目次
はじめに
2023年夏に沖縄県多良間島にある多良間空港を訪れました。島内観光ではなく空港にタッチして帰るだけの多良間空港訪問です。最近のマイブームで、日本各地の空港を見て回っています。
地方管理空港で、国際線の就航しない国内線専用空港です。宮古島と石垣島の間にあり、宮古島から70kmくらい、石垣島から40kmくらいです。石垣島の方が近いのに、多良間島と石垣島との間には空路も航路もありません(正確にはRAC便が石垣から宮古経由で多良間へ往復運航していますが乗継の設定は無いようです)。宮古島と多良間島の間は空路も航路も設定されています。
多良間空港は宮古路線がRAC(琉球エアコミューター)2便のみ運航しています。那覇から多良間への直行便がないので、宮古空港で乗継が必要です。沖縄県内の空路で那覇から直行便が無い空港は、チャーター路線を除いてほかにありません。
空港は島の西側にあります。上の写真だと右端に滑走路が見えます。滑走路は南北に1,500mの長さがありプロペラ機のみの運用です。
今回は、宮古空港から多良間空港に行ってみました。
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宮古空港から多良間空港へ NU897便
今回は宮古空港から多良間空港に向かいます。
那覇空港から飛行機でショートトリップできる沖縄離島は、石垣、宮古、与那国、東大東、南大東、久米島、下地島などですね。なんだかんだで、ほとんど訪問しました(チャーター便しかない粟国などは除いてます)。
宮古空港15時45分発RACのNU897便です。、25分のフライト予定です。
RACはJTAの子会社です。那覇ー与論線を除き、沖縄県内の路線のみを運航しています。RACはJTAと違ってワンワールド非加盟なので、JAL以外のワンワールド系航空会社で会員資格を持っていても特典はありません。といっても、宮古空港にラウンジや優先保安検査場はありませんが。
一方で、RACはJALのグループ会社なので、チケットの販売や搭乗時の運用などはJALのシステムを使っています。そのため、JAL会員はJAL便と同様に違和感なく利用できます。
宮古空港では沖止めの搭乗機まで徒歩で向かいます。今回搭乗する機体はRACのボンバルディアDHC8-Q400CCです。
宮古空港から多良間空港まで所要時間25分の予定です。
JAL系らしい黒革のシートです。
前席の背部にテーブルとポケットがあります。JTAの機内誌Coralwayが入っています。
機体は北東方向に離陸し、右方向に旋回。来間島を見ながら西進します。
超短距離路線なので、シートベルトサインは消えることが無く、着陸態勢に入りました。南進して着陸します。
多良間空港に到着しました。多良間島は快晴でした。
多良間空港のターミナルビルは2階建てです。プロペラ機しか運用できないのでボーディングブリッジはなく、徒歩でターミナルビルに向かいます。
乗ってきた便はこのまま宮古行きになります。
手荷物受取所は空港の規模の割に広いです。ベルトコンベアも設置されています。
JAL国内線の場合、保安検査場を20分前までに通過する必要があります。フライトは少し遅れて、次の出発便まで26分しかありませんでした。今回の空港観光はわずか6分間しかありません。
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多良間空港ターミナルビルを散策
多良間空港の外へ
まずはターミナルビル正面を見てみましょう。
正面は駐車場ですね。村営バスが運行していて、時刻表は飛行機の便に合わせて設定されています。
バスは空港から村の中心地である島中央北部に向けて運行されています。また中心部から南東のフェリー乗り場に向かう路線もあります。なお、多良間にはタクシーが存在しません。
ターミナルビルの北側のフェンスから駐機場が見えます。
ただ、両側から建物などが迫っていて、視界が悪いですね。
ターミナルビル1階
ターミナルビル内に戻ります。空港の規模の割にフロアは広いです。
フロアの北側にカフェがあります。なかなか個性的なカフェですね。カフェ ヘミングウェイと言うらしいです。離発着時の前後だけの運営みたいで、保安検査締め切り時間になるとクローズしていました。
カフェのそばに売店もあります。PayPayや楽天Payなどの決済が可能でした。
お土産に購入。たらまんぼー400円です。
ターミナルビル 屋上 展望デッキ
フロアの南側に上階に向かう階段とエレベータと階段があります。2階は空港事務所なので屋上へ向かいます。
屋上は展望デッキになっています。柵には写真撮影用の穴がないので、望遠レンズは利用できません。
滑走路側です。乗ってきた機体が駐機しています。滑走路の向こう側は海のはずです。
滑走路の反対側も眺めることができます。
1階 出発待合室
JALの場合、保安検査場を出発時刻の20分前に通過する必要があります。ところが、なぜか保安検査場が20分前でもオープンしません。オープンしないものは通過できませんね。
15分前くらいになってようやくオープンです。保安検査場内には思ったより広く、席も多いです。ただし、トイレはあるものの、ショップも自動販売機もありませんでした。
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空港から出発 宮古空港へ
保安検査場のオープンが遅れていたので、当然のように搭乗も遅れます。
NU898便宮古行きに搭乗です。もちろん、徒歩で搭乗です。
往路と同じボンバルディアDHC8-Q400CCです。
滑走路に出ました。
多良間空港の滑走路は多良間島西端に南北に設置されていて、南向きに離陸します。
伊良部大橋が見えてきました。15分くらいの遅延ですが、宮古空港はもうすぐです。
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まとめ
2023年夏に訪問した沖縄県多良間島にある多良間空港の模様をアップさせていただきました。那覇空港から直行便が出ていないので、とても訪問が難しい空港です。
今回、宮古島に滞在していて、多良間島を訪問しようと思っていた日はずっと満席だったので、訪問を諦めかけていました。当日になって空席ができたのでなんとか搭乗できましたが、窓からの撮影が難しい席しか確保できなかったので、写真が少なめです。
RACの沖縄離島ホッピングシリーズは今回で完遂です。こんどは、ちゃんと島の観光をしたいです(でも、時間が作れないんですよね・・・)。
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