【空港情報】徳島空港(徳島飛行場)を訪問 四国最東端の空港

はじめに

2024年夏に四国地方の徳島空港(徳島阿波おどり空港)を訪れました。徳島県徳島市の東側海岸沿いに設置された空港で、街中から比較的近い(10kmくらい)にあります。

正式名称は徳島飛行場で、海上自衛隊基地が併設されています。2024年現在、徳島空港は防衛相所有で海上自衛隊管理の軍民共用空港となっています。滑走路は2,500mあって、ジェット機も十分に離発着できます。

2024年現在、徳島空港は羽田便(ANA4便・JAL6便)と福岡便(JAL2便)が運航しています(JAL千歳便が夏季に季節運航します)。国際線専用設備がありますが、定期便は運行していません。

四国の空港のうち、松山、高知空港は伊丹、名古屋便がなどが運航していますが、徳島空港にはありません。そのかわり、徳島駅から大阪中心部へ高速バスがかなりの本数出ています。

徳島空港へのアクセス

徳島空港の最寄り駅は高徳線や鳴門線の駅が並んでいますが、アクセス拠点の駅は県庁所在地のある徳島駅になります。

徳島駅ー徳島空港間はリムジンバスが発着便に連絡して運行しています。2024年現在12.5往復あり、片道約30分600円です。

徳島駅ー空港ー鳴門方面の路線バスもあります。徳島ー空港間は片道約40分、空港ー鳴門駅間は約17分です。大塚国際美術館などの観光地も巡る路線です。

羽田空港から徳島空港へ

今回は羽田空港から徳島空港を目指しました。関西から公共交通機関で徳島に行くには、大阪市街地から高速バスを利用するのが普通ですが(要予約)、2時間30分~3時間かかります。

大阪から徳島空港に向かうとなると、さらに30分以上かかるので、羽田空港経由のフライト乗継でも、所要時間はあまり変わりません。かなり酔狂なことをしている自覚はあります(笑)。

徳島市内を流れる吉野川を見下ろしながら高度を下げます。いったん市街地の西に出てUターンし、空港の西から東へランディングです。

徳島空港に到着しました。

ボーディングブリッジを渡ってターミナルビルへ入ります。

エスカレータを降りると広い手荷物受取所に出ます。降りてから右に曲ると到着口から1階の一般フロアに出ます。

空港を散策

空港前・空港周辺

ターミナル前には阿波踊りの銅像が並んでいます。

正面には駐車場があります。サイクルステーション「ソラパ」も駐車場内になります。

ターミナル正面にはバスが発着します。徳島駅や鳴門方面に向かう路線があります。

タクシーも数台停車していました。

1階 到着フロア&チェックインカウンター

1階東側はチェックインカウンターです。JALとANAのカウンターがあります。

到着口前です。まっすぐ奥はバス乗り場になります。コンビニもありますね。

到着口の駐機場側には国際線用のカウンターがあるのですが、チャーター便しか運航していないので通常はクローズです。3階に昇るエスカレータがあります(2階は事務所フロアです)。エスカレータ横にはレンタカー受付があります。

3階 ショッピング&レストランフロア

3階にはショップやレストランが並んでいます。店舗はいくつもあるので、お土産などを見て回れますね。

保安検査場横にはカードラウンジがあります。時間に余裕を持って利用しましょう。

フードコート型の飲食店がいくつかあります。徳島ラーメンが有名ですね。

宝ラーメンさんでラーメンをいただきました。徳島に複数店舗を構えるチェーン店のようです。見た目ほどコテコテではないですが、スープがおいしくてとまらないですね。

3階展望ホール

3階駐機場側には展望ホールがあります。展望デッキでも送迎デッキでもなく、ホールです。

滑走路の眺望は良好ですが、どうしてもガラス越しになってしまいます。軍民共用空港なので、撮影ハードルが高くなっているのかもしれません。

羽田から搭乗してきたANAのエアバスA320機です。

J-AIRのエンブラエルE170機が福岡から到着してきました。滑走路の西側が建物に隠れてしまうので、着陸シーンを撮影するのは難しいです。

離陸の方が手前になるので撮影しやすいです。ただ、ガラス越しなのでどうしても映り込みが生じてしまうことがあります。

羽田からボーイングB737-800が着陸です。やっぱり滑走路に降り立った後しか撮影できません。

他に、海上自衛隊機が高頻度で離陸するのを見ることができます。

空港から出発

搭乗時刻が近づき、3階の保安検査場に向かいます。優先レーンはありませんが、保安検査場が2レーンあるので、他の地方空港に比べて列は短い印象です。

搭乗待合室に入ります。トイレとショップ(JAL PLAZA)があります。

搭乗ゲートは3つあります。一番奥は国際線運用時に使われるゲートで、運用時はシャッターが下りて国内線エリアと分離されるようです。

JL456便、羽田行きに搭乗します。

ボーイングB737-800のクラスJ席を予約していました。羽田空港にはほぼ定刻に到着です。

14時過ぎに羽田第3ターミナル直結の羽田エアポートガーデンにある「All Day Dining Grande Aile」を訪問し、昼食ビュッフェをいただきました。

2024年6月以降、プライオリティ・パスがあれば、(諸条件ありますが)無料でお食事をいただくことができます。国内線(特に第2ターミナル)利用者にとって移動に時間がかかるのが難点ですが、到着便の場合は余裕を持って利用可能です。

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まとめ

2024年夏に訪問した徳島空港の模様をアップさせていただきました。

関西圏からだと、高知や松山などと違って直行便が無いため、あまり縁のない空港です。展望デッキが無いので、飛行機の撮影にはあまり向きません。空港施設外からの撮影がおすすめになるので、レンタカーなどの手配が望ましいです。

サイクルステーションもあるのですが、駐車場内にあってちょっと見つけにくいかもしれません。ターミナル内店舗が多いので、ショッピングや飲食に困ることは無いと思います。

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