目次
はじめに
今回は、2022年夏に宿泊したホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット京都 京丹波」の模様をアップさせていただきます。
積水ハウスとマリオットが共同で、全国の道の駅に隣接するように多数のホテルを開業しています。積水ハウスの「Trip base style」というキャンペーンの一環です。
こちらのホテルも、上記のキャンペーンの一環で建てられたもので、目の前に「道の駅 京丹波 味夢の里」があります。また、京都縦貫自動車道の京丹波パーキングエリアにも隣接しています。
私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓
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アクセス(車以外は無理!!)
今回はフェアフィールド・バイ・マリオット京都 京丹波に宿泊してきました。マリオット系ホテルの中では宿泊特化型でカジュアルなフェアフィールド系列のホテルになり、リーズナブルなセレクトのカテゴリーになります。2020年10月にオープンしたホテルです。
フェアフィード系マリオットホテルは、マリオットグループ内の旧カテゴリーでは2022年3月の最終段階で4でした(8段階で上から5番目)。京都府京丹波町にあります。
最寄り駅は山陰本線の胡麻駅あるいは下山駅になりますが、特急列車が停車しないこと、運行本数が少ないこと、駅からホテルまでかなり距離があることなど、電車でのアクセスはおすすめできません。
いちおう、駅からホテル(道の駅 味夢の里)までの路線バス(京丹波町 町営バス)が運行していますが、1日2~5本程度の運行なので、かなり上手に利用しないと難しいです。
自動車でのアクセス
必然的に車でのアクセスしか選択肢はありません。駐車場として選択肢は①ホテルか道の駅の駐車場(丹波ICから一般道でアクセス)、②京丹波パーキングエリア下り(高速で大山崎JCTから北上)、京丹波パーキングエリア上り(高速で綾部JCTから南下)の3パターンです。
京丹波パーキングエリア:正面の建物は道の駅の施設なので夜間は利用できません
京丹波パーキングエリアは高速道路施設で、道の駅「味夢の里」とホテルは一般道の施設です。
朝5時ごろは道の駅(手前)とパーキングエリア(向こう側)の間にシャッターが下りていて通行できません
日中は相互に徒歩往来可能ですが、夜間は通路が閉鎖されてます。
朝6時30分ごろには通行可能になっていました(手前がパーキングエリア)
道の駅の営業時間と連動しているようで、季節によるでしょうが、6時ごろから21時ごろは通行可能でした。
したがって、②や③の駐車場を選択した場合、アクセスは楽ですが、夜間は車に近寄ることができません。素直にホテルの駐車場を利用することをお勧めします。
上りPAと下りPAの間は車の往来ができません
当然ですが、①~③の駐車場は、相互に車で往来できません。
京都縦貫自動車道・丹波ICからのアクセスです。丹波ICを降りると国道9号線に合流するので右折します(北上・京丹波町市街地方面)。
左手にローソンが見えます(ホテル最寄のローソンです)。ローソンのある交差点「須知」を左折します。
府道444号線をひたすらまっすぐ西に進みます。左手に道の駅の看板が見えたら左折します。
道なりに坂道を昇って行けば、ホテルにたどり着けます。
駐車場はホテルの目の前にあります。満車だったら道の駅に駐車すればいいと思います。
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フロントでチェックイン
さてチェックインです。
2022年夏現在、近畿圏在住の私は、「きょうと魅力再発見旅プロジェクト」という地域割プランが利用できました。宿泊料金が1泊最大5,000円引きで、2,000円分の地域クーポンがついてきます。かなりおいしいです。
フロント前にドリンク、軽食、おみやげが販売されています。
注意点として、こちらのホテルでは現金は使用できませんので、クレジットカードや交通系カードあるいはPayPay/LINE Payを用意しましょう(前出の地域クーポンも利用できません)。宿泊料金は先払いです。
ホテルの部屋はキングとツイン(シングル2台)の2種類しかありません。キングルームで予約しました。現在の私のマリオットステータスはチタンです。チタンメンバーサービスは、①レイトチェックアウト(最大16時まで)、②マリオット・ボンヴォイポイント500あるいはオリジナルドリンク2本の選択、の2点です。こちらのホテルはスタンダードしか部屋がないので、アップグレードはありません。
わたしはオリジナルドリンクを選択しました。2種類の飲み物がいただけるのはうれしいかも。ロビーで販売されています。
2022年からだと思いますが、日本各地の積水ハウス系フェアフィールドでは、プラチナ特典の選択肢として、ご当地ドリンクを提供するようになったようです。
こちらのホテルでは朝食を提供していません。最寄りのコンビニは、京都縦貫自動車道丹波ICからホテルへ向かう道(県道9号線)沿いにあるローソンです。車で5分程度です。
ホテル横の道の駅は6時から21時まで営業しており、弁当なども販売しています。食事はそちらを利用するのがよさそうです。
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お部屋の様子(スタンダートキング)
エレベーターに乗ってお部屋に向かいます。ホテルは3階建てで、全てのフロアに客室があります。エレベータの利用にはルームキーをかざす必要はありません。
