【マリオットホテル】JWマリオット・ホテル東京 宿泊記(1) 2025年10月高輪ゲートウェイシティに誕生 ジュニアスイートのお部屋とプールを紹介

はじめに

2025年秋、東京港区に新しくオープンしたJWマリオット・ホテル東京に宿泊したので、滞在の様子を報告させていただきます。

JWマリオット・ホテル東京は、2020年に開業した高輪ゲートウェイ駅に直結するTHE LINKPILLAR1 SOUTH内に、2025年10月2日に開業しました。JR東日本とマリオット・インターナショナルの提携により設置されたホテルですが、マリオット・インターナショナル直営ホテルで、JR東日本ホテルズの傘下ではないようです(メズム東京、オートグラフ コレクションのようにマリオットとJR東日本ホテルズのダブルブランドホテルではありません)。

JWマリオットはマリオット・インターナショナルブランドでは最高級のラグジュアリーのカテゴリーになります。JWマリオット・ホテル奈良に続き、日本で2軒目のJWマリオットブランドホテルになります。

私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓

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駅からホテルへ

今回はJWマリオットホテル東京に宿泊してきました。

ホテルはJR高輪ゲートウェイ駅の真正面になります。駅からホテルまでの経路で屋外エリアに出ますが、屋根のある場所を通るので、直結と言ってもいいと思います。

高輪ゲートウェイ駅はJR山手線/京浜東北線の品川ー田町駅間に設置されました。2020年に開業したばかりの駅です。JR東日本が品川車両基地の一部を移転し、駅設置および駅前の開発に着手しました。路線の西側の4線だけが駅の扱いになっていて、JR東海道線やJR横須賀線、東海道新幹線の駅は設置されていません。

新設された高輪ゲートウェイ駅から徒歩5分の場所に都営浅草線/京急本線の泉岳寺駅があります。今回の駅設置に伴い、両駅間は乗換駅の設定になっていて、乗換の定期券も発行されるようになりました。

羽田空港からホテルに向かう場合、①東京モノレール→浜松町乗換→JR山手線/京浜東北線→高輪ゲートウェイ、②京急→品川乗換→JR山手線/京浜東北線→高輪ゲートウェイ、③京急→泉岳寺、の3パターンがあります。乗換サイトで検索すると②が出やすいですが、乗換の手間の少ない③もお勧めです(ホテルまで少し歩く必要があります)。泉岳寺駅は京急の快特も停車するので、空港からのアクセスが抜群に便利です。泉岳寺駅からのルートは屋根が一部無いので、雨の日は①か②がおすすめになります。

東海道新幹線の場合、品川駅でJR山手線(京浜東北線)乗換が順当ですが、品川駅からホテルまで800m徒歩12分くらいなので、歩くのもありかもしれません。

JR高輪ゲートウェイ駅からのアクセス

高輪ゲートウェイ駅の南改札から出ます。駅前の広場にビルが左右に1軒ずつそびえていますが、左側の建物(The LINK PILLAR1 SOUTH)がホテルになります。左にある通路を進みましょう。

下に降りるエスカレータが見えたら、手前で左に曲がります。

ビルに入る入り口が見えますが、入り口を右手に見ながら建物の前を進みます。

やがて右手にホテル入り口が見えます。ここまで徒歩2分くらいです。

都営地下鉄浅草線/京急本線 泉岳寺駅からのアクセス

泉岳寺駅は京急快特を含め全列車の停車する駅です。地下鉄の駅ですが、両社の駅の終端駅になるのでターミナル駅になっています。

泉岳寺駅から高輪ゲートウェイ駅方面に向かう出口A1は、2025年現在改修のために閉鎖されています。こちらが開通するとかなり便利になりそうです。

ということで、A2出口から地上に出ましょう。。

A2は階段出口ですが、横にエレベータもあります。

A2出口から出ると目の前に大きな交差点があります。対角線反対側が高輪ゲートウェイシティになります。スクランブル交差点ではないので、横断歩道を2回渡る必要があります。屋根が無いので天気の悪い日は注意しましょう。

