アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの国際空港であるエセイサ（ミニストロ・ピスタリーニ）国際空港のスターアライアンスラウンジで十分くつろいだ後、飛行機に乗り込みたいと思います。次の飛行機はニュージーランド航空です。当然、ニュージーランドに向かうことになります。目的地はオークランドに向かいます。
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ニュージーランド航空ビジネスクラスに搭乗
出発予定時刻は0時55分ですが、ボーディングタイムは時0時10分と非常に早くセッティングされていました。ビジネスクラス搭乗予定なので、優先搭乗になります。
正確にいうと、ニュージーランド航空の場合は、ビジネスクラスではなくビジネス・プレミアと呼ばれます。ビジネス・プレミア搭乗客待ち列の1番前で待っていました。すると、日本人の10人程度の集団がぞろぞろやってきました。なんだなんだと思っていたら、テレビで見たことのある日本の大臣さんが歩いてきます。しかも私の乗る予定の飛行機に。
ー先に乗り込んだ大臣さんがいらっしゃいましたー
搭乗開始されたので、乗り込みます。ビジネスクラス席の一番前に、先ほどの大臣さんがいました。他にも日本人が10人以上います。省庁のえらいさんやSPさんでしょうねえ。なんか、えらいさんの集団の中に巻き込まれた形になって、非常に居心地が悪くなりました。なんでユナイテッド航空のファーストクラスで帰国しないんでしょうか。よりにもよって私の乗っているビジネスクラスの半分を日本人に占拠されてしまっています。
大臣ご一行さんからしたら、こんな日本の裏側みたいなところに日本人がいるのは不自然でしょうから、どうしても私を注目してしまうでしょうし。全く落ち着きません。窓側の席なのですが、前も後ろも通路を挟んだ隣も、たぶん省庁の偉いさんです。
しかも、ニュージーランド航空のビジネスクラス席は、通路の両側席がお互いに少し通路の方を向いているので、隣の方にずっと見られているかたちになります。うう、落ち着かない。
気を取り直して席に座ります。出発前に飲み物を聞いてきたので「水をください」と返答。とりあえず落ち着きましょう。そのあと上着を預かってくれました。
ーお水の次はオレンジジュースを頼みましたー
そして出発です。ニュージーランドのオークランドに向かいます。
ー名残惜しいですが、フライトから眺めるブエノスアイレスの夜景ですー
安定飛行になってから、お食事をするかどうか伺いに来られました。
メニューには「dinner」ではなく「supper」と書かれています。深夜24時を回っていますし、お夜食と言うことでしょうね。前回の飛行機とは違ってそれほど眠くなかったので、いただくことにしました。
ー前菜です。パンにつけるオリーブオイルもついていましたー
前菜のあとにメインがやってきました。牛肉のハンバーガーです。ハンバーグがすごく分厚くてボリュームがあります。味付けも焼き加減も非常に良かったです。
デザートのアイスクリームをいただいて、ホットコーヒーで締めます。
ーコーヒーカップはニュージーランド航空オリジナルカップで、ラウンジでも使用されていますー
そのあと、ベッドメイキングをしていただきました。ビジネスクラスなのにベッドメイキングがあるのは珍しいですね。シートが前向きに倒れこんで、背もたれの背面がベッドの床になります。その上に布団をひいて出来上がりです。このベッドの寝心地はとてもいいです。たとえば、ルフトハンザ航空やANAの場合、フルフラットになりますが微妙に段差があるし、上にひくクッションが薄くて弱いので、すこし違和感が残ります。ニュージーランド航空のベッドはビジネスホテルのベッドに負けてません。
横たわると、両側との仕切りがあるので、覗き込まない限り周囲から見られません。プライベート感がでます。ただし、大きめの荷物は置く場所がないので（ルフトハンザ航空もANAも荷物の置き場所は困りません）、それが少し不便です。
アメニティは写真の通りです。Webサイトでも確認できると思います。アメニティケースのブランドはケースにも記載されておらず、サイトを確認しても不明ですが、非常に質感のよいケースです。ANAのケースより間違いなく上質です。
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ニュージーランド航空の本拠地オークランド空港に降り立つ
飛行時間は14時間くらいあります。飛行機内は照明を暗くしていますから、ほとんど皆さん寝ていますね。さすがに10時間以上も眠れないので、起きたり寝たりといった状態です。周囲の方との距離は他の航空会社のビジネスクラスと比較して近めなので、作業をするときは気を使います。
到着2時間前くらいに照明を明るくし、朝食の時間になりました。到着地時間で3時すぎなので、外はまだ真っ暗です。
ーこのクロワッサンが絶品でしたー
朝食も選択できましたが、フルーツヨーグルトとオムレツを選びました。
パンも種類を選択できたのですが、クロワッサンが暖かくてとてもおいしかったです。
ーオークランドの街並みを眺めます。まだ夜はあけていませんー
そして5時15分ごろにオークランドに到着しました。
ーオークランド空港の様子ー
飛行機の窓の外には警察車両がいっぱいです。大臣さんとその仲間たちは、降機後に入国でも乗り継ぎもなく、別の方向に誘導されて行ってしまいました。おそらく先ほどの警察車両に囲まれて、リムジンかなにかで特別な移動になったのでしょう。とにかくやれやれです。
私は乗り継ぎなので保安検査をパスして、搭乗用のコンコースに出ました。本当は夕方までニュージーランド観光をするつもりだったのですが、1ヵ月前に搭乗予定の便がキャンセルになってしまい、観光可能な時間が無くなってしまいました。ということで、オークランドは素通りになります。私にとってニュージーランドは初めてなので、とても残念です。
ー手ぶれ画像で申し訳ありません、セキュリティエリア内オークランド空港のショップ街ですー
コンコースに入ってすぐに両替所を発見したので、今度こそは現地通貨を確保しましょう。手持ちに残っていたユーロをオーストラリアドルに交換できるかどうか尋ねると、何を言ってるか聞き取れないのですが、ニュージーランドがどうとか言っています。可能と言っているみたいなので交換してもらうと、端数のおつりがニュージーランド通貨で渡されました。なるほど、これを言っていたのですね。ほんとに端数の硬貨をいただいたので、これを使用するのは難しそうです。記念に持って帰りましょう。
さてオークランド空港のラウンジを楽しみます。
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