目次
はじめに
今回は2024年に宿泊したホテル「ホテル プロバーブズ台北」の模様をアップさせていただきます。
ホテル プロバーブズ台北は2015年に開業したばかりのホテルで、台湾台北市の中心部にあります。台湾のGLORIA HOTEL GROUPが運営しています。マリオット・インターナショナルと提携し、マリオットのデザインホテルブランドも標榜しています。
デザインホテルというブランドは、マリオット・インターナショナルが直接運営していません。デザイン性を重視した他のホテルブランドと提携し、ダブルブランドの形になります。マリオット・インターナショナルは販売をコプロモーションしていますが、運営主体は他のホテルブランドになります。
デザインホテルはマリオット系ホテルの中では主流の価格帯であるプレミアムのカテゴリーになります。
私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓
台北・桃園空港/松山空港からホテルへ
ホテルは台北のファッションリーダー的なエリア東区(トンチュー)にあります。最寄り駅は台北MRTの忠孝復興駅になります。
台北桃園空港からホテルに向かう場合、まずは機場MRTで台北駅(台北車站)に向かいます。台北MRTの板南線(ブルーライン)に乗り換えて 南港展覧館方面に3駅乗車し、忠孝復興駅で下車します(下車後徒歩3分くらい)。
台北松山空港からホテルに向かう場合、MRT文湖線(ブラウンライン)の松山空港駅(松山機場站)から動物園駅方面に乗り、忠孝復興駅で下車しましょう(下車後徒歩5分くらい)。
桃園空港から台北駅経由でホテルへ
台北桃園空港と台北駅を結ぶ機場MRTは快速(express)と普通列車があり、両者ともそれぞれ15分毎に発車して、料金は同じです。
あたりまえですが、普通駅の方が停車駅が多いです。快速35分で普通は50分かかるので、普通を利用するメリットは全くありません。快速に乗りましょう。
一般的に観光客が利用するのは片道乗車券だと思います。空港ターミナルから台北駅の片道160台湾ドルです。MRTではキップではなくトークンが発行されます。改札でかざして入構、改札に入れて出構します。
2020年から、桃園MRTではクレジットカードのコンタクトレス決済(日本ではタッチレス決済と呼びますが)に対応しています。VISA、マスターカード、JCBが利用可能です。
台北駅は機場MRTの終着駅になります。
台北駅は台湾最大の駅で、台湾新幹線も乗り入れています。こちらで台北MRTの板南線に乗り換えます。台北駅はとても広く、機場MRTのホームから、台北MRT板南線の駅までかなり距離があります。
機場MRTの台北駅は地下ホームです。エスカレータを昇っていきます。
場場MRTホームから板南線ホーム付近まで、台北駅地下通路で外に出ることなくMRT板南線ホームに至ることができます。
板南線(BL:ブルーライン)に乗り換えて 南港展覧館方面に3駅、忠孝復興駅まで乗車します。片道20台湾ドルです。台北MRTもトークンで乗車します(台北MRTはクレジットカードが使用できません)。
忠孝復興駅の東側(南港展覧館側)改札で下車します。そごう前に出る4番出口からエスカレータで地上に出ます。
忠孝復興駅からホテルまでの所要時間は、出口4から出ると徒歩3分くらいです。
そごう前にある忠孝復興駅出口4から出ます。エスカレータがあるので楽ちんです。
出口を出て、目の前の横断歩道を渡り、まっすぐ進みます(ちょっと歩道が入り組んでいますが)。
すぐに信号のある交差点があるので、左に曲がります。
左折後、左前方にホテルが見えます。ホテルの手前が瑠公公園で、早朝は体操をしている方々が、夜はカップルや若者がいらっしゃいます。
まっすぐ進むと、ホテルの入口です。
松山空港からホテルへ
台北松山空港の目の前にあるMRTの文湖線(BR:ブラウンライン)の松山機場駅から動物園方面に乗り忠孝復興駅を目指します。
松山空港ターミナルビル前に台北MRTの駅入り口があります。
1人20台湾ドルでトークンを購入します。
チェックイン
ホテル プロバーブズ台北はコンパクトなデザインホテルです。
レセプションのある1階ロビーはちょっと薄暗くてこじんまりとしています。
客室 12階建 全42室
アーバンルーム キング 33㎡ 7室<バスタブなし>
クラシックルーム キング 37㎡ 12室
デラックスルーム キング 38㎡ 12室
プレミアムルーム キング 41㎡ 9室
プロバーブズルーム キング 49㎡ 2室
