2025年スターアライアンス世界一周運賃(世界一周航空券)ビジネスクラスの旅、第12回です。
これまでの記事で、南半球の観光を終えていったん日本に戻り、冬に入ってから日本を再出発しました。前回の記事で関西空港からターキッシュエアラインズでトルコ・イスタンブール空港で乗継、オーストリア・ウィーン空港にやってきました。
前回の記事で、オーストリア・ウィーン空港からザルツブルクに向かうために利用したAIRailのオンラインチェックインができなくて面倒だったことを報告しましたが、今回は実際に利用した記録です。
世界一周2025(スターアライアンス世界一周運賃)の最初の記事はこちら↓
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目次
オーストリア・ウィーン空港と空港駅:ウィーン市内へのアクセスを解説

オーストリア・ウィーン空港にやってきました。ここで入国し、オーストリア国内を旅します。ちょっと本筋からはなれますが、ウィーン空港からウィーン市街に向かう方法を解説します。
ウィーン空港からウィーン市街に向かう方法は主に4つです。
ウィーン空港からウィーン市街へのアクセス手段
鉄道
①CAT(City Airport Train) 片道14.9EUR 16分 Mitte駅へ
②Sバーン(S7) 片道4.4EUR 25分 Mitte駅へ
③ÖBB長距離特急(レイルジェットなど) 片道4.4EUR 15分 中央駅へ
エアポートバス(VAL) 片道11EUR 25~40分 1はMitte駅 2は中央駅
送迎バス・タクシーなど 50EUR~ 30分
観光地やホテルなどの中心部はMitte駅ですが、中央駅も交通の中心地です。
ウィーン空港鉄道駅

空港到着口を出て右方向に向かいます。

中央部に地下に向かうスロープがあり、そちらを下りていくと駅になります。駅にも自動券売機がありますが、有人チケット売り場は到着フロアになっているので(赤がオーストリア国鉄:ÖBB、緑がCity Airport Train:CAT)、有人カウンターでチケット購入希望ならここで購入しておきましょう(市内1日券を持っていて市外券2.1EURを購入希望ならここで購入)。

地下へ降りるスロープを進むと、チケット売り場があります。ÖBB(長距離列車あるいはSバーン)かCATか、乗車予定の券売機から購入しましょう。

チケットを事前購入していないなら、時刻表を見て列車を決めてから購入しましょう。
CATは30分毎に運行していて行先がわかりやすく利用しやすいです。Sバーン(S7)も30分毎にありますが停車駅が多くミッテ駅から先の終着地がさまざまです。ÖBBの特急も行先がさまざまで、安く乗車できるのは2等車の席指定なしチケットです(空席があれば座れます)。
駅には改札はありません。車内改札に備えてキチンとチケットを提示できるようにしておきましょう。
CAT:シティ・エアポート・トレイン

メリット:ノンストップで早い ほぼ座れる 乗り間違えない 比較的安全
デメリット:高い

空港駅とMitte駅をノンストップで結びます。30分毎運行で緑の車体が目印でわかりやすいです。

始発駅なのでほぼ座れます。空港連絡鉄道ですから大きな荷物を置くスペースも用意されています。

片道だと14.9EURでかなり割高な印象ですが、往復で24.9EURとなっています。ノンストップでスリなどのリスクは低めです。
ÖBB(Sバーン、特急)
Sバーン
メリット:安い
デメリット:所要時間が長い 始発駅でない
長距離特急
メリット:安い
デメリット:行先や特急種別がわかりにくい 始発駅でないことも 中央駅に向かう
オーストリア国鉄の運行列車です。Sバーン(S7)はミッテ駅からさらに北に向かいます。特急は中央駅から西方面に向かうものがほとんどですが、近距離特急(REX7)は市街地と逆方向に向かう路線やミッテ駅方面に向かう路線もあるのでかなり注意が必要です。レールジェット(RJX)は始発駅になっています。
REX車両
REXやRJXではコスパを考えると2等車利用になると思います。予約なしで着席する場合は、予約されていない席(各席に予約の有無が表示されています)を利用します。2等車は着席できる可能性がかなり低いと思ってください。
レイルジェット(RJ)
Sバーンは近郊列車なのでほぼ各駅停車になります。スリのリスクは他の交通機関より高いので注意が必要です。Sバーンの席に予約はありません。
VAL(エアポートバス)

