【世界一周2025旅行記3】ニュージーランド・オークランド ニュージーランド最大の都市の観光巡りです

2025年スターアライアンス世界一周運賃(世界一周航空券)ビジネスクラスの旅、第3回です。

これまでの記事で、成田空港からニュージーランド・ノースアイランド(北島)にあるオークランド空港にやってきました。空港からバスと鉄道を乗り継ぎ、ニュージーランドで最も人口が多い都市オークランド市街までやってきました。

オークランド空港は2度目ですが、オークランド市街への訪問は初めてです。どんな観光地が待っているのでしょうか。

スポンサーリンク


ニュージーランド・オークランドってどんな街?

オークランドはニュージーランド最大の人口を抱える都市です(160万人以上)。オークランドのあるノースアイランドの南端には首都ウェリントンがありますが、オークランドの規模はそれを上回ります。

ニュージーランドのオークランド港はニュージーランド最大の海運量を誇っていて、そのオークランド港を中心とする港町としてオークランドは栄えています。

非常に穏やかな気候で、夏でも最高気温が25度程度、冬でも7~15度くらいです。日本ほど寒暖差が激しくないのでうらやましいですね。

空港から北に約17kmの距離に位置していて、リムジンバス「スカイドライブ」で約40分、エアポートリンクバス+電車で約1時間の場所に市街地にがあります。

駅名などにはマオリ語がメインで設定されていて、英名はサブの位置づけです。たとえば、ニュージーランドのターミナルBritomart Stationは、正式名所はマウイ語のWaitematā Stationです。オークランドの面する湾名「ワイテマタ湾」に由来する名称だと思われます。といっても、英名を使用することが多いみたいです。

オークランド空港国際線ターミナル

日本から、成田発のニュージーランド航空の直行便が運行されています。

ニュージーランドの入国審査は、日本国籍の場合、電子渡航認証NZeTAと入国宣誓NZTDが必要です(絶対忘れないように!)。両方ともアプリで事前登録が必要(NZeTAは117NZドルが必要、NZTDは出発24時間前から登録開始なので忘れがち)。入国審査はeGATEという自動ゲートを利用できるのでスムーズです。

Britomart駅から市街地を散策

オークランド空港からバスと鉄道を乗り継ぎ、オークランド市街中心部のブリトマート(Britomart)駅にやってきました。

とりあえずホテルにチェックインして荷物を軽くします。このの宿泊はヒルトン・オークランドです。駅から徒歩10分程度、オークランド港に面した埠頭先端の絶景ホテルです。12時ごろの訪問でしたが、お部屋は利用可能でした。

今回の訪問は、2025年夏季です。日本が夏季なので南半球のニュージーランドは冬季でした。オークランドは10~15度くらいの気温です。私は暑がりなので、長袖の服でちょうどいいくらい(コートなどの上着は不要でした)。観光にちょうどいい気候でした。

Britomart駅から南へ、クイーン・ストリート(Queen Street)を歩きます(ややこしい話ですが対岸にもQueen St.があります)。オークランドを代表する目抜き通りで、ブランドショップやバーなどが連なっています。

途中で右折してWyndham St.へ。こちらには聖パトリック大聖堂(Saint Patrick’s Cathedral)があります。オークランド最古(1840年~)のカトリック教会だそうです。

厳かな雰囲気の教会です。

ステンドグラスの窓が雰囲気を醸し出しています。

少し北に歩くとスカイタワーが見えます。高さ328mと南半球で最も高いタワーだそうです。入り口がわかりにくいのですが、目の前にあるスカイシティから地下に入ります。

タワーの高さは南半球で一番ですが、展望台の位置としてはメルボルンのスカイデッキの方が高いです。

スカイシティの西側のHobson通り沿いにスカイドライブの発着所があります。オークランド行きリムジンバスです。オークランド訪問の観光客にとってお世話になる場所です。

