【空港情報】沖縄RACアイランドホッピング(4) 沖縄 夏は東京から直行可能 久米島空港

はじめに

2022年夏に沖縄県久米島にある久米島空港を訪れました。島内観光ではなく空港にタッチして帰るだけの久米島空港訪問です。最近のマイブームで、日本各地の空港を見て回っています。

地方管理空港で、国際線の就航しない国内線専用空港です。県庁所在地の那覇から西に約60マイル90kmと近い距離にあります。距離が短いので、マイレージポイントの修行には適さないですね。2022年7月現在、JALではフライオンポイントの2倍キャンペーンが実施されていますが、ほぼ恩恵の無い路線です。

久米島空港は離島の中では発着便が多く、那覇路線がRAC(琉球エアコミューター)6便とJTA(日本トランスオーシャン航空)1便を運航しています。夏季はJALが羽田便を1日1便臨時便が設定されます(久米島ゆきは直行ですが、羽田行きは那覇経由です)。石垣、宮古に次ぐ旅客数を誇っています。

滑走路長は2,000mで、ターミナルビルにはボーディングブリッジが備わっており、ジェット機の離発着が可能です。RACはプロペラ機ですが、JTAやJALの運行便はジェット機になります。

今回は、那覇空港から久米島に行ってみました。

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那覇空港から久米島空港へ RAC871便

今回は那覇空港から久米島空港に向かいます。

覇空港から飛行機でショートトリップできる沖縄離島は、石垣、宮古、与那国、東大東、南大東、久米島、下地島、粟国などですね。なんだかんだで、ほとんど訪問しました(鹿児島県の与論や、那覇から直行便の無い多良間も残っていますが)。

朝早い便だとホテルの朝食を食べそこないますし、午後の便だとチェックインが遅くなっちゃいます。7時30分~9時くらいの出発便がわたし的に手ごろです。コロナ禍で運休も多かったですが、2022年夏現在、ほぼフルに運航しています。

ということで、手ごろな便で久米島を目指してみます。那覇空港7時45分発RAC便で、ちょうどいい感じです。

RACはJTAの子会社です。那覇ー与論線を除き、沖縄県内の路線のみを運航しています。RACはJTAと違ってワンワールド非加盟なので、JAL以外のワンワールド系航空会社で会員資格を持っていても特典はありません。

一方で、RACはJALのグループ会社なので、チケットの販売や搭乗時の運用などはJALのシステムを使っています。そのため、JAL会員はJAL便と同様に違和感なく利用できます。

沖止めの搭乗機まで、バスで向かいます。使用する機体はRACのボンバルディアDHC8-Q400CCです。雨がぱらついてきました。

那覇空港から久米島空港まで、RAC871便の時刻表では所要時間35分です。

那覇空港から北向きにテイクオフし、左に旋回していきます。

眼下に慶良間(けらま)諸島が見えます。ダイビングなどのウインタースポーツのメッカですね。滑走路がみえるのは慶良間(けらま)空港です。げるま空港と呼ぶこともあるようです。

定期便は無く、ときどき那覇空港との間にチャーター便が運航しているようです。

そうこうしているうちに、久米島空港に到着です。久米島は快晴です。

久米島空港のターミナルビルは、地下1階、地上3階の4階建て巨大空港です。ですが、ゲートは1つしかありません。ボーディングブリッジがありますが、プロペラ機では利用できないので、飛行機からターミナルビルまで徒歩で向かいます。

乗ってきた便はこのまま那覇行きになります。

到着口は、駐機場と同じレベルのフロアですが、地下1階になります。階段を昇ると1階です。1階の手荷物受取所へ。大きなベルトコンベアの受取所が用意されています。

JAL国内線の場合、保安検査場を20分前までに通過する必要があります。フライトはほぼ予定通りで、次の出発便まで24分しかありません。私に残されたのは4分間。ターミナルビルの探索時間はわずか4分間です。

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久米島空港ターミナルビルを散策

久米島空港の外へ

久米島は沖縄本島から西に90kmくらいの沖合にあり、人口は7,000人くらいだそうです。プロ野球チームの楽天イーグルスのキャンプ地としても有名です。

まずはターミナルビル正面を見てみましょう。

正面は駐車場ですね。タクシー乗り場もあります。

久米島にはちゃんとバス路線があります。

ターミナルビル1階

ターミナルビル内に戻ります。

到着ゲートから出た場所(右側)は、レンタカーの受付窓口になっています。

到着口から出て左側は観光案内所、ショップなどが並んでいます。画像確認する時間の余裕がなくて、ピントの合わない写真が続いています。すみません。

奥まで進むと、JALのチェックインカウンターがあります。こちらの空港はJAL系しか運行していないので、全てこちらのカウンターで対応になります。

カウンターの手前が保安検査場です。写真の右手手前から、保安検査場、喫茶店、ゲームセンター、2階にあがるエスカレータと並んでいます。

ゲームセンターには楽天イーグルスのブースがあるらしいですが・・・あったかな? 出発待合室から見えるので、ざっと眺めたんですけどね。

ターミナルビル2階

エスカレータで2階へ。2階は屋内送迎デッキ、屋外送迎デッキがあります。

イスも用意されていて、広々とくつろぐことができそう。

ガラス越しだと、どうしても屋内のライトが映りこんでしまいます。

2階の屋外送迎デッキです。外に出る扉が閉まっていて(サムターンを回しても出れませんでした)、屋内からの写真だけです。一応、イスのような場所はありますね。柵が低いので、(オープンしていれば)滑走路側の写真撮影は容易だと思います。

3階にも送迎デッキがあるのですが、時間が無くてここでタイムアップです。保安検査場を通過しましょう。

1階出発待合室

保安検査場を通過し、出発待合室に入りました。なんとかセーフ。館内放送で名前を呼ばれると恥ずかしいですからね。

ボーディングブリッジがある空港で、保安検査場が1階にあるのは珍しいですね。滑走路が地下1階レベルだからですけど。

保安検査場内に、ショップがあります。軽食も販売しているようです。トイレ、授乳室もあります。

出発待合室から滑走路側が見渡すことができます。

時間になり搭乗です。地下1階へ螺旋階段を降りていきます。到着時に昇ってきた階段と同じ階段です。さきほどと同じプロペラ機ですから、ボーディングブリッジは使いません。

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空港から出発 那覇空港へ

機体まで徒歩です。天気は相変わらず快晴です。到着時と違い、雲一つない青空です。

階段を昇って、飛行機に乗り込みます。まいどおなじみのボンバルディアDHC8-Q400CCです。

滑走路も快晴です。

滑走路は久米島西端に南北に設置されていて、南向きに離陸します。

久米島から離れていきます。

30分ほどのフライトで沖縄本島へ。瀬長島の姿が見えてきました。那覇空港へ着陸です。

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まとめ

2022年夏に訪問した沖縄県久米島にある久米島空港の模様をアップさせていただきました。沖縄の離島空港の中では規模の大きい空港で、運行本数は1日7本以上あります。離島リゾート地として人気の高い島です。

ターミナルビルは比較的新しく、ボーディングブリッジもあります。送迎デッキに入れなかったのは残念ですけど。

RACの沖縄離島ホッピングシリーズは今回でいったん終了です。

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