エアポートバス(Viena Airport Lines)は空港リムジンバスで3路線あります。公式HP
VAL路線
VAL1 Wien Westbahnhof (中央駅経由) 40分毎
VAL2 Wien Morzinplatz/Schwedenplatz(ミッテ駅経由) 20分毎
VAL3 Wien Donauzentrum(Donaumarina駅経由) 40分毎
ホテルに近い停留所があるなら便利です。片道11EUR、往復20EURと少し高めの価格設定です。

空港の到着フロアに出た場所にチケット売り場がありますが、運転手からチケット購入も可能になっています。

到着フロア出てすぐ正面にバス停があります。
OS3507 オーストリア航空ビジネスクラス扱いのレイルジェットRJX860一等車に乗車

今回、ウィーン空港駅からオーストリア国鉄レイルジェットでザルツブルクに向かいました。

10:02発ザルツブルク行きです。前回の記事でさんざん愚痴をこぼしましたが、苦労して手に入れた座席指定券です。オーストリア航空ビジネスクラス扱いになっています。

列車はドイツ・フランクフルト行き7両編成で、車両ナンバーが全て30番台、わたしの乗車する26番がありません。駅員さんにどうすればいいか聞いても「知らん」とのこと。さすがオーストリア国鉄です。オーバーブッキングはよく聞きますが、車両が無いってのはすごいなあ。

とりあえず1等車に乗車しておけばいいでしょう。一列1+2の3席です。座席の方向は固定されていて、日本の列車のように進行方向に向けることはできません。RJXレイルジェットには食堂車が連結されています。また、一等車は食堂車にオンライン・デリバリーサービスをすることができます。

一等車の席は全席予約が入っていましたが、とりあえず「LAST MINUTE RES」の表記の席に座りました。LAST MINUTE RESは鉄道に予約データが送られる際に席が簡易的に抑えられていることの表記です(予約の最中や予約したばかりなど)。予約されたかもしれないし、予約に至らなかったかもしれないので、実際に席に人が来るかどうかはわかりません。
最初に選んだ席には予約の方が来ちゃいました。残念。とりあえず、途中駅から予約されている席に移りました(オーストリア国鉄の場合、予約客が来ないのは日常茶飯事です)。
後方の席で4人くらいの2グループが同じ席を前にしてトラブルになっていました。名物のオーバーブッキングです。席が他のグループと2重に予約されていたようです。まあ、オーストリア国鉄の(ドイツ国鉄も)あるあるです。これで運賃をとってるんですからねえ。

ウィーン中央駅に停車しました。ウィーン中央駅を過ぎたくらいで、検札が回ってきました。一等車はほぼ必ず検札が回ってきます。
チケットを提示し、「この号車どこ?」って聞いたら、「あー、後ろの列車だねえ」と。どうやらウィーン中央駅から20番台の号車が連結されたようです。車内の通り抜けはできないみたい。やはり、ウィーン空港駅―ウィーン中央駅間は指定された車両は存在しなかったということです。
検札の方は全く悪びれた様子もありません(気づいてないのかもしれませんが)。今利用している席は予約した方が来ていないのでそのまま利用して大丈夫、って感じのことを言われました。
のちに、下車時に見てみると、たしかに乗車時に無かった編成が後ろに連結されていました。

検札時に7ユーロ分のチケットをいただけました。AIRailのビジネスクラス客が乗車中の列車に限り、食堂車か車内カート販売で利用可能です(オンラインデリバリーではダメ)。食堂車に移動すると席を取られてしまうかもしれないし、食堂車の席が空いている保証も無いし、車内カートは2等車しか来ないし、使いようのないチケットですね(そもそも列車の物価は高いので7ユーロではコーヒー代くらいにしかならない)。
約3時間の列車移動です。予約席ではないので、途中で予約客が来る可能性もあります。リラックスして乗車することはできませんよね。ほんと、疲れる旅です。

列車は予定通りに運行され、ほぼ定刻にザルツブルク中央駅に到着しました。

AIRailのビジネスクラス客はオーストリア国鉄の駅ラウンジが利用可能です。ザルツブルク駅にもラウンジがあるので訪問予定だったのですが、どうやら2025年秋から改修工事に入ったようでラウンジがありません。もう、踏んだり蹴ったりです。
普通に鉄道チケットを買った方がスムーズで楽ですね。トラブルが多すぎてメリット皆無のAIRailは二度と利用しないと固く誓いました。

さて、気を取り直してザルツブルク観光に向かいましょう。