せっかくなのでスカイタワーを訪問しました。スカイシティからタワーの地下にエスカレータを下りると自動チケット発券機と受付があります。

当日現地払いだと47NZDと結構なお値段でした。Klookなどで事前予約する1.5NZDくらい割引になります。屋外スカイウォークなどのアクティビティを追加するとさらに価格アップです。

受付を済まして記念撮影(有料・後で購入可能)を終えると、エレベータで51階(186m)へ。

360度パノラマです。店舗などもあります。さらにエレベータで上階へ。

192mのThe Lookout(展望台)へ。北西方向のオークランド港を見下ろした景色です。

南東方向、オークランド博物館も見えます。今回、時間の都合で訪問できませんが。

クレーターが残る丘、マウント・イーデン(Mount Eden)も見えます。オークランド有数の観光スポットですが、こちらの山登りは大変だそうです(車の乗り入れ禁止だそうです)。こちらも今回はパスです。

北東方向です。これからスカイタワーを下りてフェリーに乗り、対岸を目指したいと思います。

フェリーに乗ってデボンポート(Devonport)へ

スカイタワーから降りて、Britomart駅の目の前にあるフェリーターミナルまで戻ってきました。

オークランド港のフェリーターミナルから、近隣の町に向かうフェリー路線が多数運航しています。今回はデボンポートに向かいたいと思います。

ICカード(AT HOPカード)とクレジットカードのコンタクトレス決済(日本でいうタッチ決済)が利用可能です(マスターカード、VISA、アメックスが利用可)。現金でチケット購入できますが、11.5NZDとなっていて、キャッシュレス料金7.4NZDの方がお得です。

キャッシュレスの場合、フェリーの乗船前と乗船後に機械にかざす必要があります(Tag onとTag offと言います)。Tag offは忘れがちで、忘れると最大料金徴収されるので注意しましょう。Tag offの機械が置いていないフェリーターミナルもあり、この場合どうすればいいのかわかりませんでした(おかげで、2.5NZD程度余計に徴収されました)。

乗車時は改札を通るので、問題なくTag onできました。

デボンポート行きは2番乗り場からです。30分に1本運航していますし、乗船待ちが多ければ臨時便も出ます。

フェリーがやってきました。

冬季なので、みなさんコートなどを羽織ってらっしゃいますね。さすがに風を受ける場所は寒そうだったので、風を受けない席を利用しました。便にもよりますが、船内で喫茶を提供している便もありました(提供していない便もありました)。

この日宿泊予定のヒルトン・オークランドのそばを通って、湾内に出ていきます。

所要時間15~20分くらいで対岸のデボンポートが見えてきました(ガイドブックには10分と書かれていましたが、10分は無理だと思います)。

デボンポートのフェリーターミナルにやってきました。

フェリーターミナルの正面にある通りビクトリア・ロード(Victoria Road)は、カフェなどの店舗が並んで、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。

建物が途切れると右前方に丘が見えます。マウント・ビクトリア(Mount Victoria)と言います。

まっすぐ進むと遊歩道(一部階段あり)、右に向かうと車道です。徒歩の場合、遊歩道の方が安全ですがかなり迂回ルートになるので、山頂にむかうには車道の方が楽です。

フェリーターミナルから徒歩10~15分くらいで山頂に着きます。山頂は開けたスペースになっています。なぜかキノコがいっぱい。

砲台跡もあります。

オークランド市街方面の大パノラマが広がります。

ちなみに、フェリーからマウント・ビクトリアを見るとこんな感じ。

フェリーターミナルに戻ってきました。

Devon On The Wharfというレストランで昼食兼夕食を購入しました(テイクアウトしました)。船を待ちながら、フェリー乗り場前のベンチでいただきました。

帰路のフェリーでは薄明光線(天使の階段あるいは梯子ともいうらしい)が見られました。

オークランド市街に戻ってきました。

そこそこ歩いたので、この日の観光は終了です。ホテルのバルコニーから暮れなずむオークランドのウォーターフロントを鑑賞しながら、夜も更けていきました。

さて、翌日は早くもオークランドを離れます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする