【弾丸旅行世界一周旅行記33】バルで昼食、優雅なティータイム?

バルセロナの3日目の午前中は散々でした。おかげでお腹が空いてきました。一人旅で食事を調達するのは非常に難しいので、前日は昼食抜きでしたが、この日は一大決心をしました。

スポンサーリンク


バルに食事を堪能

カタルーニャ鉄道の始発駅はその名もカタルーニャ。カタルーニャ広場の地下にあります。ということで、カタルーニャ鉄道でカタルーニャ広場まで戻ってきました。そちらから地下鉄を乗り継いでサンツ駅へ。12時すぎにバルセロ・サンツ・ホテルに戻ってきました。

疲れたのでホテルでくつろごうと思ったら、ちょうど清掃を始めるところみたいです。ゆっくり休めそうにない(むしろ、出ていけオーラが漂っていた)ため、やむを得ず再び街中へ向かいます。午前中に歩き回り、昼過ぎになったため、空腹感が襲ってきました。このまま夕まで耐えるのは私には困難。そこで一大決心をしました。

昼食をとるためにバルに飛び込むことにしました。ゴシック地区の大通りから少し入った路地にある小さなバル「Nou Celler」。一応、思いつきではなく、前日のツアーガイドさんに「パエリアが一人前から注文できるよ」と勧められてはいました。名刺もいただいて、場所もわかっていました。

こじんまりとした入り口を入っていくと、カフェか食事かを尋ねられました。食事にすると答えると奥の方の席を案内されました。カフェなら手前の方に席があったようです。さらに奥にも扉があって、裏口の方からも入店できるようです。

―前に座った方もひとりで食事をとってらっしゃいました―

前情報では日本語メニューがあるとのことでしたが、「日本語メニューいただけますか?」「日本語はないよ、英語ならあるけど」。前情報と違うんですけど。

―このえびは高かった~ー

入った店のスタッフはみんな英語がペラペラ。悩んでたのが嘘みたいに、スムーズに注文できて料理がでてきました。問題は、私の英語の語彙力の無さで、英語メニューを見てもいまいちわかりません。「イベリコ豚ありますか?」「ああ、ハムね」と生ハムはゲット。メニューでわかる英単語がエビだけだったので、一緒にエビも注文しました。

―ハムとおすすめされたバケットと共に―

飲み物も注文します。1杯目はアルコール。2杯目は、桃ジュースがスペインではメジャーなソフトドリンクらしいので、それを注文しました。

注文を終えてから待っている間に、パエリアの注文を忘れていたのに気づきます。注文した品を一通り平らげると、店員さんがデザートを勧めにきてくれました。

そこで「パエリア食べたいんだけど」と頼んでみると「OK」。なんとかなるものです。私たちのイメージするパエリアよりも米に芯が残っていますが、美味しかったですよ。

―クリームブリュレは想定していたより大きかった―

最後にデザートまで頼んで、満喫して退店しました。

―コーヒーもいただきます―

いい感じにほろ酔い状態で、満腹感もあるため幸せ気分です。

まだまだ時間がたっぷりあります。この時期、街はクリスマスモードですが、夜のイルミネーションをみたかったので、それまで時間つぶしが必要です。街の中心部の観光はほとんど終えていたので、ガイドブックの隅にあるようなスポットを巡ります。

スポンサーリンク


グラシア通りでお茶。でもマクドナルド(笑)

バルはゴシック地区にあったので、まずはゴシック地区周囲の観光地を巡ります。

画家で有名なピカソの美術館があります。ゴシック地区の中でもかなり奥まった場所にあり、詳しい地図がないとたどり着けません。青年期のピカソはバルセロナで過ごしたそうですね。私は絵にはあまり興味がないのですが(笑)、なんとなくピカソ美術館に足を踏み入れます。やはりといいますか、感動は得られませんでした。これは、好みの問題ですからねえ。

細い路地を歩いていくと、サンタ・カテリーナ市場があります。

営業時間終了間近で閑散としていました。さらに細い路地を歩いていくとカタルーニャ音楽堂の前に出ました。昨日も見ましたが、違う角度から眺めます。

ゴシック地区の大通りを、車に混じって馬車が走っていました。観光用でしょうか。

ゴシック地区を出て、グラシア通り周辺を山手に向かって歩いていきます。ノルマをこなして歩いているだけのような感じですね。

まずは、カサ・カルベット。これも、ガウディの作品です。カルベッドさんに依頼されて設計したそうです。

クアドラ・男爵邸(でいいんですよね)。カサ・アマトリョーを設計した、カダファルクさんの作品らしいです。ガウディさんのライバル的存在ですね。ただ、駆け足で眺めて回ったので、あまり印象がなくって。

ラス・プンシャス集合住宅。こちらもカダファルクさんの作品です。これらの建物はガイドブックに掲載されているので外観をみて回ってます。いかんせん、デザイン的な眼が養われいないので、周囲の建物との違いが理解できてません。

グラシア通りには、歩道上にカフェやレストランがたくさんあります。それらを眺めていると、カフェ休憩をしたくなってきました。でも、どうすればいいかわかりません。そこで見つけたのがマクドナルド(笑)。ここならシステムがわかります。

カサ・バトリョの前にあるマクドナルドのオープンテラスでアイスコーヒーとマカロンを注文し、ゆっくりくつろぎながら日が暮れるのを待ちます。グラシア通りの人や車の往来を眺めながらのんびりするは最高ですね。

そうやって時間を潰していると、17時には日が落ちてきました。と同時に、非常に寒くなってきました。そういえば冬ですもんね、いくら温暖な地中海に面しているとはいえ、オープンテラスは寒いに決まってます。

―カサ・バトリョの夜景ー

手早く、カサ・ミラやカサ・バトリョのあるグラシア通りのライトアップを写真におさめました。私なりに満足してホテルに戻ります。

―カサ・ミラの夜景ー

こうしてバルセロナの3日目は終了しました。

スポンサーリンク



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする