【弾丸旅行世界一周旅行記15】ドバイ空港の第1ターミナル

オールド・ドバイを一通り観光し、時刻は17時です。私が次に乗るフライトの出発が22:50発なので、時間に余裕がありましたが、疲労で限界にきていたので空港に戻ることにしました。パーム・ジュメイラに足を踏み入れず、エミレーツ・モールも顔を出していませんが、ガイドブックに掲載されている有名どころはほとんど訪れたと思います。

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ドバイ空港第1ターミナル

アル・グバイバ駅からメトロのグリーンラインに乗り込み、ドバイ空港に戻ります。入国は第3ターミナルでしたが、出国は第1ターミナルです。メトロの駅も一つ手前で降ります。

第1ターミナルは古くからあるターミナルだけあって、外観もチェックインロビーも年季が入っていました。第3ターミナルとの差は歴然としています。第3ターミナルはエミレーツ航空が独立した専用ターミナルで、その他のレガシー航空会社はすべて第1ターミナルに集約されています(カンタス航空だけ第3)。それなのに、コンコースの規模やゲート数は3:1で第3ターミナルの方が大きく、ハブ空港とはいえエミレーツ航空の資金力に驚かされます。

一応第2ターミナルというのもあって、エミレーツ航空傘下のLCCフライ・ドバイ専用のターミナルです。ただ、第2ターミナルにたどり着くにはタクシーしかなく、陸の孤島状態です。
空港に着き、チェックインしようとカウンターを探しました。古いですが多くの航空会社が乗り入れているため非常に広いチェックインロビーで、またも疲労が蓄積。しかし、目的のカウンターは見つかりません。

「どこへ行けばいいんだよー」と疲れもあり、ややパニック状態に。後で知ったのですが(これが常識みたいですが)、航空会社にとってハブ以外の空港では、自社のスタッフがチェックイン作業をしているわけではないことが多いようです。チェックイン作業は地元の航空会社や空港のスタッフに委託しているため、チェックインカウンターが常設されていないことがあり、チェックイン開始は搭乗開始の2、3時間前になります。私が搭乗する予定の飛行機のチェックインはまだ開始されていなかったようでした。

電光掲示板を見つけて確認すると、チェックイン開始とは書かれていないかったので、ようやく待つしかないことに気づきました。ネットで航空会社のホームページを見ると、オンラインチェックインができると書いてあったので、スマホでチェックインします(空港では無料WiFiが飛んでいるので、スマホが使えました)。その後、荷物を預ける必要があることに気づき、やっぱりチェックインカウンターのオープンを待つことになりました(間抜けですね)。早く空港に着きすぎるのも良くないようですね。とりあえず時間つぶしにフードコートに向かいました。

第1ターミナルには非常に老朽化したフードコートがあり、館内も節電のためか薄暗く、店舗も3分の1は営業していないようでした。過疎化した街のショッピングセンターみたいなものでしょうか。第3ターミナルはもっとゴージャスなんでしょうね。アイスコーヒーとプラスティックの入れ物に入ったフルーツを購入し、椅子に座ってこれらを口にしながらのんびり待つことにしました。

すると多くの荷物をカートで押しながらやってきた見知らぬおばちゃんに、たぶん英語で話しかけられましたが(荷物を見てくれと言ったのでしょう)、私は本気で理解できなかったので何度も聞き返すと、おばちゃんは手に負えないという風に去っていきました。海外では赤の他人の荷物を預かるとトラブルに巻き込まれることもあるらしいので、結果的に正解ですね。

フードコートでの時間つぶしも限界がきたので、土産物を眺めに行きます。金製品などもありましたが、買えるわけがありません。職場へのお土産のお菓子を少々購入しました。UAEでは食品加工業が発達しているわけではないのでしょうか、販売されているお菓子はアラビア語で書かれていますがUAE産ではありません。なぜかメイドインポーランドが多かったです。

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ワンワールドルビーの資格を利用する。

そんなこんなで2時間ほど時間を潰すと、ようやくチェックインカウンターが設置されました。チェックインカウンターは10人ほどの待ち列ができていました。私はJALのクリスタル会員になっていたので、ワンワールドに所属する航空会社では「ルビー」のステータスになります。ルビー特典でビジネスクラスカウンターでチェックインできます。せっかくの特典なので有効利用させていただきました。

今回の旅行はファーストクラス世界一周旅行です。ファーストクラスに乗るなら、そもそもチェックイン時の優待は自動的についてくるはずですが、なぜルビー特典を利用したのでしょうか。実は、私はこれから日本に帰る予定になっていました。今から乗るのはキャセイパシフィック航空の香港行きです(旅行記8にも書いています)。香港経由で日本に戻ります。

今回は秋の3連休を使って旅に出ていました。3日間では世界一周はできません。そのため、世界一周を2分割してすることにしました。世界一周旅行はドバイでいったんストップして、ドバイで数か月滞在しているかたちにします。そして、ドバイ発日本行きの往復航空券を別切りで購入し、日本に帰ります。後日、世界一周旅行を再開するために、ドバイに戻ってくる予定です。

キャセイパシフィック航空のカウンターで、私の胡散臭い英語でなんとかチェックインします。英語のできる人間にはわからないかもしれませんが、英語で細かいことを確認をするのは非常に勇気と努力が必要です。「預入荷物は関西空港までスルーしますか」「香港で観光のために空港から出れますか」何とか通じたようで、両方とも可能との返事を頂けました(具体的に何と言われたかは覚えていません)。

保安検査場や出国審査場もそれなりに並んでいました。出国審査は入国の時と異なりスムーズでした。そして出発のコンコースDに移動します(コンコースA~Cは第3ターミナルに連結)。

※空港での写真が極端に少ないのは、トラブルを回避するためです。空港は保安のために撮影禁止になっているケースが多いので、絶対大丈夫と確信できる場所以外は撮影していません。空港でむやみに写真を撮影すると逮捕されることがあります。皆様もお気を付けください。

次は、ドバイ空港コンコースDのラウンジです。

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