はじめに
2024年ゴールデンウィ―ク。繁忙期なので何の予定もなかったのですが、ふらっと思い立って山口へ。新大阪から山陽新幹線「のぞみ」に飛び乗りました。
鉄道は繁忙期でも閑散期でも価格はあまり変わりません(特急指定席料金がちょっと増減します)。飛行機も、株主優待券が使えれば価格はほぼ一緒ですが、そもそも株主優待券枠が空いていないと利用できないのがつらいところです。
新大阪からN700Aで西へ。私の旅は、新幹線でも普通の旅はしません。とはいえ、さくっと短い旅記録です。
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山陽新幹線のぞみ号と「リアル脱出ゲーム」
旅を思い立ったのは3日前。ゴールデンウィークなのに、山陽新幹線のエクスプレス予約サイトでは席はたくさん空いていました。
2024年のゴールデンウィークは、のぞみ号に自由席が設定されていないので、指定席やグリーン車でないと座ることができません。とはいえ、席はガラガラで、直前なのに2席側の窓側席を予約することができましたし、通路側は空席のままでした。3席側で3席丸々空いている列もあったし、意外に新幹線は余裕があるんだと感じましたね(実際に乗ったときにも予約のときと同じように空いていましたよ)。
私は鉄道は大好きなんですが、東海道・山陽新幹線はあまり好きではありません。車両に個性が感じられないし、時刻表にも個性を感じません(あくまで私の主観です)。あげくに車内販売が無くなって、あまり面白みのない列車だという認識です(新幹線車内販売で購入するアイスクリームやホットコーヒーが好きだったんですけどね)。
そんな私に、旅のお供を発見しました。SCRAPさんが展開するリアル脱出ゲームです。今までこちらのブログで全く触れたことが無いですが、ぼちぼちリアル脱出ゲームを嗜んでいます。SCRAPの店舗に参加したり、USJやひらパーなどで開催されているイベントをこなしたりしてます。東京の地下鉄なんかも楽しみましたね。
今回はJR西日本とSCRAPのコラボ企画です。参加用のキットは新大阪駅の書店で販売されていると聞いていたので、当日購入しました。てっきり書籍だと思っていてなかなか見つからなかったのですが、こんなファイルに入ったキットだったんですね。お店に山のように置いていました(笑)。
新幹線に入るまでにアプリのダウンロードが必要みたいで、慌ててダウンロードしました。ダウンロード終了と列車はホームに入ってきたのは同時でした。うーん、ぎりぎり。
新幹線に入って、まずはお食事です。新大阪駅の駅弁売り場の隣に、仙台で有名な牛タンのお店「利久」の弁当が販売されていたので購入しました(1,500円)。駅弁もだんだん高くなってきていますね。お給料は下がっているのに、物価が上がっています。海外観光客の方にとってはこれでも安いんでしょうが・・・。
リアル脱出ゲームの内容は、ネタバレになるので公開することはできませんが、従来に比べてかなり難度が高いです。市街地で参加可能なリアル脱出ゲームは、比較的易しいことが多かったんですけどね。参加される方は、片手間ではなく本気で頑張りましょう。
新幹線車内はゆっくり寝ている方、家族やグループ旅行で話に花を咲かせる方、ビジネスでPCを目の前にお仕事されるかたなど、いろいろ方々がさまざまな時間の過ごし方をします。そんな中で、私は時間に追われて焦りながら謎解きをしていました。ちょっと不審者みたいですね。
私は途中でアウトでした。片手間でやっていたのも悪いのですが、実は新山口で降りる方には対応していないんです(購入前にそんなことどこにも書いてなかったぞ~!)。岡山、広島、博多で降りる方は問題なくできるんですが、のぞみは新山口も小倉も停車します(新山口は停車しない便もありますが)。
広島で降りる設定にすればいいのか、博多で降りる設定にすればいいのか。広島で降りる設定にしてみましたが、ネタバレになるので詳しくは書けませんが、どうしても難しくなってしまうんですね。さらに、新山口や小倉で降りちゃうと、とある理由により十分に楽しむことができないんです(ネタバレになるので詳しくは書けませんが)。
ということで、不完全燃焼で終了しました。先達者からの助言です。新山口や小倉に向かう方にはあまりおすすめできません(いやまあ、時間潰しにはいいんですけどね)。
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新山口駅に到着 宇部線に乗換
新山口駅にやってきました。
新山口駅には1時間に1本だけのぞみが停車します。
ホームとホームの間に、通過用の線路があります。のぞみの多くは通過していきます。
新山口駅の新幹線駅構内には店舗もあります。JR在来線に乗り換える改札もありますが、宇部線や山口線の駅のほとんどは交通系ICカードが非対応です。通しの乗車券を購入していない方は、いったん改札外に出る必要があります。
私もいったん改札から出ました。
新山口駅は2018年ごろに新駅舎が完成し、まだまだキレイで近代的な建物です。
古くは小郡駅と言いましたが、2003年に新山口駅に改名しています。私のように古め(?)の鉄道好きにとって、小郡駅のほうがしっくりきて、新山口駅だとちょっと違和感を感じます。
在来線ホームに向かいます。山口線や宇部線は交通系ICカードが使えないと掲示されています(山陽本線は下関駅まで利用可能です)。
ということでキップを購入して入場します。
新山口駅の在来線構内には店舗は無いようです。山口線、宇部線、山陽本線と、多くの路線の乗換駅なので、ホームは7つもあります(3番ホームは閉鎖中)。
貨物列車などが通過する線路もあるので、ホーム数以上に広い駅になっています。広大な敷地ですが、利用者はあまり見かけず閑散とした感じでした。都市部と違い、運行本数も絞られているから仕方ない面もあります。逆に、新幹線改札の方には人が多く見かけられました。
私は、8番ホームから宇部線に乗車します。
たぶん105系の電車です。ロングシートのワンマン列車です。
のどかな田園地帯を走っていきます。宇部線は電化路線ですが単線です。ときどき対向列車の行き違いのために停車時間が長くなったりします。
常磐駅くらいまで来ると、瀬戸内海の海が見えてきます。
草江駅で下車しました。草江駅は山口宇部空港の最寄り駅です。この後、山口宇部空港を訪問したいと思います。
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まとめ
2024年春に山口を訪問しました。ゴールデンウィーク中にふらっと思い立って、リアル脱出ゲームを旅のお供に、新幹線のぞみで新山口駅へむかいました。
超繁忙期なので混雑して身動きが取れないのではないかと思っていましたが、新幹線車内も新山口駅も、それほど人が多くありませんでした。意外にゆったりのんびりした旅を楽しめました。混雑する時期ですが、予約さえできれば席も確保されますし、特に旅の料金も高くならないので、鉄道の旅はおすすめです。
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