さて客室に入りましょう。ちょっとわかりにくいですが、ルームキーを取っ手の上にあるセンサーにかざすと鍵が開きます。
スタンダードキングルームです。和の雰囲気のお部屋です。まだ築1年半ですからとてもきれいですね。他のフェアフィールド・バイ・マリオットとほとんど内装が一緒です。
入室して左手に、クローゼット設備が置かれていました。
ひとりで宿泊するには十分広いお部屋です(25㎡)。ベッドは広く、目いっぱいくつろぐことができます。
ベッド正面にテレビがあります。スリッパも備えられています。
枕元にはコンセントに加えてUSBの電源があります。
ソファの横には無料のミネラルウォーターやポット、冷蔵庫があります。
部屋の中央に洗面スペースがあるのがフェアフィールド流ですね。歯ブラシ、ブラシ、カミソリなどのアメニティがそろっています。洗面台の下にはタオルとドライヤーが置かれています。
右手の扉を開けるとシャワーがあります。椅子があるのは楽ですね。バスタブはありません。シャワーの水圧は十分です。
積水ハウス系フェアフィールドでは、シャワールームアメニティを順次NIRVAEに変更しているようです。京丹波はNIRVAEで天橋立はノン・ブランドのアメニティでした。ホテルによって微妙に違います。
トイレの床も木目調です。落ち着いた印象を感じます。
窓の外は、京丹波の山々を眺めることができます。
夜景はこんな感じです。外は山の中なので、あまりよくわかりませんね。
マリオット系ホテルでは、マリオット会員に無料WiFiサービスを提供しています。上位ホテルだと、ゴールド以上の高速ネット回線がありますが、フェアフィールド系ホテルでは運用されていないようです。
客室の電波状況ですが、docomo回線/楽天モバイル回線ともに問題なしです。
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ホテルの設備
こちらのホテルにはレストランやフィットネスジムはありません。
ロビーラウンジ
1階には広いロビーラウンジスペースがあります。宿泊客は自由に利用できます。ウッド調の新しくて広いロビーです。シティーホテルでよく見かける有料喫茶のサービスはありません。
窓の外にウッドデッキ調のスペースがあります。ロビーのコーヒーを持ち出して、京丹波の山々を眺めながら、ゆっくりするのもいいと思います。
夜はちょっと暗すぎるかもしれませんね。
ロビー内に戻ります。コーヒーとお湯が自由に使えるサーバーがあります。食器洗いスペース、オーブン、レンジ、冷蔵庫(コロナ禍のため閉鎖中)もあります。
紙のお皿、お箸、プラスティックのフォーク&スプーンなども置かれていました。非常に便利でありがたいと思います。
お茶や紅茶のティーパック、インスタント味噌汁もあります。セルフサービスですが、無料でいただけます。お茶は南山城のお茶ですよ。
ランドリー
1階にランドリーがあります。自動販売機の設置場所の奥にあり、ちょっと暗くて気づきにくいかも(室内に入ると自動で電気が点灯します)。エレベータから1階の客室側に進んですぐ右手です。洗濯40分300円、乾燥20分100円で、こちらは現金が必要です。両替機も設置されています。
自動販売機
自動販売機は1階に設置されています。
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周辺の施設<道の駅 京丹波 味夢の里>
ホテルの目の前には道の駅があります。
レストランは11:00~20:00、フードコートは10:00~20:00、ショップは6:00~21:00で営業していました。
ショップでは、お土産や弁当、パン、おにぎり、デザートまで、いろいろ揃っています。夜21時まで営業しているのもうれしいですし、朝早く朝食を購入することもできます。
夕食に鯖寿司を購入してみました。1,345円(税抜)です。地域クーポンも利用できます。
道の駅にはイベントスペースもあります。
なぜかラベンダー畑も。
目の前に古墳(塩谷古墳公園)もあります。歴史を感じながらの散策にいいと思います。
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まとめ
今回は2022年夏に利用した、フェアフィールド・バイ・マリオット京都 京丹波の様子をアップさせていただきました。
車以外のアクセスは無理です。高速道路のパーキングエリアからだと、夜間はホテルと通行できないので注意しましょう。丹波ICから一般道でアクセスするのが正攻法です。
高速道路のPAに直結するホテルは珍しいですが、夜間にホテルと往来できないので、名神高速のレストイン多賀(多賀SA)のような利用の仕方は難しいです。
宿泊特化型のシンプルなホテルで、マリオット系ホテルの中では比較的リーズナブルな価格帯で利用できます。
京丹波周辺に天橋立に匹敵するほど有名な観光スポットが少ないのがデメリットでしょうか。城崎温泉や天橋立に向かう途中の拠点として利用する方もいるかもしれませんし、自分だけの観光スポットを探してみるのもいいかもしれません。もちろんツーリングで利用するのもいいですし、道の駅でのお買い物も楽しいと思います。
ホテルの利点は新しいことに尽きますが、将来的に建物が老朽化してくるとどうでしょうか。宿泊特化型ホテルなので、宿泊機能以外はほとんどありません。他のホテルと比較してどれだけ優位性を確保できるかですね。
マリオット愛好者にとっては、朝食やラウンジはないので、上級会員のメリットは乏しいかもしれません。
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