【マリオットホテル】紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良 宿泊記(1) 奈良公園の傍に立地し、周辺観光施設に溶け込み、歴史感じるホテル

はじめに

2024年春に宿泊した「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」の模様をアップさせていただきます。奈良の観光の中心地である奈良公園にほど近い立地にあり、2023年8月29日にオープンしたばかりの高級宿泊施設です。

紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良は旧奈良知事公邸を利用して宿泊施設として運営しています。マリオット・インターナショナルのラグジュアリーコレクションブランドになり、最高級のラグジュアリーのカテゴリーになります。

また、森トラスト・ホテルズ&リゾーツの高級路線ホテル「SUI」ブランドを冠していて、森トラストとのダブルブランドになっています。マリオット系のホテルはフランチャイズ運営されている施設が多く、こちらの施設は森トラスト・ホテルズ&リゾーツの運営になっています。

森トラスト・ホテルズ&リゾーツはマリオット・インターナショナルと多くのホテルで提携しています。SUIブランドの「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」、「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」だけでなく、マリオット長崎を除く日本のマリオットホテルなど多数あります。

実は、2020年7月に森トラストがJWマリオット・ホテル奈良をオープンさせています。奈良県はホテルが少ない県でしたが、立て続けに高級ホテルがオープンしていますね。

私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓

近鉄奈良駅からホテルへ

今回は紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良に宿泊してきました。東大寺や興福寺がある奈良公園周辺の地区に立地しています。奈良観光の中心地です。

周辺の閑静な雰囲気の中に溶け込んだ施設で、周囲にホテルの案内看板が無く、入り口の看板も目立たないので入口はわかりづらいです。特に車で来る際はどこに行けばいいのか迷うと思います。

最寄り駅は近鉄奈良駅です。大阪方面からだと、大阪難波駅や鶴橋駅から30~40分くらいです。京都駅からだと近鉄特急で35分前後です。JR奈良駅は少し遠くなるので、近鉄奈良駅から向かいましょう。

バスでホテルへ

駅から徒歩15~20分くらいですが、荷物が多いと歩くのは大変です。バスを利用しましょう。ただ、バスの走る大宮通りは観光バスや観光客の乗用車で渋滞しやすいので、徒歩とほとんど時間が変わらないこともあります。

駅の目の前の大宮通りを渡り、反対側車線(東向き)のバス停からバスに乗りましょう。

近鉄奈良駅から東に向かうバスは全て県庁前に停まったあと、交差点で3方向に分かれます。最寄バス停は「県庁東」あるいは「押上町」ですが(県庁東の方がおすすめ)、別方向にいっちゃう路線や、県庁東停留所を通過する路線もあります。3分の1くらいは目的の停留所に停まらないので注意しましょう。

どんどんバスが来るので、焦らずに正しい路線に乗ってください。

県庁東停留所からホテルへ

県庁東停留所で降りて、進行方向にすすんですぐ左に曲がります。自動車も入れない小路になります。

小路を北に進みます。両側がホテルの敷地になりますが、この小路は公道です。敷地に入れる通用口がありますが、ルームキーが必要なのでまだ入れません。

正面入り口は北側になるので、突き当たりまでまっすぐ進み左折します。

左折して少し広い道に出ると、すぐ左がホテル正面入り口です。このあたりは似たような白い壁が続いているので、ホテル入り口が目立たずわかりにくいので注意しましょう。徒歩5分くらいです。

押上町からホテルへ

押上町の停留所で降りた場合、まずは進行方向とは逆に戻ります(南下します)。

登大路町の交差点で左折します。ホテルの壁が見えています。

ホテル正面入り口は右手にあります。やはり見落としやすいので注意しましょう。徒歩5分くらいです。

近鉄奈良駅から徒歩でホテルへ

近鉄奈良駅から徒歩でホテルに向かう場合、駅前の大宮通りをひたすら東に向かいます。通りの北側に渡っておきましょう。

ひたすらまっすぐ東に進みます。

地下道に降りる歩道がありますが、荷物が多い場合はアップダウンが多くなって大変なので、地上歩道を進みましょう。この先の交差点(県庁東交差点)は横断歩道が無いので、左折するしかありません。道なりに左に向かいます(北に曲ります)。

