【マリオットホテル】フェアフィールド・バイ・マリオット兵庫淡路島東浦 宿泊記

はじめに

今回は、2023年夏に宿泊したホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット兵庫淡路島東浦」の模様をアップさせていただきます。2023年6月27日にオープンしたばかりの新しいホテルです。

積水ハウスとマリオットが共同で、全国の道の駅に隣接するように多数のホテルを開業しています。積水ハウスの「Trip base style」というキャンペーンの一環です。

こちらのホテルも、上記のキャンペーンの一環で建てられたもので、目の前に「道の駅 東浦ターミナルパーク」があります。

私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓

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アクセス(車を推奨)

今回はフェアフィールド・バイ・マリオット兵庫淡路島東浦に宿泊してきました。マリオット系ホテルの中では宿泊特化型でカジュアルなフェアフィールド系列のホテルになり、リーズナブルなセレクトのカテゴリーになります。2023年6月にオープンしたホテルです。

フェアフィード系マリオットホテルは、マリオットグループ内の旧カテゴリーでは2022年3月の最終段階で4でした(8段階で上から5番目)。

こちらのホテルは兵庫県淡路市にあります。ホテルの東側が大阪湾に面しています。

高速バス

最寄り駅はJR山陽本線(神戸)の舞子駅と山陽電鉄の舞子公園駅になります。

これらの駅に接する高速舞子停留所から、東浦バスターミナルへ向かうバス「大磯号」が30分~1時間毎に運行しています(大人700円・所要時間25分程度)。このバスはJR新神戸駅始発で三ノ宮駅(三宮駅)を経由します(大人1,050円・所要時間1時間程度)。

東浦バスターミナル

東浦バスターミナルはホテルの目の前なので便利ですが、ホテル周辺での足が無いので(道の駅東浦ターミナルパークにはスカイレンタカーの店舗がありますが)、あまりお勧めできません。神戸周辺の高速道路は渋滞が頻発するのでダイヤが乱れやすいことと、淡路周辺の観光の足を考えると、やはりレンタカーがベストと考えます。

以前は東京と東浦バスターミナル~徳島を直結する高速バス「エディ号」があったようですが、2021年以降運休となり、復活のめどはたっていません。

車でのアクセス

大阪市内から車で1時間くらい、神戸からだと30分くらいでアクセス可能です。阪神高速神戸線や淡路SA近辺(SA人気がすごくて入場待ちが発生します)で渋滞が頻発するので注意しましょう。

ホテルでいただいた手書きのマップ

神戸淡路鳴門自動車道の東浦ICから真東に3分程度直進し、突き当りにホテルがあります。道の駅やバスターミナルの裏側で少し奥まった位置になるので、夜間だとホテルを見つけるのが難しいかもしれませんが、一本道なので何も考えない方が迷いません。

東浦ICは2023年4月からETC専用になっています。忘れずにETCカードを挿入しておきましょう。

ホテルの駐車場は5台くらいしかスペースがありません。前情報なしに訪問するとどうしたらいいのか戸惑ってしまいます。

ホテル正面の道を挟んで向かい側に、淡路市立中浜稔チ駐車場(淡路市営東浦バスターミナル駐車場)があります。

24時間500円の有料駐車場になります。2時間以内の出庫なら無料です。おそらく、海水浴客対策と思われます。

ホテル宿泊者は駐車サービス券をいただけて無料になります。宿泊中に出庫する必要があっても、もう1枚いただけます。

道の駅駐車場は無料ですが、ホテルから少し距離があります。また、台数が少ないです。素直にホテル前の駐車場を利用しましょう。

道の駅の営業時間は9時~18時と短いですが、ローソンなどのコンビニが車で5分程度の場所にあります。車が無いといろいろ不便なので、車でアクセスしましょう。

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フロントでチェックイン

さてチェックインです。

フロント前にドリンク、軽食、おみやげが販売されています。

注意点として、こちらのホテルでは現金は使用できませんので、クレジットカードや交通系カードあるいはPayPay/LINE Payを用意しましょう。宿泊料金は先払いです。