高輪ゲートウェイシティの敷地内に入ります。

すぐ目の前にエスカレータがあるので昇ります。ここから屋根があります。

昇ってすぐ、無印良品前を右折します。

建物の外周をまっすぐ進みます。

そのまま目の前にある広場を突っ切ってまっすぐ進むと(雨の日は建物に沿って迂回もできます)ホテルの建物になります。

建物に入らずまっすぐ進みます。

右手にホテル入り口が見えます。ここまで徒歩約7~10分(信号待ち時間による)です。

駐車場

駅からのアクセスの入り口は2階で、車寄せはホテル1階になります。駐車場は1日2,000円、バレーパーキングだと1日8,000円だそうです。

2階の入り口は24時~6時の間クローズします。夜間の出入りは1階のみとなります。

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チェックインとプラチナ会員特典

2階入り口から入ると、奥にエレベータホールが見えます。こちらで最上階の30階まで昇ります。

30階のエレベータを下りると、JWマリオットのグリフィンのモニュメントが鎮座しています。左へ曲がるとロビーです。

ロビーです。日中は多くの方でにぎわっています。左に曲がるとレセプションになります。

ライブラリーのようなレセプションです。レセプションの奥に客室に降りる(レセプションが最上階なので、客室に向かうには降ります)エレベータがあります。

客室200室
アーバン デラックス キング/ツイン (43㎡) シティビュー
ベイ デラックス キング/ツイン (47㎡) エグゼクティブ・ベイビュー
JWマインドフルルーム キング/ツイン (47㎡) スカイラインビュー
ジュニアスイート キング (60㎡) コーナー・シティビュー
エグゼクティブスイート キング (88㎡)
エグゼクティブプレミアムスイート ツイン (95㎡)
JWマインドフルスイート キング (88㎡) スカイラインビュー
JWマインドフルスイート ツイン (95㎡) スカイラインビュー
プレジデンシャルスイート キング (235㎡)

私が予約していたのはもっとも安いアーバン デラックス キングでした。ナイトリーアップグレードアワード(NUA)が承認されて、ジュニアスイート キング コーナールーム・シティビューにアップグレードしていただけました。宿泊料金の差は約5万円です。

ナイトリーアップグレードアワード(NUA)とは、マリオット・インターナショナルグループ年間宿泊実績50泊あるいは75泊達成時に選べる特典の1つで、獲得すると5泊分の客室アップグレード申請ができます。

マリオット会員特典は、

チタン特典
●ウェルカムギフト 1滞在1,000pts
●ラウンジアクセス
●75%のボーナスポイント
●宿泊アップグレード(可能なら)
●レイトチェックアウト(可能なら)
プラチナ特典
●ウェルカムギフト 1滞在1,000pts
●ラウンジアクセス
●50%のボーナスポイント
●宿泊アップグレード(可能なら)
●レイトチェックアウト(可能なら)

プラチナ会員以上の場合、エグゼクティブラウンジの無料利用が可能です。今回はジュニアスイートに宿泊したので、会員ランクとは関係なく利用させていただけました。

NUA以上のアップグレードはありませんでした。チェックインも早めに可能で、レイトチェックアウトは16時まで希望して満額回答を得ました。

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客室の様子(ジュニアスイート キング コーナールーム・シティビュー)

客室に向かいましょう。エレベータはルームキーをかざすと客室フロアのボタンを押すことができます。宿泊客しか客室フロアに向かうことができません。レセプションが最上階なので、客室階に向かうにはエレベータで下に降ります。ウェスティンホテル横浜と同じような感じですね。

お部屋に入ります。右手はクローゼットやウェットエリア、正面が寝室になります。

寝室です。キングベッド1台が鎮座し、テーブル&チェアやテーブル&ソファが設置されています。

しばらくするとウェルカムスイーツのチョコレートが用意されました。

枕元にはオーディオ機器やコンセント、USB充電ポート(通常タイプ+Type C)が設置されています。

反対側の枕元には電話とメモ&ペン、コンセント、USB充電ポート(通常タイプ+Type C)があります。

リビングの窓から、高輪ゲートウェイシティ駅やその向こう側のレインボーブリッジも見えます。

夜景は大パノラマです。

レインボーブリッジ方面の煌びやかな夜景が見えます。

クローゼットエリアです。

棚にはミニバーのアルコール類、湯沸かしポット、エスプレッソマシン、無料の瓶入りミネラルウォーターがあり、引き出しにグラスやティーバッグ類、アイスペールなどが収納されています。

下にはミニバーのスナック類と冷蔵庫です。冷蔵庫はミニバーの飲み物でいっぱいになっているので、私的利用はできません。キットカットは800円、プレミアムモルツ(瓶)は1,500円など、なかなかのお値段です。

棚の隣に椅子があり、大きなガラスや靴ベラが用意されています。更衣スペースですね。

その体面にラゲッジエリアとクローゼットがあります。

クローゼットには、上からアイロン、シューブラシ、セイフティボックス、浴衣やパジャマが収納されています。

さらにアイロン台、ナイトローブ、スリッパ、シューポリッシュが納められています。

最近のホテルでは珍しく、ホテルの紙バッグも用意されていました。

クローゼットエリアの奥にあるウェットエリアに向かいます。

まずは洗面スペースです。洗面台の上にフェイスソープとボディローションがあります。JWマリオットで共通ですが、アメニティブランドはイギリス発のAROMATHERAPY ASSOCIATESです。