客室は全42室しかありませんが全て33㎡以上で、広い空間が用意されています。円安の影響もあり、宿泊料金は1泊45,000円くらいからの設定になっています。私は、マリオット・ボンヴォイのポイント宿泊を利用しました。約40,000pts~となっているので、ポイント宿泊は比較的お得です。
私が予約したのは、クラシックルーム キング37㎡です。当時の私はチタン会員で、アップグレードでデラックスキング 高層階にしていただけました。約3,000円の価格差になりますが、独立系ホテルグループのアップグレードは渋めなので、ホテル側はかなり配慮していただけた方だと思います。
こちらのホテルにはラウンジはありません。デザインホテルブランドには無料朝食特典はありません。
チタン会員のウェルカムギフトはマリオット・ボンヴォイ1,000ptsの一択でした。
お部屋の様子 デラックスルーム キング
エレベータでお部屋へ。エレベータはルームキーでセキュリティされています。ウッディで趣のある内装ですね。1フロア5部屋くらいで、各客室は広くつくられています。
さてお部屋に入ります。入ってすぐウェットエリアになっています。部屋の中央にバスタブがあり、右手に手前から洗面、シャワーブース、トイレと並んでいます。変則的ですが、これもデザインホテルならではでしょうか。
奥のベッドルームとの間には、一応カーテンがあります。ベッドルームに進んでみましょう。
テーブルセット、ソファ、クラシックな雰囲気の収納があります。クローゼットスペースはオープンになっていて、ハンガーとラゲッジラックがあります。
部屋の隅にもクローゼットスペースがあります。セイフティボックスとバスローブ、スリッパなどが置かれています。
クローゼットエリアの隣の棚に、無料のミネラルウォーター、ネスプレッソマシン、ティーバッグなどか置かれています。
オレオやハリボーなどのスナック類もあります。こちらのホテルではアルコールを除くミニバーは全て無料です。小腹か空いたときにスナックをガンガン食べてしまいました。
棚の引き出しにはコーヒーカップ類が収納されています。
棚の下にはグラス類が収納されていて、冷蔵庫の中にも飲み物が入っています。飲み物もすべて無料になります。さらに、湯沸かしポットとアイスペールが入っています。
ただし、ホテルのルームサービスの運営時間はかなり限定的です(11:30~14:00、17:30~21:00)。ミニバーが無料になっているのは、運営時間外のサービスを補うためかもしれません。
さらに奥にはベッドがあります。到着が遅かったので、すでにターンダウンが入っています。
ソファ側に42インチディスプレイ、ベッドには55インチディスプレイがあります。ベッドの方はYAMAHAのサウンドバーがあります。
ベッドはキングベッドです。
枕元には電話、メモ帳、ミネラルウォーターが用意されています。右上の木の小箱のようなものは照明の集中コンソールです。
反対側にも照明のコンソールがあります。
ウェットエリアに戻ります。ハンディタイプのシャワーが付いていますが、シャワーブースは別にあります。
トイレはガラス張りです。TOTOのトイレなので、洗浄ボタンなどは日本語表記になっています。
プロバーブズのロゴが入ったサニタリーバッグも置かれています。
シャワーブースもガラス張りです。天井据え付けとハンディタイプのシャワーです。
シャワーアメニティはフランスのApothicals by Damanaです。
洗面台です。バスローブも傍らに用意されています。
洗面アメニティが入ったポーチが2つ置かれていました。アメニティにはプロバーブズのロゴが入っていて、歯ブラシ、クシ、カミソリ、コットンパッド、爪やすり、シャワーキャップなどになるます。自由に持ち帰りOKと言われました。
ボティソープ、せっけん、バスソルトなどの洗面アメニティもApothicals by Damanaです。
外のバルコニーに出ることができます。市街地ですが、眼下には公園が見えます。
夜景です。街中なので建ち並ぶビル群が見えます。
ホテル宿泊客は無料WiFiを利用できます。
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まとめ
今回は2024年に利用したホテル プロバーブズ台北の様子をアップさせていただきました。台北MRT忠孝復興駅から近く、台北の両空港からアクセスが抜群です。デザインホテルグループらしいおしゃれでちょっと独特な雰囲気が楽しいホテルです。
客室のミニバー無料がうれしいですね。着替え以外は手ぶらで訪問できそうです。
今回はアクセスとお部屋の様子をアップさせていただきましたが、次回は朝食会場やプールなどのホテル施設を紹介します。