【海外弾丸旅行2024】ハワイ弾丸旅行(2) オワフ島唯一の鉄道路線「スカイライン」が2023年運営開始  Hālawa(アロハ・スタジアム)から終点のKualakaʻiまで乗車

はじめに

2024年秋のハワイ弾丸旅行の記録 第2回です。

前回の記事で、羽田空港からNH186便でホノルル空港に到着しました。空港から路線バスで西に向かいます。

この記事ではオワフ島唯一の鉄道路線に乗車します。

ホノルル空港からアロハ・スタジアム駅へ

写真は2023年

ホノルル空港から、路線バス「The Bus」の路線20「ALOHA STADIUM STATION」行きに乗車します。

路線20はALOHA STADIUM STATIONからホノルル空港を経由してワイキキ市街地に向かう路線です。多くの観光客は東のワイキキ方面に向かいますが、私は西に向かいました。

バスは空港から西に向かいます。道路の中央には建設中の高架路線がみえてきます。オアフ島唯一の鉄道路線で、2024年現在延伸工事中です。2025年にはホノルル空港にも駅が開業する予定です。

バスはパールハーバー・USSアリゾナ記念館を経由します。

バスが終点に来たので降ります。路線20の終点は、ALOHA STUDIUM STATIONです。目の前にALOHA STUDIUMがあります。

2024年現在、鉄道路線「スカイライン」の東側の終着駅になっていて、ここから西に鉄道路線が伸びています。

駅前がバスターミナルで、乗り換えポイントになっています。スカイライン開通前まで、路線20はさらに西へ、「Pearlridge Center」まで行くことができました。2024年現在、Pearlridge駅ができたので鉄道に乗り換えれば行けます。

ちなみに、路線20の東側終点も変更になっています。
もともとホノルル動物園をぐるっと一周するKapiolani Park loopだったのですが、2024年8月からMonsarrat Ave+Kalakaua Aveで折り返しになっています(ホノルル動物園には行けますが、Paki Playgroundには行きません)。
これから、スカイラインに乗ろうと思います。スカイラインでどこに行くつもりなのか? いえ、乗るために乗るのです。本来乗り鉄の私ですから、乗ることが目的です。

スカイラインに乗車

改札は多数設置されています。HOLOカードのみ有効で、クレジットカードのコンタクトレス決済やキップなどは利用できません。

HOLOカード
オワフ島の路線バスで使用可能な交通ICカード。ハワイに頻回に訪問される方は便利ですし、ICカード割引もあるのでお得です。ABCストアなどで購入できます。

最近、頻回にハワイを訪問していますし、路線バスもよく利用しているのですが、HOLOカードを持ってなかったんですよね(空港で売ってないし)。

駅の機械でHOLOカードを購入可能です(チャージも可能)。今回、初めて購入しました。

通常、HOLOカードは1日分しかチャージされていないのでアカウント作成が必要ですが、ここで購入するとある程度の金額をチャージできます。アカウントが無くても、翌日以降も普通に使えました。

スカイラインは全線高架路線になっています。エスカレータでホームに向かいます(ちなみに下りのエスカレータは無いので、荷物があるなら下りはエレベータを使いましょう)。

列車が入線してきました。ホームドアが完備されています。

2024年時点で、今いるHālawa(アロハ・スタジアム)駅から終点のKualakaʻi駅まで開通しています。約11マイル、9駅の区間です。

鉄道は4両編成です。誰も乗っていません。私を含めて、4人くらいが乗車して出発です。

列車は10分に1本程度運行しています。バスと同じく片道3USドルです。この乗車人数だと確実に赤字ですね。

先頭車両です。見ての通り無人です。完全無人運転になっています。日本のJR山手線も無人運転導入予定らしいですし、鉄道は無人運転時代を迎えるんでしょうね。

スカイラインは、多くの方にモノレールと間違えられているようですが、れっきとした鉄道です。ただし、電力をサイドから受ける第三軌条方式で、パンタグラフや架線はありません(東京の銀座線や大阪の御堂筋線と同じ)。

第三軌条方式の欠点で、速度があまり速くできません。最高時速55マイルとのことで、時速100km以下の走行になります。

左手にパールハーバーを眺めながら、列車が進んでいきます。

Hālaulani駅の傍には車両基地があります。

さらに進むと建物が少なくなり、畑の中を走っていきます。私の利用時は、ほとんど乗降客がいませんでした。

終着のKualakaʻi駅周囲にはほとんど建物がありません。

もちろん、先は車止めになっています。

終着駅からさらに先へ

終着駅で下車しました。

周辺には何もありませんが、バス停はあります。アラモアナまで高速道路でつながる路線C「
CountryExpress! ALA MOANA」も停車します。ここからさくっとワイキキ方面まで行くことができます。

せっかくなので電車路線の先へ、道路を南下して歩いていきました。右手側に住宅地が見えます。

左側には道路沿いに鉄道高架路線の先端が見えます。

12分くらい(約1km)歩くと、道路がT字路に行き当たります。Kapolei Park Wayです。

そこにはKa Makana Aliʻiショッピングモールがあります。ここにしかないレアなブランドショップもあり、オアフ島内でかなり人気が高いそうです。

ここにはヒルトン系のホテルもあります。駅から徒歩15分くらいです(ホテルの公式サイトには徒歩10分と書いてますが、10分で歩くのは大変です)。夏季は徒歩での移動をお勧めできませんね。路線C「CountryExpress! ALA MOANA」で1区間ですが、路線バスをお勧めします。

ショッピングモール前のKapolei Pkwy沿いにあるバスの停留所「Kapolei Pkwy + Opp Kinoiki St」に路線C「CountryExpress! ALA MOANA」が停車します。約50分でアラモアナショッピングセンターまで行くことができます。

アラモアナからワイキキへ

私はCountryExpress! ALA MOANAでアラモアナまで向かいました。

アラモアナショッピングセンターでワイキキ・トロリー・ピンクラインに乗り継いで、ワイキキ方面に向かいました。JCBカードを提示すると、ピンクラインに無料で乗車できます。

アラモアナからホノルル動物園くらいまで、ワイキキ沿岸部をカバーしています。停留所がいくつかあるので便利ですね。

ANA便利用者はANA EXPRESS BUSも利用可能ですが、アラモアナとワイキキショッピングプラザを直行してしまうので小回りは利きません。ピンクトロリーはかなり混雑しますが便利です。

この日の宿泊はヒルトン・ハワイアンビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート&スパに予約していて、ホテルの近くに停留所があったので降りました。

2024年秋のハワイアンビレッジはストライキの真っ最中でした(11月上旬に収束)。

ストライキ実施中の連絡が宿泊の5日前にメールで来ていましたが、すでにキャンセル期限を過ぎていて(期限は宿泊の1週間前までだった)、ホテルを変更するわけにもいきません。ストライキ中のホテルに宿泊する羽目になりました。うーむ。

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今回の記事では、オアフ島唯一の鉄道スカイラインに乗ってKapolei方面を散策しました。2024年時点のスカイラインは観光の足にはなりませんが、空港からワイキキ方面に繋がれば便利になるでしょうね。

次回の記事では、オワフ島で抜群に有名な観光スポットに向かいます。

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