2025年スターアライアンス世界一周運賃(世界一周航空券)ビジネスクラスの旅、第8回です。
これまでの記事で、成田空港からニュージーランド・オークランドへ、そのあとオーストラリア・メルボルンに向かい、冬の南半球を観光して巡りました。
これからメルボルン空港に戻り、オーストラリアを離れます。
メルボルン空港 第2ターミナルを散策
超早朝便のため、朝早く朝食もとらずにホテルを出ました。せっかく無料朝食が付いているのに、もったいないけど仕方ありません。
ホテル前のフリンダース・ストリート駅です。さすがに人通りはほとんどありません。
朝5時台のフライトなので、3時すぎには空港に着く必要があります。空港から市外への往路で利用したスカイバスは4時からの運行なので利用できません。ウーバーで空港に向かうことにしました。
深夜なので車が無いかもと不安でしたが、ウーバーアプリですぐにマッチされました。チップ込みで50AUDくらいだったので、意外に安かったと思います。ホテルを出て30分もしないうちに空港に到着です。
深夜のメルボルン空港チェックインエリアです。さすがに人が少ないですね。シンガポール航空のチェックインカウンターの前だけ人が多くいらっしゃいました。
さくっと自動チェックイン機でチェックインです。EXPRESS PATHを利用できると書いていますね。メルボルン空港にはスターアライアンスのGold Trackとして保安検査場のEXPRESS PATHが利用可能です。
右手にEXPRESS PATHがあるのですが、見ての通りクローズしていました。超早朝なので一般レーンも混雑していませんし、問題はありません。
保安検査場を経て出国審査です。入国時と違い、出国時は自動ゲートでさくさくでした。
出国すると、免税店エリアに出ます。なぜか日本のポップス(しかも日本語で)が館内に流れていました(なかなかコアなセレクションでした)。ちょっとお土産を購入して(空いているキャッシャーがほとんどなくて探し回りました)、免税店エリアを抜けます。
抜けた場所の右手にCafe Solがあります。プライオリティ・パス対象レストランです。こちらで簡単に朝食をいただきました。
そしてラウンジへ向かいたいと思います。
ちなみに、メルボルン空港には以下のようなラウンジがあるそうです。
メルボルン空港 第2ターミナルのラウンジ(2025年夏)
●ランドサイド(出国前エリア)
・Pickett’s Deli & Rotisserie(24時間) プライオリティ・パス対象R
●エアサイド(出国後エリア)
・Bar Pulpo by MoVida(6:00~23:30) プライオリティ・パス対象R
・Urban Provodore(5:00~21:00) プライオリティ・パス対象R
・Cafe Sol(3:00~22:30) プライオリティ・パス対象R 旧Cafe Vue
・Air New Zealand Lounge (4:45~22:30)
・SilverKris Lounge(3:00~23:00途中一時クローズ)
・Qantas First Lounge(QF便に旬じる)
・Quantas Bussiness Lounge(QF便に旬じる)
・Marhaba Lounge(5:00~23:00) プライオリティ・パス対象
・The House(5:30~24:45) プライオリティ・パス対象
・Plaza Premium Lounge(7:30~23:00) プライオリティ・パス対象
・The Emirates Lounge(エミレーツ便に旬じる)
・アメリカンエクスプレスセンチュリオンラウンジ(6:00~23:00)
※Rはレストラン
時刻は朝4時前です。朝早いため、オープンしているラウンジがほとんどありません。プライオリティ・パス対象ラウンジは全滅です。ニュージーランド航空ラウンジすら空いていないので、素直に指定ラウンジのシルバークリスラウンジに向かいました。
早朝シンガポール航空便が設定されているので、こちらのラウンジはオープンしています。
メルボルン空港のシルバークリスラウンジでは、バリスタにコーヒーを入れていただけます。メルボルンはカフェの街ですからね。
5:20くらいにゲートに向かうと、もう搭乗が始まろうとしていました。冬のメルボルンは外がまだ真っ暗です。
SQ248便 エアバスA350-900 ビジネスクラスに搭乗
SQ248便 エアバスA350-900 ビジネスクラスに搭乗です。
フライト時間8時間くらいの中距離路線です。
シートはまっすぐ正面を向いていて、1列1-2-1の4席です。たぶん、フルフラットになると思うのですが、なんか背もたれが倒れない? コツがあるんですかねえ。残念ながら最後までフラットにすることができませんでした。ブランケットとクッションは用意されています。
アイマスク、靴下、スリッパはありますが、アメニティポーチはありませんでした。
脇にリモコンと小さな収納があります。ヘッドホンやミネラルウォーターが用意されています。
さらに背もたれ側に読書灯があります。
読書灯の下にはユニバーサルタイプのコンセントやUSB充電ポートなどもあります。
ディスプレイの隣には、小さな収納と鏡があります。どちらも扉で閉じることが可能です。
シンガポール航空は、ビジネスクラス以上あるいはPPS Club会員だと機内無料WiFiが利用可能です。
ウェルカムドリンクでリンゴジュースをいただきました。
離陸です。夜のメルボルンのイルミネーションを眼下に見ながら、機体は空に舞い上がっていきます。
SQ248便 エアバスA350-900 ビジネスクラスのお食事
離陸してすぐに朝のお食事がいただけました。
Refreshment
Main Course(選択)
・Whole Grain Bread with Beef pastrami
・Prawns on Rice Noodles with Cos Lettuce and Japanese Dressing
Hot Beverage
・Brewed Coffee and Tea
Prawns on Rice Noodles with Cos Lettuce and Japanese Dressingです。フォーのような麺にエビなどが乗ったサラダテイストの料理です。日本人の乗客は私ぐらいですが、なぜかJapanese Dressingです。
フライトはオーストラリア大陸を縦断していきます。一度機内は暗くなり、就寝タイム?になりました。なぜか私の席がフラットにならないので、セミフラット状態で仮眠します。
到着の2時間くらい前に昼食タイムです。
Lunch
Appetizer
・Seared Tuna Nicoise Salad
Main Course(選択)
・Braised Beef Cheek in red Wine Sauce
・Steamed Barramundi Fillet with Blak Bean Sauce
・Lamb Rogan Josh
・Confit of Chicken wit Cannellini Bean and Saffron Stew
Dessert(選択)
・Vanilla Ice Cream
・Chocolate and Orange Clairfontaine
・Selection od Cheese and Garnishes
・Selection of Sliced Fruits
From The Bakery
・Assortment of Breads
Pralines
・Pralines
まずはマグロのサラダですね。ビジネスクラスだとワンプレートの料理提供の航空会社が多いですが、シンガポール航空は1品ずつ上品に盛り付けされています。
赤ワインソースの煮込み牛頬肉です。思っていたより柔らかいお肉でした。
デザートはチョコレートケーキをいただきました。
マレー半島が見えてきました。徐々に高度を下げ始めて着陸です。
チャンギ空港の滑走路は混雑していて待ち時間が発生し、30分くらい遅延してシンガポール・チャンギ空港の第3ターミナルに到着しました(実際に到着するまで、第2か第3のどちらのターミナルになるか不明でした)。次のフライトは第2ターミナルなので、スカイトレインで移動です。
第2ターミナルはコロナ禍の間、改修工事に入っていましたが、2022年5月に運用再開されたターミナルです。ここ数年、何度かシンガポールを訪問していましたが、第2ターミナルに足を踏み入れたのは初めてです。
今回のチャンギ空港は乗り継ぎ利用で、ここから続けて次のフライトです。