【国内鉄道旅】2022年高野山への旅(2) 高野山観光とケーブルカー 南海特急「こうや」

はじめに

旅行が大好きのタビズキです。今回は2022年春の鉄道旅です。和歌山県の高野山へ、南海電鉄で日帰り旅行の記録です。

前回の記事では、南海なんば駅から南海電鉄高野線で橋本駅に向かい、観光列車「天空」に乗り換えて高野山のふもと極楽橋駅に向かいました。今回は極楽橋駅から高野山に向かいます。

私は観光より鉄道派なので、高野山観光はめちゃくちゃさくっとしてます。あまり期待しないでください。

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高野山ケーブルカーで高野山へ 

南海高野線の極楽橋駅から、高野山ケーブルカーの極楽橋駅へ向かいます。高架の廊下で道を渡ります。

華やかな極楽橋の紹介展示があります。

ケーブルカー乗り場です。電車とケーブルカーの乗り場間に改札はありません。ケーブルカーは南海電鉄の一路線扱いです。

2019年に車両が新型になっています。以前の車両は、特急こうやと似た赤と白のストライプの外装でしたが、新しい車両は正面は赤で側面は黒ですね。

極楽橋の駅名票です。高野線と同じ絵柄です。

ケーブルカーなので、車体は斜めです。車内は階段を昇降して移動します。

300mくらいの高低差、30度近くの傾斜を一気に昇ります。見た目は60度くらいにみえますね。

途中で、降りてくるケーブルカーとすれ違います。

終点の高野山駅が見えてきました。

終着駅の高野山の駅名標です。

高野山駅から外へ出ます。

駅前にはバスターミナルがあります。高野山駅の目の前の道は、路線バス以外は進入禁止です。駅から出た観光客は、タクシーに乗らないならバス乗り場に行くしかありません(道路は私有地なので、歩くのも禁止です)。

本当は、駅も出ずに引き返すつもりだったんですよね(笑)。高野山は以前に来たことがあるので。駅員さんがバス乗り場に案内してくれているし、バスはケーブルカーの到着時間に連絡しているし、バスに乗らずに引き返すのはすごく不自然だったので、やむを得ず(?)バスに乗ります。

バス路線はたくさんあるように見えますが、高野山方面に向かうのは「奥の院前ゆき」の一択です(他の路線は本数が極端に少ない)。

さあ高野山観光に向かいましょう。

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高野山を超高速観光

高野山では、歴史の教科書に載っている「金剛峯寺」と歴史上の人物のお墓がある「奥の院」が有名です。また、千手院橋付近にはレストランや土産物屋が集まっています。

千手院橋の停留所で下車。奥の院とは反対方向(西)に歩き始めます。

5分ほど歩くと、真言宗の総本山「金剛峯寺」です。南の門から入ります。

金剛峯寺に参拝しました。春ですが標高が高いので雪が残っています。東側の門から出て、そのまま北上します。

細い道を歩いていき、左折します。高野山駅の方に向かって散策です。

南院(波切不動尊)前のバス停まで来た時に、高野山駅行きのバスがやってきたので、バスに乗り込みました。高野山にいたのは実質30分くらい、超短時間の滞在時間でとんぼ返りです。

高野山の奥の院も外せないスポットです。今回は時間が無かったので足を運びませんでしたが、生身供(弘法大師にご飯を運ぶ行列)の様子を見ることができます。

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高野山駅で昼食を

ふたたび高野山駅に帰ってきました。

駅の一階にはお土産屋さんがあります。あと、チケット売り場があるので、あらかじめ帰りの特急券を購入しました(極楽橋発の指定席を購入できます)。

駅の中央に階段があり、2階に向かいます。2階はケーブルカーの歴史の展示などがあります。

駅の古いグッズなどが展示されています。

展望スペースもあります。

標高800m以上の高地にあります。遠くまで見渡すことができます。

ケーブルカーの出発時間まで時間があったので、こちらで弁当をいただきました。橋本駅で購入していた柿の葉寿司です。

ケーブルカーの出発時間になったので乗り込みます。先を見下ろすと急斜面に見えてかなり怖いですね。

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高野線 特急「こうや」

極楽橋駅に着くと、乗車予定の特急「こうや」がすでに入線していました。

特急こうや8号なんば行きです。

南海30000系です。特徴的な運転台ですね。

車内から前方の景色が見えます。ただ、小田急ロマンスカーのような展望席があるわけではないので、景色の見やすさは限定的です。

灰色のシートに赤のヘッドカバーです。

前席の背もたれにあるテーブルを利用することができます。車内販売やWiFiサービスなどはありません。製造されて40年近く経過しており、かなり老朽化してきています。こうや用車両は、30000系2編成と31000系1編成の3編成だけなので、かなり酷使されている状況です。

13時21分に極楽橋を出発です。橋本駅まではノンストップですが、単線区間なので行き違いで何度も停車します。そのため、各駅停車や天空などの車両と所要時間があまり変わりません。橋本駅からなんば駅の区間であれば複線なので、各駅停車より圧倒的に所要時間が短くなります。極楽橋から1時間20分くらいでなんばに到着です。

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まとめ

2022年春の高野山観光記録です。今回は南海特急「こうや」に乗車しました。高野山の観光時間はほんの少しだったので、私らしい鉄分重視の旅記録になっています。今回の旅はここまでです。

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