【国内鉄道旅】2012年秋田内陸縦貫鉄道全線走破 急行「もりよし」で角館から鷹巣へ

はじめに

旅行が大好きのタビズキです。今回はローカル鉄道の旅記録です。2012年に乗車した、秋田内陸縦貫鉄道の急行「もりよし」の乗車記録です。

秋田内陸縦貫鉄道は国鉄路線を引き継いだ第3セクターで、秋田内陸線の100kmたらず1路線を運行しています。全線非電化単線で、両端がJR東日本の駅に接続していて、角館駅から鷹巣駅まで南北に結んでいます。

角館から鷹巣をほぼまっすぐに結んでいますが、最速の急行でも所要時間が2時間以上になり、秋田駅経由でJRの新幹線と特急を乗り継いだ方が早くなります。

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角館駅から急行「もりよし」に乗車

今回のスタートはJR角館駅です。秋田新幹線「こまち」で角館駅に到着です。ここから秋田内陸縦貫鉄道に乗り換えです。

秋田内陸縦貫鉄道の角館駅は1面1線しかありません。

これから乗車するのは急行「もりよし」です。急行は乗車券のほかに急行券が必要です。停車駅は少なくなりますが、あまり所要時間は変わりません。

急行鷹巣ゆきになります。

合川駅に停車するもりよし

AN-8800形気動車です(8803)。2023年現在の急行「もりよし」は、もう少し格好良く塗装された車両を使用していますが(どちらが格好いいかは賛否両論がありそうですが)、2012年に乗車した時の車両は普通列車にも使用される車両です。もりよしは専用車両というわけではありませんでした。

以前は2両編成で運用されていたようですが、1両での運用になっています。実際、席には十分余裕がありました。

秋田内陸線は単線なので、いくつかの駅で対向列車を待つために停車時間が長くなります。上桧木内駅での行き違いです。

横手盆地の桧木内川と並走して北上していきます。

このような橋梁をいくつか越えていきます。長いトンネルと超えると、阿仁川が姿を見せて、川に沿って進んでいきます。

大又川橋梁からの車窓は有名です。国道105号線と一般道の橋梁が見えます。

反対側の車窓です。

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阿仁合駅から鷹巣駅へ

全行程の中間地点当たりにある阿仁合駅に到着です。

三角の屋根が特徴的な駅舎を備えています。秋田内陸縦貫鉄道の駅の中では数少ない有人駅で、当駅終発着の列車もあります。こちらで乗降される方も多いです。

田園風景を眺めながら進んでいきます。もりよし山と書かれていますね。急行もりよしの語源となった森吉山のことで、阿仁合駅の真東に位置しています。

急行もりよしは観光列車的な性格があり、アテンダントさんが乗車しています。切符のの確認だけでなく、観光案内や車窓ガイドなどもされていました。

秋田内陸縦貫鉄道線には沿線に温泉地がいくつかあります。写真では阿仁前田駅と書かれていますが、のちに阿仁前田温泉駅に改称されています。駅舎内にはクウィンス森吉と呼ばれる温泉施設があります。

合川駅で対向列車待ちです。

やってきた列車も急行もりよしでした。

終点鷹巣駅に到着しました。

鷹巣駅はJR東日本と秋田内陸縦貫鉄道それぞれの駅舎があります。乗換駅になっています。

JR側の駅は「鷹ノ巣」になっています。微妙な違いですが。

鷹ノ巣駅は大館能代空港に近く、空港リムジンバスが発着しています。大館能代空港から東京羽田路線が1日3便往復しています。

鷹ノ巣駅に停車するE751系特急つがる

また、JR特急の停車駅です。青森方面、秋田方面に乗り継ぐことができます。

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まとめ

2012年に乗車した秋田内陸縦貫鉄道の急行もりよし乗車記をアップさせていただきました。第3セクターの例に漏れず乗客減少で厳しいようですが、秋田縄文号などの観光列車を導入し、頑張っているようです。

鉄道に乗るのが大好きなのですが、なかなか訪問する機会が難しい路線です。また、乗車時間が長いので、休みの取れない一般社会人には厳しいです。あいにくの天候だったので、今度はもっと天気がいい日に訪問したいですね。

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