目次
はじめに
2025年秋に宿泊したホテル「パリ・マリオット・オペラ・アンバサダー・ホテル(Marriott Paris Opera Ambassador Hotel)」のアクセスと客室を紹介させていただきます。
1927年に建設された歴史あるホテルで、オペラ座(オペラ・ガルニエ)に近い好立地にあります。 2021年に全面改装されました。開業当初は600室備えたアンバサダーホテルと呼ばれていたそうですが、2025年現在では全297室となっていて、マリオット・インターナショナルブランドで運営されています。
マリオット・インターナショナルの中核をなすマリオットブランドで運営されています。マリオット系グループのなかでも高級なプレミアムのカテゴリーになります。
欧米のマリオット系ホテルにおけるエグゼクティブラウンジの運用は縮小傾向ですが、パリ市街でマリオットステータス会員特典による終日ラウンジ利用できる数少ないホテルです。
私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓
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ホテルへのアクセス
ホテルはパリ・セーヌ川北岸のオペラ・ガルニエ地区に位置します。
最寄り駅はメトロ7,9線のChaussée d’Antin – La Fayette駅とメトロ8,9線のRichelieu – Drouot駅の間に位置します。いずれの駅からも徒歩3分程度です。また、RER A線のAuber駅、メトロ3,7,8線のOpéra駅、ロワシーバス(空港リムジンバス)停留所からも徒歩5~8分程度と、交通アクセス抜群です。

パリを代表するシャルル・ド・ゴール空港からロワシーバスで50~70分乗ると、オペラ・ガルニエ前の停留所に到着します。そこから徒歩7分程度の好立地です。パリに到着してすぐに荷物を手放したいならおすすめのホテルになります。
シャルル・ド・ゴール空港からバスでホテルへ

シャルル・ド・ゴール空港からアクセスする場合、ロワシーバスが便利です。空港ターミナルビルからオペラ・ガルニエの停留所に直行します。片道13EURで、クレジットカードのコンタクトレス決済が利用できます(乗車時にワンタッチすればOK)。

オペラ・ガルニエの西側にある停留所に到着します。あとはオペラ・ガルニエに沿って歩き、オペラガルニエの北側に出ます。

オスマン通り(Bd Haussmann)沿いにあります。

オペラ・ガルニエ方面から進むと左手です。
Chaussée d’Antin – La Fayette駅(メトロ7,9線)からのアクセス

Chaussée d’Antin – La Fayette駅の出口6(Rue Taitbout)から地上に出ると、ホテルが目の前に見えます。出口6は階段しかなく、改札前の券売機はチャージのみの対応なので注意しましょう。
Richelieu – Drouot駅(メトロ8,9線)からのアクセス

Richelieu – Drouot駅の出口5(Rue Laffitte)から地上に出ると右手にホテルが見えます。階段なので荷物が多いと大変かもしれません。

横断歩道を渡るとホテルまですぐです。
チェックインとステータス会員特典

さてチェックインです。秋ということで、ハロウィーンモードでした。

歴史感じる雰囲気のフロント前です。

照明も凝っています。
私はチタン会員をいただいています。予約していたのはスーペリアルームキングでした。ホテルは0階(日本でいう1階)とは別に1~8階まであります。
客室 297室
スーペリアルーム クイーン (20㎡)
スーペリアルーム キング (21㎡)
スーペリアルーム ツイン (21㎡)
デラックスルーム キング (26㎡)
デラックスルーム ツイン (26㎡)
ラ・パリジェンヌ エッフェル塔ビュー キング (25㎡)
エグゼクティブルーム キング (32㎡)
エグゼクティブルーム キング (35㎡)
ジュニアスイート キング (35㎡)
エグゼクティブスイート キング (52㎡)
事前にナイトリーアップグレードアワード(NUA)の依頼もしていて、エグゼクティブスイートキングにアップグレードが決まっていました。約300EURの価格差です。
訪問時間が早かったのでお部屋の準備ができていませんでした(これは仕方ないです)。ジュニアスイートなら利用可能とのことで、ダウングレードになりましたが全然問題なしです。ありがとうございました。
なお、プラチナ・チタン会員特典として下記サービスが付きます。
プラチナ・チタン会員特典
・ウェルカムギフト マリオット・ボンヴォイポイント(1,000pts)
・エグゼクティブラウンジアクセス
・客室のアップグレード(空室状況による)
・16時までのレイトチェックアウト
・50%(75%)のボーナスポイント
エグゼクティブラウンジで朝食が付いています。朝食会場の朝食は付きません。

お部屋にスナック(サブレとアルフォンソ・ジュース)が届けられました。
客室の様子(ジュニアスイート キング)

お部屋に向かいましょう。エレベータもやや小ぶりの歴史を思わせる雰囲気で、ルームキーのセキュリティはありません。

エレベータ前にウォーターステーションがあります。

お部屋に入りましょう。ジュニアスイートとなっていますが、リビングと寝室が分かれているわけではありません。正面が寝室エリア、右がウェットエリアです。

寝室です。

キングベッドの正面にディスプレイとデスクがあります。

窓側から見るとこんな感じです。入り口側にクローゼットが2つと棚があります。

窓際のソファです。高さの違う小さなテーブルがあります。

枕元にはスタンドとペットボトルが置かれていました。

反対側にもスタンドとペットボトル、電話、メモ帳、ペンが置かれていました。

デスクの上はヨーロッパタイプのコンセントとUSB充電ポートが設置されていました。

クローゼット傍の棚です。エスプレッソマシンや湯沸かしポット、ティーバッグ類が用意されています。

下は冷蔵庫です。中のミニバーはもちろん有料になります。

クローゼットです。バスローブ、ドライヤー、スチーマー、セイフティボックスなどが収納されています。

もう一方のクローゼットにはラゲッジラック、アイロン、アイロン台が用意されています。

ウェットエリアです。入って左手が洗面台、正面がバスタブ、右手にトイレとシャワーブースがあります。

洗面アメニティとして、シャワーキャップ、ヴァニティセット、カミソリ、歯ブラシが置かれています。また、マリオット系ホテルなのでボディローションとハンドウォッシュはthisworksです。
欧米系のホテルでこれだけ洗面アメニティが充実しているのは珍しいですね。

バスタブです。

バスアメニティはやはりthisworks。

バスには体洗いスポンジも用意されていました。

トイレと、その隣にシャワーブースがあります。シャワーは天井据え付けとハンディタイプの両方が備わっています。

シャワーブースのアメニティもthisworksです。

窓の外の景色です。高層階ではないので街の中を一望とはいきませんが、オスマン通りを見下ろします。

夜は道がライトアップされています。
まとめ
今回は2025年秋に利用した、フランス・パリのオペラ・ガルニエ近くにあるオーストラリア・パースにあるパリ・マリオット・オペラ・アンバサダー・ホテル(Marriott Paris Opera Ambassador Hotel)を紹介させていただきました。パリのシャルル・ド・ゴール空港からバス1本でアクセスできる好立地です。RERやメトロ駅も集まった場所にあり、どこにアクセスするにも容易で、観光拠点におすすめです。
歴史あるホテルで、「マリオット」というより「オートグラフコレクション」の方がブランドイメージが近いと思います。エグゼクティブラウンジを備えているのもいいですね。ステータス会員にとっておすすめのホテルだと思います。
次回はラウンジなどのホテル施設を紹介します。
