【国内鉄道旅】2009年東京から 乗り鉄旅(4) 航路も線路? みよしライナー 錦帯橋 宮島観光

はじめに

2009年鉄道の旅のつづきです。JR東京駅からサンライズ出雲に乗って島根県出雲地方へ。岩見銀山、出雲大社、一畑電車の旅、宍道湖温泉、奥出雲おろち号乗車と観光を続けてきました。

今回は中国地方旅行の最終回、いつもより鉄分低めです。前回は木次線で島根県から広島県の備後落合駅まで来ています。ここから山陽側を旅していきます。

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瀬戸内海を目指して

備後落合駅はJR木次線とJR芸備線の接続駅です。芸備線はJR広島駅から三次、備後落合と中国山地のど真ん中を東へ、岡山県内の伯備線備中神代駅までつながっています。芸備線は三次駅と備後落合駅で運行が分断されていて、広島-三次間、三次-備後落合間、備後落合-新見間(全列車伯備線新見駅まで乗り入れています)で運行されています。

備後落合駅は木次線と芸備線(新見方面と三次方面)に列車が出ています。超ローカル路線のため、木次線は1日3本、三次方面は1日5本、新見方面は1日3本しか運行していません。1本逃すと、最大8時間待ち、大事故です。

乗り鉄根性で頑張るなら、よりローカルな新見方面一択ですが、14時台まで運行がありません。2時間の乗り継ぎ待ちはつらいので、三次方面に向かうことにしました。2022年現在は設定が無いですが、私が利用した2009年は、12時台に三次行きの普通列車があったので(奥出雲おろち号接続の臨時列車だったのかもしれません)、そちらで広島県三次方面に向かいます。

芸備線は全線非電化単線です。キハ120形気動車普通列車三次行きに乗り込みます。

備後落合駅から出発。右方向の線路は先ほどやってきた木次線です。乗っている列車の進む芸備線は左の線路です。

1時間15分くらいで三次駅に到着。三次駅は福塩線(福山ー塩町間)、三江線(三次ー江津、2018年に廃線)、芸備線の接続駅です(福塩線の全列車が芸備線の塩町ー三次間を乗り入れています)。三次-広島間は1時間に1本以上運行されており、広島近郊のアーバンネットワーク区間に入るため、利用客が多くなります。

三次駅で快速みよしライナーに乗ります。キハ40形気動車で広島まで向かいます(2009年には14時ごろに三次始発がありましたが、2010年台に減便されています)。

広島駅には1時間30分くらいで到着。JR山陽本線に乗り換えて西へ向かいます。

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岩国・錦帯橋を観光

JR山陽本線で1時間電車に揺られ(JR山陽本線は全線電化しています)、山口県岩国駅に到着です。岩国駅前からバスに乗り換え。

岩国の名勝、錦帯橋です。巨大な木造のアーチ橋です。私は3歳ごろに訪問したらしいですが、覚えているわけがないので、今回初観光です。時間は17時ごろ、晩夏なのでまだ明るいです。

ちなみに錦帯橋を渡るのは有料。船に乗って観光することもできるみたいです。

錦帯橋の対岸の山上にお城の天守閣が見えます。岩国城です(残念ながら戦後に再建された再建天守です)。

この日は岩国に宿泊。ベランダから錦帯橋の見えるホテル「岩国国際観光ホテル」に宿をとっていました。

夜のライトアップされた錦帯橋も見下ろせます。

川面に映る錦帯橋を眺めることができます。

このころはホテル内を撮影することがあまりなかったのですが、室内の写真が残っていました。シングルベッドのビジネスホテルのような部屋だったようです。

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JRの航路で宮島へ

翌日は朝から雨。岩国駅までバスで戻り、JR山陽本線で15分程度東へ。宮島口駅で下車します。

宮島口駅を降りると目の前に宮島行きのフェリー乗り場があります。JR西日本宮島フェリーは船なのに青春18きっぷで乗車可能です(宮島松大汽船の路線もありますが、こちらはきっぷがダメです)。日本で唯一、キップで乗車可能なフェリーになります(2009年からJR西日本本体から子会社に移管、同時期よりICOCAも利用可能になってます)。2020年に新フェリーターミナルになっています。

宮島桟橋に到着。

桟橋からお土産屋さんがならぶ道を歩いていきます。

海岸沿いを石の鳥居をくぐって進みます。

海岸に鹿さんがいっぱい。

厳島神社を訪問。境内を観光しました。

2009年の訪問時には宮島にさるがいました。ロープウェイで山上に行くとよく見られたようですが、その後駆除されたようで、2022年現在はあまり見かけないようです。

記憶があいまいなのですが、どうやらロープウェイで山上まで行ったようです。宮島ロープウェイ獅子岩駅付近に展望台があり、瀬戸内海の海を一望できます。

厳島神社の前にある大鳥居を眺めながら桟橋に戻ります(2022年現在改修中だそうです)。

本州に戻り、広電宮島口駅から広島へ路面電車に乗ります。JRだと30分くらいだけど路面電車だと1時間以上かかりますが、それは旅の醍醐味です。のんびり帰ります(写真撮影したはずなんですけどねえ、手元に残ってないです)。今回の旅はこれで終了です。

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まとめ

2009年の東京駅からの鉄道旅です。今回はサンライズ出雲、石見銀山、出雲大社、宍道湖温泉、奥出雲おろち号、岩国、宮島観光と盛りだくさんでした。もっといろいろ見たような気がするのですが、写真が残ってないのでいまいちインパクトが無いから省略しています。

2000年台はデジタルカメラの性能があまりよくないですし、スマホカメラも画質がいまいちなので、ブログにアップするのもためらわれますが、いよいよネタが無くなれば投入するかも。はやくコロナ禍も終わってほしいものです。

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コメント

  1. jun より:

    はじめましてjunといいます。
    錦帯橋、宮島などまだ行ってないので
    興味深く拝見しました。コロナ禍のせいか、客数は少ないですよね。?

    • RTW-tabizuki より:

      junさん。ご訪問ありがとうございます。

      なかなか国内旅行も楽しめないご時世で、私のブログも過去の旅記録ばかりになっています。
      2009年に訪問した時は、雨が降っていたので、観光客が多くなかったようです。今はコロナ禍でやはり厳しいのでしょうね。
      早く自由に旅行を楽しめるようになればと思っています。

      またの訪問をお待ちしております。