【弾丸旅行世界一周旅行記32】グエル公園へ

バルセロナの2日目を終えて、3日目に突入します。この日はまず、グエル公園を目指します。

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グエル公園を目指して

バルセロナ3日目を迎えました。昨日と同様に、7時頃から朝食をいただきます。夜明けが8時前なので、まだ周囲は暗いですが、さっそく観光に出かけます。

地下鉄とバスを乗り継いでグエル公園に向かいます。道路工事のため、バスがルートマップと違うコースを走り始めました。どこを走っているかわからなくなって悩んでいると、同乗したおばあさんがカタルーニャ語?で話しかけてきます。さっぱりわからないんですが、グエル公園に行くのは理解していただいたようです。おばあさんは途中で下車しました。

私が観光客であり、降りるバス停で悩んでいるのがバス後方の他の乗客にばればれの状況になっていました。バスの中は幼児とその父母がたくさん乗車していました。

そんな中、お子さんを2人つれたおばちゃんが英語で話しかけてくださり、降りるバス停で教えてあげると言ってくれました。そのおばちゃん、間違いなく私より英語ペラペラです、すごい。

グエル公園前のバス停の名前は「Park Guell」、そのままでした。しかも、バスに乗っていた乗客のほとんどが降りていきます。みなさんグエル公園に行くのではなく、グエル公園の敷地内にある幼稚園に向かっていきます。世界遺産中の幼稚園ですか、すごすぎます。

グエル公園は9時からの予約のチケットを取っていましたが、受付で手渡したとき、「この予約番号は旅行会社側の者で、公園側で発行した予約番号必要です」といわれました。Webで予約したのですが、グエル公園公式サイトではなく、旅行会社(なぜかアメリカの会社)を通した予約だったようです。購入した時のWebサイトの雰囲気からおそらくそうだと思っていたので、特に驚きませんでした。

あとでわかったのですが、日本を出発したあとに旅行会社からメールで予約番号をおくってきていたようです。海外でメール確認ができなかったわけではありませんし、Mobile WiFiを持ち歩いていたので、スマホも使える環境にありました。ただねえ、海外の街中で、Mobile WiFiを立ち上げて、スマートフォンの設定をして・・・なんて、本当に面倒ですし、時間もかかります。そんなにむちゃくちゃ高い値段でもありませんし、「わかりました、新しいのを売ってください」と言って、通常チケットを購入しました。

そもそも、入場待ちの列もなかったですし、時間指定して入場する予約券を持っているメリットがまるでない状態です。本当に失敗しました。

バルセロナの街を見下ろす丘の中腹に位置するグエル公園、こちらもガウディの作品です。もともと住宅地に開発する予定だったそうですが、分譲したところ買い手がつかなかったため、公園にしたそうです。

まずは公園の中央にある階段を上っていきます。

有名なとかげくんですね。

上にいくと、柱がたくさんの建物があります。

左手に進むと、広場があり、街を見下ろす展望スペースになっています。ガウディらしい曲線の多い構造になっていました。

サグラダ・ファミリアも見えます(わかります?)。まだ夜明け直後なので、朝日がまぶしいです(逆光ですみません)。

ごつごつした柱が続く通路を通って降りていきます。

グエル公園のショップもクリスマスモードですね。

1時間くらいかけてグエル公園を散策しました。このあとは特に予定がない状態です。前日に頑張りすぎて、ガイドブックに載っている観光地はほとんど行きつくした感があります。少し郊外ですが時間の余裕があるため、バルセロナの街を見下ろせる山の上の教会「ディビダボ」に向かうことにしました。

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失敗を繰り返してバルセロナの街を彷徨う

グエル公園からふもとまで歩いて下り(バスもあるのですが、待ち時間がもったいなかったので)、へネラル・ミトラ通りにでました。この通りを走るバスに乗り込みます。地図を見ながら降りるタイミングを見計らいますが、バス停名もわからないので、うまくいきません。

結局、目的のバス停から約半分の距離で降りてしまいました。チケット代がもったいないので残りは歩くことにします。当然ですが、疲労が溜まっていきます。

さらに不幸は続きます。エル・プチェット駅でカタルーニャ鉄道に乗る予定だったのですが、目的とは反対行きのプラットホームに降り立ってしまいました。この駅は地下駅で、逆のホームに行くにはいったん駅からでないといけません。ホームから出るとその分チケットを消費してしまいます(T-10チケットが使えます)。もったいないので、逆方向へ乗り換えができるまで10分程度の乗車し、また引き返してきました。いろいろミスの積み重ねで時間がもったいないことをしています。

カタルーニャ鉄道の終着駅はAVINGUDA TIBIDABO駅で、地下駅でした。プラットホームから地上に出ます。地上にでると青いクラシックな路面電車「ブルートラム」があり、丘の中腹まで向かうことができる予定でした。ところが閑散期なので平日は運休。そんなことガイドブックに書いてないよ~。残念ですが、代行でバスでが運行されていたので、そちらに乗り込みます。

―運休中のケーブルカーの駅―

バスは山の上の教会に登っていくケーブルカーの駅に着きました。そして私は、ここでとどめを刺されました。ケーブルカーはオフシーズンなので午後13時からでないと動かないという衝撃の事実。今の時間は11時前です。何もない場所で、2時間以上待っているのは苦痛をとおりこして無理です。悄然と引き返しました。

―丘の上から街を見下ろします―

バスに乗って引き返し、カタルーニャ鉄道の駅に戻りました。そこで更なる悲劇が発生します。ずっと使っていた「T-10」チケットですが、まだ7回ぐらいしか使っていないのに、なぜか「使用期限切れ」と機械に印字されてしまいました。私の語彙力で駅員さんにクレームを言うのはかなり難しいので(私は英語ですらほとんどダメなんです・・・)、諦めて別のチケットを購入します。これなら、最初から乗り放題チケットを購入したほうが安く済んだでしょう。もう、さんざんでした。

さてそろそろお腹が空いてきましたね。

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