世界一周弾丸旅行記10です。今回はドバイの海岸沿いを順に巡っていきます。
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ジュメイラ・モスクを眺める
最初に到着した観光地はジュメイラ・モスクです。UAEでは数少ない内覧可能なモスクです。イスラム教にとってモスクは神聖な場所であり、観光用に解放されている建物は珍しいようです。ジュメイラ・モスクの場合、ツアー参加が必須で、集合時間が9時45分と決められていました。飛行機の到着が遅れていましたし、バスターミナルで迷ったので、参加は厳しいかもしれないと思っていましたが、なんとか滑り込みセーフでした。
モスクの周りは塀で囲われており、なかなか入り口を見つけられず右往左往です。ガイドブックにもそこまでは書かれていませんしね。モスクの前に案内所のような建物があり、そちらで受付になっていました。多くの観光客が受付に並んでいました。位置的にヨーロッパが近いため（世界一周航空券では中東は欧州扱いですよね）、ヨーロッパ系の方々が多く見受けられました。アジア系も少数はいましたし、日本語も聞こえてきました。
ーみなさん受付の建物に向かって進んでいきますー
当然ですが受付も案内もすべて英語です。受付を終えると、ビュッフェ形式の軽食をいただくことができました。アラビアンコーヒーと地元の食べ物らしいものをいただきます。味は特に違和感なくいただきました。朝ご飯代わりにちょうどいいです。
時間になると、モスクの中に案内していただけます。土足禁止のようで、靴を脱いでからモスクの中に入っていきます。自由に中を見てよいわけではなく、大きなホールのような場所に案内されます。30人ぐらいぞろぞろとガイドさんについていきます。ホールの中では、みなさん周囲の写真を撮影していました。
その後、ガイドの方がイスラム教やモスクの解説をされていました。でも、英語なんですよねえ。私のように英語のつたない者にとっては、苦痛以外の何物でもありません。
ときどき冗談などを言っていたのでしょうか、観光客のみなさんから笑い声もあがります。ごめんなさい、ぜんぜんわからないんです（笑）。まあ、聞き取れたとしても、難しい話だったようですが。あまり機内で寝ていないので、うっつらうっつら。ごめんなさい、ほとんど内容を覚えていません（泣）。
私は建物自体に非常に興味があるので、ひたすら写真を撮っていました。とにかく天井の装飾がきれいですね。
ようやくお話も終わって（解放されて）、建物から出ます。建物から出ると、すごい熱気にさらされます。モスクの中はエアコンが効いていたんですね。暑さにやられながら、バス停に向かいます。
ドバイのバス停は、ガラス張りで覆われており、中には椅子だけでなくエアコンが完備されています。ドバイの厚さは尋常ではないため、こういった暑さ対策も必要なようです。私は先ほど乗った8番ラインのバスに乗り込み、次に向かいます。モスクで一緒だった観光客の方々は、駅に戻るために反対側のバス停で待っている方が多かったです。
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ジュメイラ・パブリック・ビーチを散策する
バスに乗ってまずはリーダーにチケットをタッチ。リーダーがちゃんと反応しているか怪しかったので、もう一度タッチしたら降車扱いになってしまいました。まずいと思ったのですが、幸い声をかけられることなく済みました。悪いことをしたわけじゃないし、1日券なので特に問題ないと思われますが、少し焦りました。
ー車窓からの街並み風景を撮影してますー
8番ラインのバスは海岸沿いの道をひた走ります。遠くに窓からひときわ高い建物がみえました。世界一の高さを誇る建造物「バージュ・カリファ」ですね。少し距離があるため見上げるとはいきません。
そのままバスに乗り続け、向かったのがジュメイラ・パブリック・ビーチ。ガイドブックにもバスマップにも、降りるべきバス停は書いていません。ビーチらしき景色を遠目に見て、慌てておりますが、停留所を一つ行き過ぎたかたちになり、炎天下の中をバス停一つ分歩いて戻ります。
夏のピークを過ぎたとはいえ、最高気温40度に迫ろうとする暑さで、非常に乾燥した砂漠気候の中です。自覚はしていませんでしたが、体から急速に水分が失われていました。
多くの観光客が海水浴を楽しむリゾートビーチです。真っ白の砂浜に青い海が美しく映えます。この暑い中で海水浴をするのも酔狂な話ですが、ビーチを見るだけの団体バスも見うけられ、海水浴2割、観光8割といったところでしょうか。アジア系のツアーの方が多かったですね。
このビーチのうりは、「バージ・アル・アラブ」と呼ばれる超高級ホテルをバックに写真をとることができることです。バージ・アル・アラブは宿泊客でないと入れません。
レストラン利用でも入れるらしいですが、一人で入っていくのは心理的に厳しいです。建物の形が特徴的で、ドバイの観光名所の一つになっています。高さ321mでエッフェル塔より高いらしいです。
ということで早速写真を撮影します。とまあいろいろしていると、非常にしんどくなってきました。暑さから逃げるようにバス亭に向かいます。
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