【弾丸旅行世界一周旅行記11】ドバイ観光3-灼熱のドバイー

ドバイ観光を始めて3時間が経過しました。ジュメイラ・モスクからジュメイラ・パブリック・ビーチを眺め、再びバスに乗り込みます。次の観光地を目指します。パーム・ジュメイラ周辺を走ります。

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ニュー・ドバイを眺める

8番ルートのバスはドバイの海岸沿いを走り、ジュメイラ・ビーチ・ホテルの前を通って、パーム・ジュメイラ周辺に至ります。

―ジュメイラ・ビーチ・ホテルー

パーム・ジュメイラはヤシの木(パーム)状に埋め立てて造成された、前長5km以上のリゾート人工島です。いろいろな紀行番組で紹介されているので、ご存知の方は多いかと思います。このパーム・ジュメイラ周辺一帯をニュー・ドバイといいます。バスのルートはここで内陸部に入っていきますので、パーム・ジュメイラには近づけません。車窓から、人工島の建物群だけ眺めることができました。

本当はパーム・ジュメイラに向かおうと思っていたのですが、ある予約の都合があり、時間があまりありません。パーム・ジュメイラに向かうと時間がかかりますし、パーム・ジュメイラの人工島内に入っても行くあてがありません(人工島内のホテルに宿泊するなら別ですが)。バスの最終到着地はイブン・バトゥータ駅なのでこのまま乗り続けても駅に着きますが、市街地からはずいぶん遠ざかってしまいます。なので、途中で下車して近くの駅まで歩くことにしました。

地図上では歩くと10分程度、バス1区間程度です。ガイドブックの地図を見ながら駅を目指したのですが、1km程度歩いたところで、道はあるけど歩道が途切れてしまいます。

「え、どう考えても進めないけど・・・」おそらく高速道路に入ってしまいました。どうやらドバイの高速道路は一般道との境目が明確ではないようです。そのまま進むわけにもいかず、今まで来た道をすべて引き返すことに。バスを降りた地点まで戻ってさらに1km程度歩いたところで、ようやく駅に到達です。

炎天下の中1時間近く歩いたことになり、非常に気分が悪くなってきました。脱水状態であることは間違いありません。駅のスタンドで水を大量に買い込み、とりあえず1L程度一気飲み。自分でも不思議でしたが、こんなに水分を一気に飲めるものですね。とりあえず少しは落ち着いたので観光再開です。教訓として、ドバイの暑さと乾燥はあまく見てはいけないということ。10分以上外気に触れれば、それだけで熱射病の危険があります。

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バージュ・カリファへ

ドバイ・インターネット・シティ駅からメトロレッドラインに乗ります。メトロですが、高架の路線でドバイの街を走っていきます。ついた駅はバージュ・カリファ/ドバイ・モール駅です。そこから長い歩道があり、ドバイ・モール方面に続いていきます。

ドバイは砂漠の中にあるため、農業や林業は不可能です。石油の輸出が主な収入源になりますが、いつかは枯渇することを予期しており、現在はリゾート地への特化を目指しているサービス産業の街です。いくつかのショッピングモールがありますが、その中で最大のものがドバイ・モールです。

ドバイ・モールには世界的に有名なものが二つあります。1つはモールの中に配置され、巨大な一枚硝子で覆われてその大きさがギネスブックに登録されている「ドバイ水族館」で、もう一つは地上828mの高さで世界一の高層建築物としてギネスブックにも登録されている「バージュ・カリファ」。オイルマネーで豊かな国ですから、なにかと規格外の大きさです。

ドバイに来て一つ見ておこうと思ったのは、世界一ゴージャスとうたわれているスターバックスです。ドバイ・モールの中をとにかく探しました。実はドバイ・モールにはスターバックスが3つもあり、どれが噂のスターバックスかわからないため順番に見て回ります。先ほど炎天下で干からびたばかりの体には、巨大なモールを歩き回るのは酷な話です。結局、見つからず。後日わかったのですが、噂のスターバックスは、近くのエミレーツ・モールにあったそうです。

ーこちらは普通のスターバックスですー

スターバックスはとりあえず諦めて、バージュ・カリファに昇ることにします。ドバイ・モールに隣接したこの建物の入り口は、ドバイモールの地下1階です。このトラップに引っかかり、直接バージ・カリファに入ろうと試みて引き返す羽目になった旅行客は数知れずといいます。私は前情報である程度知っていたのですが、それでも迷いました。バージュ・カリファの入場時間を予約していたので、かなり焦って歩き回り、ようやく入場口を見つけて受付をします。

予約番号を提示して受付をしようとすると、「IDを提示してください」と言われました。ID? なんのことだろう。そのときの私はプチパニックに陥りましたが、ようは身分証明証の提示が必要と言うことです。「運転免許証でもいいですか」「国際免許証でないとだめです」あ、そうなの。「じゃあ、パスポートで

―受付直後にあった、バージュ・カリファの模型ですー

海外で人前でパスポートを取り出すのは少しリスキーですが、やむをえないですね。あまり知識がないので知らなかったのですが、海外の観光地ではパスポート提示を求められることが頻回にあります。常に携帯しておく必要があります(バージュ・カリファに入るのにパスポートがいるなんで、どこのガイドブックにも書いてないぞ!(怒))。

さあ、いよいよ、バージュ・カリファにのぼります。

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