北に進みます。

登大路町の交差点で右折します。ホテルの壁が見えています。

ホテル正面入り口は右手にあります。見落としやすいので注意しましょう。

車でのアクセス

京都方面からは京奈和道で、大阪方面からは第2阪奈道路で、名古屋方面からだと名阪国道天理インターチェンジから北上してアクセスするのが妥当です。

徒歩と同じく、登大路町の交差点からホテル正面に向かいます。

ホテル正面入り口から入ります。見つけにくいので注意しましょう。チェックインが多くなる午後の時間帯は、スタッフの方が立っていて誘導してくれることが多いですが、いないこともあります。

門幅はかなり狭く、門に対してまっすぐでないと通り抜けにくいです。3ナンバーの車だと切り返しが必要だと思います。車を傷つけないように注意しましょう。

門を入って右側が駐車スペースになります。建物前のロータリーを右回りに回って進みます。

駐車場は10台しかなく、1泊2,200円と有料です。スペースが少ないので、駐車には事前予約が必ず必要です。バレーパーキングではありません。

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フロントでチェックイン

正面の門から入ると、フロント棟があります。木造の純和風の建物で、もともと奈良県知事公邸だった建物をリニューアルしたものです。正面の扉は自動扉になっています。

ちなみに、正面の門は夜間はクローズしていて出入りできません。別に用意されている通用口から入ります。

スタッフの方に案内されて建物に入り、左方向へ。ラウンジ「寧楽」に案内されます。こちらでチェックイン手続きをしていただきます。荘厳で重厚な雰囲気のお部屋です。

甘みが感じられるお茶を出していただけました。大和茶だったと思います。

エリート会員のウェルカムギフトは、朝食、ポイント(1,000pts)、スイーツチケットのいずれかから選択になります。コスパを考えると朝食一択でしょう。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良プラチナ特典
・ウェルカムギフト(朝食、ポイント、スイーツから選択)
・ボーナスポイント(プラチナ+50%、チタン+75%)
・アップグレード、16時までのレイトチェックアウト

今回の宿泊はポイントを利用した宿泊です。スタンダード キング ガーデンビュー(40~41㎡)の予約でした。1泊7万円くらいからの高級ホテルですが、ポイントだと6万ポイントくらいから利用可能です。

マリオットボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの無料宿泊特典(5万ポイントまで無料宿泊可)にちょっとポイントを上乗せするだけでOK。東京のシティホテルでも8万ポイントくらいは必要なので、お手頃に無料宿泊できます。

スイートナイトアワードでアップグレードを申請したところ認められ、ジュニアスイートツイン・ガーデンビュー(53~61㎡)にアップグレードしていただいていました。チェックイン時にアップグレードのお話があり、スイートツイン(64㎡)温泉付きにしていただけました。

客室は全部で43室あります。

スタンダード ツイン/キング 40~41㎡
スーペリア ツイン/キング 43~46㎡
デラックス ツイン/キング 温泉風呂付 41~49㎡
デラックス ツイン/キング 露天温泉風呂付 43~46㎡
ジュニアスイート ツイン 温泉風呂付 53~61㎡ 4室
ジュニアスイート ツイン 露天温泉風呂付 57㎡ 1室
スイート ツイン 温泉風呂付 64㎡ 2室
プレジデンシャルスイート ツイン 98㎡ 温泉風呂付 1室

スイートルームは2室しか無いそうで(さらに上のプレジデンシャルスイートが1室ありますが)、無料宿泊が1泊23万円のお部屋になりました。申し訳ないくらい、ありがたいはなしです。

個人的な印象ですが、森トラスト・ホテルズ&リゾーツ系ホテルは大幅なアップグレードしていただけることが多いですね。アップグレードが期待できるなら、リピートしたくなります。

