【世界一周2018弾丸旅行記11】極寒のブエノスアイレスをバス観光

日本のほぼ真裏に位置するアルゼンチン。そのアルゼンチンの首都ブエノスアイレスを観光したいと思います。南米のパリと呼ばれるブエノスアイレス。私が訪れたのは日本が夏の時期ですが、アルゼンチンは真冬です。極寒のアルゼンチンをブエノスアイレスバスで車窓観光していきます。

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マラドーナのふるさとへ

モンセラート地区にあるブエノスアイレスバス社のオフィス前からブエノスアイレスバスに乗り込み、ブエノスアイレスの街の車窓観光に出発します。最初は、めぼしい観光地で降りて観光して乗車を繰り返そうと思っていたのですが、寒さでテンションがだだ下がりです。

まずは、国会議事堂ですね。国家の威信が感じられます。1906年に建築とのことで、100年以上の歴史があります。

次にサント・ドミンゴ教会です。こちらは1773年建築ですから200年以上の歴史があります。中に入ることもできらしいですが、降りるのが面倒で車窓観光のみです。

バスはサン・テルモ地区に入っていきます。奥に見える水色の屋根の建物は、ロシア教会です。周囲の建物とは雰囲気が明らかに違いますね。ロシア正教会の建物らしいです。

ロシア教会のとなりにあるのがレサーマ公園。公園の敷地内には国立歴史博物館があります。昔はこのへんまで港だったようですが、普通に街中ですね。

バスはジグザグに街中を縫いながら走っていきます。徐々に南下してボカ地区に入っていきます。

ボカ地区で最も有名な場所と言えば、ボカ・ジュニアーズ・スタジアムです。アルゼンチンで最も有名なサッカー選手であるマラドーナが、最後に在籍したクラブチームの本拠地です。日本人でも高原選手が一時期所属していました。ボカ・ジュニアーズは何度も世界一のクラブチームになっています。

スタジアムは住宅が密集した地域にあります。スタジアムの周囲に広い敷地を持つカンプ・ノウとは対照的です。街中に突然スタジアムが出現してきたような印象です。黄色と青を基調にしたスタジアムは、とにかく派手で目立ちますね。

当初はここで降車してスタジアム観光しようと考えていましたが、やはり面倒になってバスに乗り続けます。

ーカミニートではカラフルで独特な建物が見られますー

バスはカミニートと呼ばれる地域に入っていきます。カラフルな建物が見受けられます。ブエノスアイレスの芸術の発信地のようですね。私も詳しくは知らないのですが、キンケラ・マルティンと呼ばれるボカ地区出身の画家がつくりあげた地区とのことです。

キンケラ・マルティン美術館も派手な色合いの建物です。この時間はまだ開館していません。

一方で、「フンダシオン・プロア」と呼ばれる、近代的な美術館もあります。

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雨と極寒に打ちのめされる(レコレータ地区~パレルモ地区)

ボカ地区から海岸沿いを北上し、街中を突っ切って北西方向に向かいます。2階は寒いのでバスの1階に降りてみましたが、人が一杯で座る場所がありません。みんな考えることは一緒ですね。仕方がないのでまた2階に戻りました。震えながらバス観光を続けます。バスはバレルモ地区に入ってきました。数多くの公園が集中するエリアです。

まずはMALBA(ラテンアメリカ芸術博物館)にバスが停車しました。多くの人が降りていきましたが、ここはバスの乗り換え場所にもなっているからだと思います。

時間調整のためか、バスがしばらく停車していました。MALBAの前に広場があり、何かイベントが開催されていましたが、何をしているか全く不明です。この日は1日雲っていて肌寒かったのですが、ここに停車している間だけ晴れ間が見えて、少し暖かかった記憶だけ残っています(笑)。

MALBAの前には、なんと日本庭園があります(壁の向こう側なので少し見づらいですが)。日本人移民によってつくられた庭園らしいです。

さらに進んでいくと、スペイン人記念碑があります。こちらはスペイン人移民によってつくられたそうです。アルゼンチンは移民国家なので、いろいろな国から人がやってきて、いろいろな公共施設を作成しているようです。

スペイン人記念碑からさらに進むと、路上に馬や馬車が見られました。近くには動物園もあるらしいです。

さらに進むとプラサ・イタリア(イタリア広場)です。バスはパレルモ・ソーホー地区に入っていきます。このころ雨が降り始めて、寒さが増してきました。疲れも出てきてうつらうつら、あまり覚えていません。

ーレコレータ墓地の遠景ー

気が付くとレコレータ地区に入っていました。ここにはレコレータ墓地があります。その名の通り墓地なのですが、アルゼンチンの有名人の墓が多くあり、観光地となっているようです。バスから降りないので、遠くから眺めるだけです。

バスはレティーロ地区に戻ってきました。これで周遊バスは、ほぼ1周し、3時間が経過しました。7月9日大通り沿いのコロン劇場前で下車します。

ーたぶんコロン劇場ー

コロン劇場は大きさでは世界で3本の指に入るらしいです。さて、劇場を離れてレティーロ駅に向かいます。

ブエノスアイレスの中心駅、レティーロ駅の構内に入りました。首都の中心駅ですが、閑散としていますね。休止路線が多い影響でしょうか。

3時間寒さ(と吹き付ける風)に耐えつづけて、私は決意しました。「もう、空港に戻ろう」雨が降ったりしてほとんど太陽は照らず、温度は1℃まで下がっていました。もう限界です。まだお昼過ぎですが、ひととおりブエノスアイレスの観光も終わりましたしね。もともと観光より空旅がメインの世界一周旅行ですし、そろそろ空港に戻りましょうか。

次はエセイサ空港コンコースの模様です。

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