目次
はじめに
2025年も夏を迎え暑くなってきました。今回の記事から、夏の涼風を楽しむ?北海道訪問記事を連続して公開していきます。まずは北海道アイランドホッピングの第1弾、2025年春に訪問した北海道利尻島の利尻空港の紹介です。
日本の実効支配化にある北海道の離島空港は、奥尻空港、利尻空港、礼文空港の3空港がありますが、礼文空港は定期便がないので(救急搬送時のみ利用)、実質2空港になります。
今回紹介する利尻空港は北海道の管理する地方管理空港で、滑走路は1,800mあって、ジェット機も対応可能ですが、定期便はターボプロップ機(プロペラ機)のみの運用です。
HACのATR42‐600
2025年現在、利尻空港はHAC(北海道エアシステム)の札幌丘珠便便が1日2便(月~木は1日1便)運航しています。夏季のみANA(ANA WINGS)の新千歳便が季節運航しますが、こちらはB737-800なのでジェット機になります。
利尻空港は利尻島の北端に設置されています。日本最北端空港は利尻島のすぐ北に位置する礼文島の礼文空港ですが、定期便は運行されていません。稚内空港が商業利用の最北端空港で、利尻空港が最北端の離島空港になります。
定期便が丘珠空港からのみなので、札幌在住者以外のアクセスは少し難渋します。それでも夏季は千歳便があるので奥尻空港よりましでしょうか。利尻島は稚内からフェリーアクセスも可能ですが、空路の方が圧倒的に早いです。
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札幌丘珠空港から利尻空港へ JL2885便
2025年春に訪問した際の記録です。今回は丘珠空港から利尻空港に向かいます。
丘珠空港からHACのATR42-600ターボプロップ機に乗り込みます。
ATR42‐600は機体の後部から搭乗です。
JAL系フライトらしい、黒革のシートです。1列2-2の4席です。
座席背面にはテーブルとHACオリジナル冊子が入っています。
丘珠空港からテイクオフです。
雲の上に出ました。
飲み物のサービスがあるんですね。短距離線では珍しいです。
利尻島が近づき、高度を下げ始めました。利尻富士でしょうか。暦は春ですが、かなり真っ白ですね。
少し遅れましたが、ほぼ定刻に利尻空港に到着しました。時刻表では55分のフライトです。
利尻空港のターミナルビルです。ボーディングブリッジはありません。
駐機場に到着しました。
ターミナルビルまで歩きます。
到着口から入ります。
手荷物受取場です。ベルトコンベアが設置されています。
空港を散策
空港前・空港周辺
空港前です。
迎車待ちエリア、バス乗り場があります。
ホテルの送迎もあるようですね。
バスは宗谷バスが運行しています。利尻島を一周するルートで、1日3便程度あります。朝の丘珠行きJAL便に接続するバスは無いので注意しましょう。
サイクルステーション(サイクルピット)は無いようです。
ターミナルビル内へ
1階到着フロア&チェックインカウンター
ターミナルビルは2階建てです。中央部は吹き抜けになっています。
到着口前には、レンタカー受付などがあります。
反対側まで進むとチェックインカウンターです。ANAカウンターと書いていますが、この日はANA便が運航していないので、JAL(HAC)便もこちらのカウンターで受付のようです。
中央に本検査場入り口と2階への階段です。2階へ向かいましょう。
2階 ショップフロア
2階に昇って、まっすぐ奥は送迎デッキ、右手にショップがあります。
ショップには喫茶「RISHIRI」もあります。私の訪問時はクローズしていました。というか、フライトのある時間にクローズしていて、いつ商売するんでしょうか。
ちなみに、御翔印(御朱印の空港版・JAL系全国55空港で発行)を集めている方はこちらで購入できるそうです。御翔印目当てで来て、店舗がクローズしていたら悲惨ですね。1日1便しかない日も多いので、場合によっては宿泊が必須になります。
喫茶「RISHIRI」 営業時間 13:30~16:00
※季節によって営業時間が変わるようです
送迎デッキ
送迎デッキです。滑走路側の策は低いので、写真撮影は容易です。屋根もあって荒天でも大丈夫。椅子はありません。
駐機場~滑走路を見渡すことができます。
空港から出発
1階の保安検査場を抜けて搭乗待合室へ。比較的新しくて広い待合室です。
自動販売機とトイレはあります。
JAL2884便丘珠行きに搭乗です。同じ機材なので内部は同じで割愛します。
利尻島はこれでお別れです。
丘珠空港に戻ってきました。春とはいえ陽も長くなってきていて、日没の早い北海道ですが定刻17:15着でもまだ太陽が見えます。
まとめ
2025年春に訪問した利尻空港の訪問記をアップさせていただきました。
北海道の中心である札幌から直行便があるのは便利だと思いますが、道外の方が訪問するにはちょっと不便かもしれません。夏季はANAの千歳便もあるので、訪問するなら夏季がおすすめです。離島なので冬季は欠航も多いですからね。
次回は奥尻空港へ向かうフライトの紹介です。