2025年スターアライアンス世界一周運賃(世界一周航空券)ビジネスクラスの旅、第9回です。
これまでの記事で、成田空港からニュージーランド・オークランドへ、そのあとオーストラリア・メルボルンと冬の南半球を観光して巡りました。前回の記事でシンガポール航空便でシンガポールへ向かいました。
今回は大阪・関西空港へ向かう便に搭乗します。世界一周旅行が終わるわけではありませんが、行程の途中で大阪を経由させることにより、旅程を2分割しています。前半の旅は今回でいったん終了です。
スポンサーリンク
シンガポール・チャンギ空港 第2ターミナルを散策
シンガポール・チャンギ空港第2ターミナルで次のフライトに乗り継ぎです。第2ターミナルはコロナ禍の間、改修工事に入っていましたが、2022年5月から順次運用再開されています。
まずはシルバークリスラウンジを訪問しました。シンガポール航空のビジネスクラス以上のクラスに搭乗しないと利用することができません(スターアライアンスのゴールドメンバー資格では利用できません)。2025年から、ANAダイヤモンドでも利用できるようになったようです。
第3ターミナルのラウンジと比較すると手狭な印象です。2025年現在ラウンジを改修中なので、改修が終わると50%エリアが広がるとのことで、もう少し余裕ができるのかもしれません。手早くシャワーを利用させていただき、ちょっとだけ料理をいただいて移動しました。
次にTGMというレストランをプライオリティ・パスで利用しました。日本食のいただけるアジアン料理レストランです。
チャンギ空港で刺身をいただけるとは思いませんでしたね。ハーフビュッフェレストランで、メイン料理以外もいろいろいただけます。
ちなみに、チャンギ空港第2ターミナルには以下のようなラウンジがあるそうです。
チャンギ空港 第2ターミナル ラウンジ一覧(2025年夏)
・アンバサダートランジットラウンジ(Ambassador Transit Lounge) PP対応
・SATSプレミアラウンジ(STAS Premier Lounge) PP対応
・シルバークリスラウンジ(SilverKris Lounge)
・クリスフライヤーゴールドラウンジ(KrisFlyer Gold Lounge)
・DBSラウンジ(DBS Privete Acess Lounge)
・Jet Quay Quayside Lounge(有償・送迎サービスプラン)
・Asian Street Kitchen PP対応レストラン
・TGM PP対応レストラン
・Chutney Mary Indian Fast Food PP対応レストラン
・Kaveri Indian Vegetarian PP対応レストラン
・Hub & Spoke PP対応サービス<Hub & Spoke cafe関連施設>
・TranSpa PP対応サービス<Ambassador Transit Lounge関連施設>
チャンギまでの便が少し遅延したため、早くも次のフライトの搭乗時刻が近づいてきました。
次のフライトでシンガポールから日本に帰国します。世界一周旅行の前半終了が近づいてきました。
搭乗開始時刻の13:40前にゲートに向かうと、すでに列ができていました。慌てて保安検査を受けてゲート待合室に入るころには、すでに搭乗開始されていました。
SQ622便 ボーイングB787-10 ビジネスクラスに搭乗
SQ622便 ボーイングB787-10ビジネスクラスに搭乗です。2022年に搭乗したことのある機種ですね。
シンガポール航空の日本ーチャンギ線ビジネスクラスはANAマイルの特典航空券で予約できません。近距離なら予約可能で、チャンギーホーチミンシティ路線にANAマイルで予約登場したことがあります。
今回は有償搭乗です。世界一周航空券なので通常枠より予約枠が少ないですがなんとか予約できました。
1‐2‐1の1列4席です。A350-900に比べて横幅が狭くなり、サイドテーブルが設置されています。
フライト時間6時間くらいの中距離路線ですが、シートはフルフラットになります。ブランケットとクッションは用意されています。
前方のディスプレイ下に足を滑り込ませるようにしてシートがフラットになります。
サイドテーブルには、ミネラルウォーターとヘッドホンが収納されていました。コンセントとUSB充電ポートも用意されています。
サイドテーブルの横には、リモコンとシートリモコンがありました。
反対側に照明のボタンがあります。
アメニティはスリッパだけで、アメニティポーチはありませんでした。
シンガポール航空は、ビジネスクラス以上あるいはPPS Club会員だと機内無料WiFiが利用可能です。
さて、出発です。
SQ622便 ボーイングB787-10 ビジネスクラスのお食事
離陸してすぐに、サテーの提供がありました。そのあと、昼食の提供です。和食あるいはひれ肉の炭火焼き、チキンライス、カツレツからの選択になりますが、私は和食を選択しました。京都「菊乃井」のシェフ監修のお料理だそうです。
昼食(和食:花恋歴)
先付 タコのやわらか煮 カマス寿司
向付 マグロの味噌漬け
口取り 鴨の燻製 焼きナスのゼリー
麺 そうめん
焼物 銀鱈の西京焼き 八幡巻き
炊合せ
和え物 和牛の黒酢炒め うざく
ご飯 枝豆生姜ご飯
香の物
留椀 あさりとねぎの味噌汁
水物 夏ミカンのシャーベット
まずは最初の膳です。
2つ目のお膳でメイン料理~味噌汁まで提供されました。
デザートはさっぱりとシャーベットでした。
食事が終わり、外は徐々に夕焼けに覆われてきます。シートを倒して少し仮眠です。
明石海峡大橋が見えるころにはすっかり夜です。
ほぼ定刻に関西空港第1ターミナルに到着しました。入国審査はさくっと終了し、今回は税関もすぐに通過して、到着フロアに出ることができました。
成田→オークランド→メルボルン→シンガポール→大阪(関西)とオセアニア方面を巡る旅から帰ってきました。世界一周航空券の旅2025はここで前半が終了ですが、後半の旅程が残っています。
有効期限が1年くらいあるので、旅を前後半に分けて、その間の期間をあけることができます。この記事の公開時点で、後半の旅に出発していません。このあとどこに向かうのか、後半の旅の記録をお待ちください。後半の旅が始まるまで、別の旅記録をアップしていきたいと思います。