【世界一周2018弾丸旅行記12】ブエノスアイレスエセイサ空港とスターアライアンスラウンジ

日本のほぼ真裏に位置するアルゼンチン。そのアルゼンチンの首都ブエノスアイレスの国際空港であるエセイサ(ミニストロ・ピスタリーニ)国際空港の模様をお伝えできればと思います。

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エセイサ国際空港へ

12時過ぎに、ブエノスアイレス市内のレティーロ駅前にあるレオン社バスターミナルに戻りました。建物の中は暖かく、冷え切った体が生き返りました。ロッカーのカギを渡して荷物を受け取り、空港行きのバスに乗り込みました。

バスの中はガラガラでした。この時間帯に空港に向かう人は少ないのでしょうか。市内に来るときのバスは満席でしたから、ギャップが大きいですね。シートが古いわけではないですが、相変わらず清掃が行き届いているわけではなく、手でちょっと椅子の上のごみを払ってから座ります(ほぼすべてのシートが同じ感じです)。

ーエセイサ空港ターミナルC-

バスに揺られて40分、エセイサ空港に戻ってきたのは13時過ぎです。エセイサ空港では、ほとんどすべての国際線がターミナルAから出発で、デルタ航空やアルゼンチン航空などのスカイチーム系はターミナルCから発着します(Bは改装工事中でした)。スターアライアンス世界一周中の私は、当然ターミナルAですね。

ー改装中のターミナルB-

フランクフルトでルフトハンザ航空のチェックインをした際、ブエノスアイレスからのフライトの搭乗券も手渡されています。荷物を預けないのなら、チェックインは不要ですね。

これから搭乗するのはニュージーランド航空ですが、ニュージーランド航空にとってブエノスアイレスはアウェイなので、おそらく搭乗の3時間くらい前にならないとチェックインカウンターはオープンしません。それまでずっと待っているのは苦痛なので、ちょっと荷物は多いですが、出国手続きをしてしまいましょう。

コンコースに向かうと、まずは搭乗券の確認がありました。といってもバーコードを通すだけです。その先にパスポートコントロールがありました。出発は深夜24時過ぎなので、チケットには翌日の出発日が記載されています。「出発は明日?」「ええ、今夜です」「でも明日だねえ」係員の人は何か引っかかったのか、確認に行ってしまいました。3分ほどすると戻ってきて「待たせてすまない、どうぞ」とのことで、別に問題はなかったようです。入国時と同じく、写真を撮影して右手親指の指紋を採取して手続き終了です。

セキュリティチェックは通常のX線検査でした(一応、全身検査の機械もおいてましたが、使わないのですかねえ)。1か所しか稼働していなかったですが、混雑もしていませんでした。ペットボトルの水を持っていたので、「捨てたほうがいいよね」と聞くと「このままでいいよ」とのことで、持ったまま進めました。国際線の場合、持込荷物には水分100mL制限があるはずですが。

出発コンコースに入りました。搭乗時刻まで10時間程度残っています。お腹も空いてきましたし、こういうときこそラウンジですね。結局、アルゼンチンに来てから全く両替をせずに済ませてしまいました(コンコースでお土産を買ったのですが、こちらもカード支払いです)。

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エセイサ空港スターアライアンスラウンジ

エセイサ空港ターミナルAには、スターアライアンスラウンジがあります(スターアライアンスの公式サイトではターミナルBになってますが、2018年現在、そんなターミナルはこの世にありません)。その名の通り、スターアライアンス系航空会社の顧客用ビジネスクラスラウンジです。

ー3つのラウンジがまとまってあります。階段を上っていきますー

プライオリティ・パスも利用可能です。プライオリティ・パスの公式サイトでは、午後10時~午後2時までの間で3時間に限り利用可能と書いてあります(そして、なぜかターミナルBにあると記載されています・・・)。

ー階段を上がってすぐにLATAMのVIPラウンジがありますー

今回はビジネスクラスに搭乗するので、問題なく利用できますね。堂々と10時間使わせていただきましょう。出発フロアから1つ上のフロアにラウンジはあります。

ーアメリカン航空のアドミラルラウンジもありますー

ワンワールド系ラウンジの脇にある細い通路を進むと突き当りにあります。

「23時までしか使えないけどいいかい」確かに、ラウンジの紹介には23:59までが営業時間になっています。搭乗する予定のフライトは搭乗時間が23:55なので、すこしラウンジ外で待つ必要がありますが仕方ありません。

ラウンジの中は、木製のインテリアが豊富に使われた、デザイナーズマンションか、バリのホテルかと思うようなおしゃれな雰囲気です。今まで私が体験したラウンジの中で、もっともおしゃれだと思います。

一部の席がファーストクラス客用にリザーブされた札が置かれていました。この札は16時頃にはなくなっていました。ラウンジ内のほぼすべての席に電源が設置されています。便利で居心地のいいラウンジです。トイレは全て男女兼用の個室タイプが4部屋ほどあり、少し広めで洗面台もあるため、身だしなみを整えるのに便利ですね。

食事はホットミールが2種類しかなく少なめですが、しっかりビーフの煮込み料理と、日本人好みのライス料理が(といってもやはり外米ですが)あり、おいしくいただけました。

ー丸いお菓子はアルファホールというアルゼンチンの有名なチョコレート菓子ですー

食事を終えると、フライトに備えてシャワーを浴びたくなりました。ネット情報だと20USドル必要との体験談を見たことがあります。どうなのでしょうか。受付の方に訊いてみます。「シャワー浴びたいんですけど、可能ですか?」「今ですか?いいですよ」あっさりOKでした。もちろん、無料です。シャワー室まで案内していただき、キーを渡されます。シャワー後にはキーを受付に返す必要があります。

シャワー室の中は、ルフトハンザ航空のセネターラウンジほどの広大さはありませんが、十分広いです。シャワー部分とその他の部分が仕切られているので、安心してシャワーができます。

以前、JFK空港のエールフランスラウンジ(プライオリティ・パス使用可能)のシャワー室を使ったことがありますが、シャワー部分と他の部分が仕切られていないので、お湯があふれて大変でした。

唯一難点は、お湯の温度を上げると、水の勢いがちょろちょろになってしまうところでしょうか(この勢いもムラがあり、ある程度量が出る時もありました)。水圧は期待できません。


さて、後の時間をどのように過ごすかですが、時間が十分にありますから、旅の記録を書くのに使っていました。ところどころで眠くて意識が飛んでしまったような気もしますが。

18時過ぎに日没を迎えると、ラウンジ内も寒くなってきました。それまでは半袖で行動していましたが、長袖の服が必要になりました。さすがに外の寒さほどにはなりませんが。

ここでラウンジ内にアナウンスがあって私が受付に呼ばれました。なにかやらかしたかなあと受付に向かいますと、搭乗券の確認され、新しい搭乗券に変更されました。ルフトハンザ航空が発行していた搭乗券が、ニュージーランド航空発行の搭乗券されました。こういう搭乗券の変更は時々ありますが、どういう意味があるんでしょうかねえ。

20時を過ぎたころから、なぜかラウンジ内で日本人をちらちら見かけるようになりました。アルゼンチンにこんなに日本人が来るのかなあと思いながら、その時はあまり何も考えていなかったです。そして、ラウンジの終了時間を迎え、搭乗口へ移動します。

さて飛行機に乗り込みます。

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