だけが利用できる無料の温泉です。男女みなさん一緒に入れるように、水着で入ることになっています。

利用可能なのは7時~23時で、4歳~15歳は10時~16時だけ利用可能で、3歳以下は利用できません。チェックインが15時でチェックアウトは12時ですから、1泊2日だと子供の利用可能時間がかなり限られてきます。

コロナ禍の影響で、混雑を避けるための配慮がされています。客室のテレビで混雑状況がリアルタイムでわかります。利用する前には、客室から電話で利用可能か確認してから向かいます。

サーマルスプリング用の更衣室はありますが、客室で水着に着替えてから、バスローブを羽織って、スリッパを履いて向かっても構いません。帰りのために着替えを用意しておきましょう。

受付で部屋番号と体温を確認されます。更衣室は男女別で、受付時に更衣室内まで案内していただけます。更衣室内にはシャワー、タオル、バスローブ、ミネラルウォーター、トイレ、休憩スペース、パウダールーム、水着用脱水機など、一通りそろっています。

公式HPより引用

サーマルスプリング内の撮影は禁止なので、公式HPより画像を引用しました。最深部1mですから、4歳以上が利用可能なので、溺れる心配は少ないと思います。

見た目はプールみたいですが、温水ですし、雰囲気としても泳ぐのはためらわれます。ジャグジーもありました。プールサイドでゆっくりくつろぐのもいいかもしれません。

プールサイドにはミネラルウォーターとタオルは用意されていますが、浮き具類はありません。ドリンクやフードの販売などもありません。スタッフも常駐していません。プールサイドにトイレとシャワーブースがあります。

20分に1度程度、写真の真ん中より右側のように、一部分だけ水が降ってきます。

こちらのホテルの売りともいえる施設です。せっかく宿泊するのなら、是非とも体験しておきましょう。

その他

他にも、女性向けにSPAが体験できます(もちろん有料)。家族用にプライベート温泉もありますが、1時間15,000円(サービス料15%別途必要)となかなかのお値段です。

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まとめ

今回は2020年秋に利用した、HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクションホテル&スパの宿泊記でした。京都市の市街地ど真ん中に位置し、地下鉄駅から近く、京都観光の拠点として立地がすばらしいホテルです。

京都はホテルが少なく、宿泊費はコロナ禍とはいえ高騰しています。マリオットカテゴリー7になっていますが、カテゴリー8のホテルより高い値段設定になっています。次回の改定でカテゴリー8になることが想定されます。ポイント宿泊を考えられている方は、カテゴリー改定前に予約することをお勧めします。

次回はレストランなどの情報を中心にアップさせていただきます。

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