ホテルの部屋はキングとツイン(シングル2台)の2種類しかありません。ただし、眺望が海側と山側に分かれていて、オーシャンビューだと2,500~3,000円くらい高くなります。

わたしは、山側キングルームで予約しました。現在の私のマリオットステータスはチタンです。チタンメンバーサービスは、①レイトチェックアウト(最大16時まで)、②マリオット・ボンヴォイポイント500あるいはオリジナルスーベニアセットから選択、③可能ならアップグレード、などです。山側で予約していた私はオーシャンビューにアップグレードしていただけました。

わたしはオリジナルスーベニアセットを選択しました。ちょっとしたお土産になります。

こちらのホテルでは朝食を提供していません。最寄りのコンビニは、車で5分くらいのローソンで国道28号線沿いにあります。

ホテル前の道の駅は9時から18時までオープンです。フード類の販売もあります。

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お部屋の様子(オーシャンビュー・キング)

エレベーターに乗ってお部屋に向かいます。ホテルは4階建てです。エレベータの利用にはルームキーをかざす必要はありません。

さて客室に入りましょう。ちょっとわかりにくいですが、ルームキーを取っ手の上にあるセンサーにかざすと鍵が開きます。

オーシャンビューキング(25㎡)です。和の雰囲気のお部屋です。まだ築数カ月ですからとてもきれいですね。他のフェアフィールド・バイ・マリオットとほとんど内装が一緒です。

入室して左手に、クローゼット設備が置かれていました。

ひとりで宿泊するには十分広いお部屋です。ベッドは幅広く、目いっぱいくつろぐことができます。

ベッド正面にテレビがあります。スリッパも備えられています。

枕元には時計、電話があります。

コンセントに加えてUSB電源ポートがあります。

ソファの横には無料のミネラルウォーターやポットがあります。

その下には冷蔵庫があります。中はカラで、自由に利用できます。

部屋の中央に洗面スペースがあるのがフェアフィールド流ですね。歯ブラシ、ブラシ、カミソリなどのアメニティがそろっています。

洗面台の下にはタオルとドライヤーが置かれています。

右手の扉を開けるとシャワーがあります。椅子があるのは楽ですね。バスタブはありません。シャワーの水圧は十分です。

アメニティはNIRVAEです。積水ハウス系フェアフィールドでは、シャワールームアメニティを順次NIRVAEに変更しているようです。

トイレの床も木目調です。落ち着いた印象を感じます。

窓の外は、大阪湾を望むオーシャンビューです。輝く碧い海と空のコントラストを眺めることができます。

特に日の出が格別で、宿泊客のみなさんは早起きして浜辺で鑑賞されていました。オーシャンビューのお部屋だと、部屋から朝日を鑑賞することができます。私にしては珍しく(?)晴れていました。

夜景はこんな感じです。外は海しかないので、あまりよくわかりませんね。

マリオット系ホテルでは、マリオット会員に無料WiFiサービスを提供しています。上位ホテルだと、ゴールド以上の高速ネット回線がありますが、フェアフィールド系ホテルでは運用されていないようです。

客室の電波状況ですが、docomo回線はやや不良でしたが、楽天モバイルは良好でした(最近のdocomo回線は日本全体的に良くないので、こちらのホテルだけ悪いわけではないと思います)。

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ホテルの設備

こちらのホテルにはレストランやフィットネスジムはありません。

ロビーラウンジ

1階には広いロビーラウンジスペースがあります。宿泊客は自由に利用できます。ウッド調の新しくて広いロビーです。シティーホテルでよく見かける有料喫茶のサービスはありません。

ロビーラウンジの外(海側)にウッドデッキ調のスペースがあります。ロビーのコーヒーを持ち出して、大阪湾の雄大な景色や朝日を眺めながら、ゆっくりするのもいいと思います。

