羽田空港から海外へ。NH203便ビジネスクラスに搭乗してフランクフルトに向かいます。前回の記事で機内に乗り込んだので、今回は機内でのサービスを中心にアップしていきます。
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ビジネスクラスで迎える朝
深夜発のこのフライトでは、夕食はありません。ビジネスクラスなので、希望すれば軽食を提供されます。私は早々に寝落ちしてしまったので、注文はしていません。
ビジネスクラスのアメニティは、「NEAL’S YARD REMEDIES」というイギリスのブランドです。ブランドのせいではないと思いますが、他社のビジネスクラスより少し見劣りする印象ですね(あくまで私の私見です)。公式ホームページに載っていたポーチは良さそうでしたけどね。JALのビジネスクラスのアメニティケースの方がちょっとカッコイイと思います。
途中で気流が悪いせいか目が覚めました。お茶のグラスが水のペットボトルに変わっていました。夜食や飲み物のメニューもおかれていましたね。いつの間にって感じです。でも、眠かったので、そのまま睡眠継続です。
ーフルフラットのビジネスクラスシートですー
フルフラットなので、苦痛を感じることなく眠ることができます。フライト時間は11時間半もありますが、大半は眠っているので、あっと言う間にヨーロッパに入っていました。
ー窓の外がうっすら夜明けをみせはじめましたー
到着2時間前、フィンランド上空あたりにさしかかり、窓の外が少し明るくなってきたころに朝食が出てきました。和食と洋食が選べたのですが、和食があまり好みではなかったので、洋食を選びました。この選択は正しかったと思います。オムレツが好きなんですよね。
朝食を終えると、飛行機は着陸態勢に入りました。朝が早いので、フランクフルトはまだ真っ暗です(北欧は夜明けを迎えていたようですが、ドイツはまだ夜なんですね)。
私が乗った飛行機は、順調に降下し、フランクフルト空港に着陸しました。着陸してからゲートまで時間もかからずスムーズです。ファーストクラスに続いて、ビジネスクラス客が降機の誘導をされます。エコノミークラスには多くの方が搭乗しているので、早めに入国審査に行けるのはメリットですね。
入国審査には全く列はできておらず、審査は一瞬で終わり、到着フロアにでました。この時点で現地時間の朝5時30分です。そういうと朝早くてつらそうですが、日本時間にすると12時を回っていますから、十分睡眠はとれています。すでに日の出を迎えており、外は明るくなっていました。
次の便の出発は21時なので、それまでドイツ観光です。荷物が多いと邪魔なので、チェックインして当面いらないものは機内に預けてしまいましょう。
ビジネスクラスチェックインカウンターを探します。次の便はルフトハンザ航空の運航です。フランクフルト空港はルフトハンザのハブ空港なので、いつでもカウンターが開いています。ハブ空港だけあって、すごい数のルフトハンザ航空カウンターがあるのですが、すべてエコノミーと書かれています。
どこだー、ビジネスクラスーと、うろうろ。かなり端の方に見つけました。早朝なのでエコノミー受付も混雑していないため、むしろビジネスクラスのチェックインカウンターを見つけるのがストレスですね。
「チェックインできますか?早すぎるけど」
「ビジネスクラスですね。OKです」
ということで、チェックイン可能でした。
「ビザ持ってますか?」
「え、いらないはずでは・・・」
次に向かう国はビザが不要のはずです。
「いえ、シドニーに立ち寄りますよね」
ずいぶん先の行程の話が突然出てきました。たしかにオーストラリアに立ち寄るので、ETASが必要です。
「ETASは取得しています。番号はこちらです」
とETASの番号を見せました。
「OK。じゃあ荷物を出して」
「これです」
預けるのはちいさなリュック一つです。
「え、これだけ!」と笑われてしまいました。まあ、確かに少ない量なのですが、持って歩くとしんどいです。
「じゃあ、これチケットね」
次のフライトとその次のフライトのチケットを渡されました。
さあ、ドイツ観光に向かいます。