チェックインを終えると、お部屋に案内していただけます。客室のある宿泊棟は、別の建物になります。いったんフロント棟から出て、庭園に出ます。

そして敷地外の小路に出ます。ここは公道なので、ナイトウェアなどでうろうろしないように。小路の両側がホテルの敷地になっていて、宿泊棟のある敷地に入ります。

ホテルの敷地に入るにはルームキーの認証が必要なので忘れないようにしましょう。

敷地に入ってすぐ左手にSPA棟があります。そのまままっすぐ進むと、宿泊棟が見えてきます。左右に建物があり、左側が露天風呂付の部屋やフィットネスジムのある「花鹿」、右側は「鳳凰」です。

客室の様子(スイート・ツイン 温泉風呂付 64㎡)

さてお部屋に向かいましょう。

お部屋に入ります。入ってすぐ右側がトイレで、通路がまっすぐ進んでから右に向かって続いています。

リビングに出ました。中央のソファは3人宿泊した際にはエクストラベッドになります。右手が寝室で、左手前がウェットスペースです。

リビングは庭園に面していて、採光も眺めもいいです。庭園に出ることはできません。

ウェットスペースはオープンになっていて、バスルームもシースルーで、寝室も扉を大きく開けておくことができるので、客室内の空間がかなり広く感じられます。

フルーツ(マンゴー)と和菓子が置かれていました。こちらはサービスなので無料でいただけます。

フルーツは季節によって変わるようです。このマンゴーは熟していて甘く、かなり上質なものだと思われます。

リビングの隅にある棚には、無料のミネラルウォーター、お茶のセットやネスプレッソマシンがあります。

下には湯沸かしポット、ミニバーの入った冷蔵庫があります。ミニバーは有料です。

棚の下には食器類やティーバッグ、栓抜きなども用意されています。ミニバーのお菓子も入っていますが有料です。

リビングの奥にあるベッドルームです。右手にはクローゼットがあります。

枕元の棚には、時計、電話、無料のミネラルウォーター、集中コンソールがあります。

コンソールには、通常コンセント、USB充電ポート、Type-CのUSB充電ポートが備わっています。

17時以降にターンダウンサービスが入り、ベッドのセッティングが変わります。

チョコクッキーが添えられていました。

クローゼットです。バスローブ、靴ベラ、スリッパ、下駄、棚の上にシューサービス用の袋があります。シューサービスは1足無料みたいです。傘は宿泊棟の出口にも置かれているので、お部屋の傘を利用する機会は無さそうです。

棚の引き出しにはナイトウェア、セイフティボックス、ランドリーサービス用の袋が収納されています。

ウェットエリアです。洗面スペースの隣に温泉のバスルームがあります。

バスルームは庭に面していて、庭園を眺めながら温泉入浴を楽しめます。シャワーが備わっていて、天井据え付けとハンディタイプがあります。

アメニティはコンラッドソウル・香港やホテル インターコンチネンタル 東京ベイでも採用されているBYREDOです。

洗面アメニティは赤い木箱に収められています。

歯ブラシ、カミソリ、シェービングフォーム、ボディタオル、シャワーキャップ、ヘアゴム、綿棒&コットンが用意されています。ラグジュアリーコレクションのロゴが入っています。

奈良発のブランドTEHRAのコスメセットが提供されています。

トイレは入り口の傍らにあります。

窓の外の庭園の風景です。庭園に出ることはできないので、のぞき込まれることもありません。

夜はかすかにライトアップされ、神秘的な光景になります。室内の灯りを消した方が美しく鑑賞できます。

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まとめ

今回は2024年春に利用した、紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良の様子をアップさせていただきました。奈良公園の至近にあり、立地条件は抜群です。観光拠点としては、同じマリオット系ホテルのJWマリオット奈良より優れています。

次回は、紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良のシャンパンディライトとお食事や施設に関して紹介させていただきます。

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