夜はライトアップされています。さざ波をBGMに夜の浜辺を眺めながらアルコールを持ち込んで夜長を楽しむのがよさそうです。実際、多くの方が楽しんでらっしゃいました(写真はかなり遅い時間なので人がいませんが)。

ロビー内に戻ります。コーヒーとお湯が自由に使えるサーバーがあります。食器洗いスペース、オーブン、レンジ、冷蔵庫もあります。

お茶やほうじ茶のティーパック、インスタント味噌汁もあります。セルフサービスですが、無料でいただけます。

ランドリー

1階にランドリーがあります。自動販売機の設置場所の奥にあり、ちょっと暗くて気づきにくいかも(室内に入ると自動で電気が点灯します)。ホテル受付からエレベータホールに向かう途中の右手にあります。洗濯40分300円、乾燥20分100円で、こちらは現金が必要です。両替機も設置されています。

自動販売機

自動販売機は1階に設置されています。コインランドリーの手前です。受付横のショップでも飲み物やアルコール類が販売されています。

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周辺の施設

道の駅 東浦ターミナルパーク

ホテルの目の前には道の駅があります。9時から18時までオープンです。淡路市立陶芸館、淡路市立中浜稔猫美術館、東浦バスターミナルが併設されています。

サイクルピットも完備です。

浦県民サンビーチ(浦海浜公園)

ホテル前の浜辺が浦県民サンビーチになります。夏季は海水浴場として開放され、海の家やシャワーブース(有料210円)が利用可能です。ビーチの管理事務所はホテルの真横(真南)になります。

逆に言うと、夏季以外は遊泳禁止ですし、シャワーブースも利用できません。また、ホテル側には屋外シャワーが設置されていません。

やはり砂浜から眺める朝日は絶景です。こちらのホテルは日の出シーンと海水浴場が推しポイントだと思います。

サンシャインブリッジ

ホテルの南に川があり、特徴的な橋があります。

徒歩で螺旋階段を上に昇って渡ることができます。両端の塔の上尖部に向かう階段は閉鎖されていました。

橋を渡った南側には遊具のある公園があります。ちいさなお子さんによさそうです。

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東浦花の湯(淡路島東浦サンパーク)

ホテル宿泊者には東浦花の湯の割引券がいただけます。淡路市民と同じ割引価格で利用できます。

営業時間 11:00~22:00(入場21:00まで)

遅い時間や朝早い時間帯は利用できません。ホテルから車で5分くらいかかります。ちょっと山側に入った小高い場所にあり、夜に訪問する場合は迷うと思います。徒歩でのアクセスは無理です(特に夜は危険)。宿泊施設「淡路島東浦サンパーク」内の施設になります。

少し年季が入っていますが、スーパー銭湯みたいな感じですね。靴をロッカーに入れて入店し、チケットを購入します。その際、ホテルの割引券を見せると、淡路市民料金(520円)のチケットを購入するように言われます。

受付前にはレストランや売店などが並んでいます。更衣室にはロッカー(100円コイン返還式)とドライヤーとウォーターサーバーがあります。浴室にはサウナ、水風呂、露天風呂があり、ちゃんと温泉です。タオルは有料レンタルなので持参しましょう。

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まとめ

今回は2023年夏に利用した、フェアフィールド・バイ・マリオット兵庫淡路島東浦の様子をアップさせていただきました。宿泊特化型のシンプルなホテルで、マリオット系ホテルの中では比較的リーズナブルな価格帯で利用できます。

車以外のアクセスは難しいですが、神戸方面から高速バスでアクセスすることも可能です。ただし、車が無いと現地での足が無いので大変だと思います。

日の出の風景は一見の価値がありますし、海水浴シーズンには海水浴拠点として利用価値が高いと思います(屋外シャワーが無料で利用できればなおよかったと思いますが・・・)。道の駅以外に推しポイントがあるのは、他のフェアフィールド系ホテルと差別ができそうです。

マリオット愛好者にとっては、朝食やラウンジはないので、上級会員のメリットは乏しいかもしれません。

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