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近郊線Sバーンに乗ってマインツへ
さて、ドイツ観光に向かおうと思います。フランクフルトはライン川沿いにあり、私のドイツ観光のテーマはライン川観光です。ライン川クルーズ船の出発点はマインツになります。
マインツはサッカーファンにはちょっと有名な街です。2018年7月27日までサッカー日本代表の武藤選手が所属していた、ブンデスリーガのチーム「マインツ」があります(2018年10月現在、移籍してプレミアリーグのチーム所属です)。
ーフランクフルト空港からSバーンのホームへー
マインツに向かうにはDB(ドイツ鉄道)近郊線Sバーンに(S8)に乗る必要があります。ホームは地下1階、エスカレーターを下っていきます。
DBは改札口がないですが、きちんと切符を購入しないと罰則があります。切符を買おうとしましたが、マインツがどうしても出てきません。とりあえず必要な金額はわかってますから(DBの公式サイトで調査済み)、同じ価格のチケットを購入します。
Sバーンは、日本でいうJRのアーバン路線のようなものですが、S8の電車は30分に1本しか来ません。どれくらい待つのかなあと思いながらホームに行くと、いきなり電車が来たので飛び乗りました。
席は8割埋まっています。妙にテンションの高いにいちゃん~おじさん(みんなタトゥーあり)たちが多かったので(始発まで飲んでたのかなあ)、あまり近づかないように立っていました。マインツまで約30分、車窓を眺めながら過ごしました。
ーHauptbahnhofとは中央駅という意味です。ドイツの街にはどこでも中央駅がありますー
マインツ駅に到着しました。
天気は曇り空で、真夏だというのに半袖では肌寒いです。マインツの駅前を見て最初の印象は「きたないなあ」。ペットボトルなどのゴミが道のいたるところに落ちているんです。中には、パジャマなんかも。町全体は整然と落ち着いた印象なので、そのギャップが残念でした。
ーマインツの駅前の様子ー
街のシンボルはドーム「大聖堂」です。ドイツのほとんどの街には大聖堂があり、シンボルになっています。とりあえずドームを見に向かいます。バスやトラムもありますが、ガイドブックには乗り方が書いていなかったので、さっさと諦めました。歩けない距離じゃないですし、なにより時間がたくさんあったので、のんびり散策です。
ちなみに、サッカーチーム「マインツ」のスタジアムは、駅からドームやライン川方面とは逆に向かう必要があります。今回の旅行は時間に追われているので、残念ながら諦めました(この時期はまだ、武藤選手はマインツ所属でした)。
ーマインツの街中にはトラムが走っています。歴史が感じられる街並みがつづきますー
駅前からシラー通りをしばらく歩くと、シラーの銅像がありました。ドイツを代表する詩人で、私も聞いたことのある名前ですね。その前の広場をシラー広場と言います。シラーとマインツ間にどんな関係があるのかは知らないです(ちょっと調べてみたけれどわかりませんでした)。
ーシラーの銅像ー
ーシラー広場の噴水ー
その先にはヨハネス・グーテンベルクの銅像があります。グーテンベルクは活版印刷術の生みの親でマインツ出身です。マインツの英雄ですね。
その先に、マインツで最も大きな劇場があります。劇場はドームの真ん前です。
朝早かったので大聖堂(ドーム)には入れません。
ドーム前のマルクト広場では朝市が開催されていました。
果物や野菜が多く置かれていて、華やかですね。買っても持って帰れないので、鑑賞だけさせていただきました。
マルクト広場の裏側に向かうと、グーテンベルク博物館があります。
博物館も、大聖堂も、朝早いため中に入ることができませんでした。
さらに歩くとライン川に至りました。
ライン川には2隻の船がありました。これから私が乗ろうとしているライン川クルーズの船です。「乗船前にチケットを購入しましょう」と書かれていました。
近くにチケット販売所のような建物がありますが、人影が見られません。まだ早すぎたのでしょうか。
さて、無事ライン川クルーズ船に乗ることができたのでしょうか。正解は次回につづく・・・。
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