洗面台の下に洗面アメニティが用意されています。クシ、カミソリ、シェービングクリーム、歯ブラシ、歯磨き粉、コットン、デンタルフロス、ボディスポンジ、爪やすり、マウスウォッシュ、RAGORAのスキンケアセットが収納されていました。

さらに奥にはトイレとバスルームです。

シャワーは天井据え付けとハンディタイプがあります。バスタブにボディタオルとAROMATHERAPY ASSOCIATESのバスソープが用意されています。

バスソルトもあります。

シャワーアメニティもAROMATHERAPY ASSOCIATESです。

バスルームからの景色はリビングと違った景色が楽しめます。

品川駅周辺を見下ろします。この辺りは羽田空港の航路にもなっているので、着陸していく航空機も見えます。

夜景です。港区の煌びやかなイルミネーションを楽しめます。

ひとつ気になったのが、高層階ということもあってか非常にデータ通信や携帯の電波が悪いです。楽天モバイルは圏外、docomoはつながったり切れたりといった感じです。もちろんホテルWiFiはサクサクつながるので、もっぱらWiFi利用になりました。

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SPA by JW<フィットネスセンター&プール>

ホテルの28階には、スパやフィットネスジムなどの受付「SPA by JW」があります。SPA by JWは、フィットネスジム、プール、スパエリア、メンバーラウンジなどから構成されています。

メンバーラウンジはフィットネスメンバーシッププログラムの会員用ラウンジなので、一般宿泊客には関係ありません。ドリンクサーバーなどが用意されているそうです。メンバーラウンジからフィットネスジムへ直接出入りできる扉があります。

運営時間
プール 6:30~21:30
※15歳以下はキッズアワー(9:00~18:00 金土祝前日は~19:00)のみ利用可
スパ 10:00~21:00
フィットネスジム 24時間(フィットネスメンバー6:30~21:30)

プール

プールは予約制です。事前に電話かスパ受付で予約します。利用者がほとんどいないようなので、受付に行けばすぐに利用できそうです。

ロッカールームはルームキーで入ることができます。プールは更衣室を抜けた先にあります。

ロッカールームに入ると靴箱があるので、そちらでスリッパに履き替えます。

ロッカールーム内はテンキー式のロッカーとシャワー(アメニティはAROMATHERAPY ASSOCIATES)、サウナ(ドライとスチームの両方)、トイレ、更衣室、洗面(クシ、カミソリ、シェービングクリーム、歯ブラシ、歯磨き粉、コットン、マウスウォッシュ、ボディローション、ドライヤー)、脱水機、ウォーターサーバー、冷蔵庫(ミネラルウォーター)、タオル、バスローブがあります。

プールです。プールサイドにデッキソファが並んでいます。

ジャグジーもあります。私の訪問時は私以外に誰もいらっしゃいませんでした。

プールは25mプールで、深さは1mです。

アメニティとしてウオーターサーバーがあります。

もちろんタオルも。

常駐スタッフはいません。ビート板などの浮き具も用意されていません。プールサイドで飲食販売のサービスはありません。スイミングキャップの装着義務はありません。

大パノラマのプールサイドから、東京タワーを眺めることができました。

フィットネスジム

フィットネスジムは広いスペースが確保されていて、マシンも種類多く多数そろっていました。宿泊客はルームキーで入室することができます。

マット運動のスペースも広く確保されています。ヨガ教室をされることもあるようです。

ウォーターサーバー、おしぼり、タオル、ヘッドホンなどが用意されています。

デトックスウォーターや果物、ミネラルウォーターもありました。

冷蔵庫内には冷えたミネラルウォーターもありました。

設備充実度がかなり高く、テクノジム社の器具が数も種類も多く備わっています。満足度は高いと思いますが、フィットネスメンバーが増えてくると混雑してくるかもしれません。

まとめ

今回は2025年に利用した、JWマリオット・ホテル東京の客室を紹介させていただきました。2025年10月に開業したばかりの新規ホテルで、JR山手線に新しくできた駅の目の前に建っています。コンパクトな駅なのでアクセスは抜群に良好です。

オープンしてしばらく経ちましたが、まだオペレーションは微妙な感じが残っていますし、今後運用が変化する可能性もあります。高級ホテルだけあってサービスは丁寧です。JWマリオットブランドホテルとしてはコンパクトな印象のホテルで、EDITIONブランドの方がイメージにフィットするかもしれません。

インバウンドの影響で、東京都内の宿泊費はコロナ禍前の3~4倍くらいに跳ね上がっています。どんなに頑張っても出張宿泊費が赤字になるという、給与所得者をどん底に叩き落すご時世です。最低でも15万円くらいからの料金設定になっているので、ポイント宿泊を上手に利用しましょう。

次回はエグゼクティブラウンジとプールなどの館内施設を紹介させていただきます。

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