【弾丸旅行世界一周旅行記20】冬の日本から再出国

世界一周旅行も一旦中断し、お仕事にいそしんでいました。そして、寒さが身に染みる12月を迎え、世間は完全にクリスマスムードになったころ、ドバイへの「帰国便」に搭乗する日がやってきました。さあ、世界一周旅行の再開です(というか、わずか3日間の旅行記で19回もかかってしまっています。弾丸旅行なのに、遅々として進んでいませんねえ)。

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出国前にドタバタ

12月に入りました。日本にも冬がやってきて、外出時には厚手の外套などが必要になってきました。ちょうどそのころ、アメリカ大統領選のトランプ氏当選の影響により、すさまじい勢いで円安が進んでいました。海外旅行を目前にした私にとって懐の寒くなる経済情勢でした。

不幸は続きます。出国の2日前になって、予約していた旅行先の現地ツアーが、定員割れによる旅行会社都合のキャンセルが相次ぎました。観光地の入場を現地ツアーに組み込んでいたので、観光地の入場予約がない状態です。現地ツアーがキャンセルになってしまうと入場できません。

土壇場にキャンセル通知してくる旅行会社にもいらいらしますが、怒っても仕方がないので急いで観光地の入場予約を順に申し込んでいきました。現地ツアーだと交通の手配も付いてくるので楽なんですけどね。

申し込んだほとんどの入場予約は即決承認で入場のeチケットがメールで送られてきましたが、一か所だけ送られてくるのに2日を要したチケットがあります。日本を出国時点で予約番号が発行されていません。これが後日プチトラブルの元になります。

悪いことばかりではありません。最初のドバイ旅行で、JALを含めたワンワールド系の飛行機に数多く搭乗したため、今回の出発時点でJALの上級会員「サファイア」になっていました。これがあると、エコノミークラス搭乗時でもビジネスクラスラウンジに入室できます。JALだけでなく、同じアライアンスのワンワールド系航空会社全てに有効です。優先搭乗や保安検査場の優先レーンなどが使えるケースもあり、快適な飛行機ライフが期待できます。

再出発ではさっそくキャセイパシフィック(CX)航空のエコノミークラスに乗ることになるため、ラウンジや優先搭乗など、「サファイア」のご利益を受ける機会があるはずです。期待しましょう。

関西空港に朝7時に到着。荷物は機内持ち込み可能なトランクとリュックサックで、旅行期間も長いため前回より多いです。関西空港はクリスマスの装いをみせていました。さっさと出国審査を通過します。最近の私にとって空港と言えばラウンジです。

関西空港国際線ターミナルは、南北二つのウイングにわかれていて、メインターミナルから無人電車(法律上はエレベーター扱い)で移動します。CXのゲートは北ウイングにあり、CXのビジネスクラスラウンジも同様です。事前のネット情報によると、関西空港のCXラウンジは狭くてサービスがやや劣る(食事が軽食のみ)とのことでした。せっかくですからJALのサクララウンジ(国際線ビジネスクラスラウンジ)を利用することにしましょう。

JALのサファイア会員になると、ワンワールド系航空会社のエコノミーに乗る場合は、ワンワールド系の航空会社ラウンジをどれでも選んで入室することができます。目的のJALのサクララウンジは南ウイングにあります。北ウイングから出発なのに、わざわざ南ウイング行きの電車にのるという、非常に酔狂なことをしてしまいました。

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関西空港でラウンジホッピング

サクララウンジ入室時は朝7時すぎだったので人はいませんでしたが、すぐに混雑してきました。国際線のビジネスクラス用ラウンジなので、ビュッフェ形式の食べ物が用意されています。スマートホン充電用コードあればも用意されていて便利です。

羽田のJALファーストクラスラウンジに比べると食事の種類が少ないですが、さすがに国内線のJALダイアモンドプレミアラウンジ(ファーストクラスラウンジ)よりは食べ物が充実しています。朝ご飯を食べずにきたので、十分に腹ごしらえをしました。

羽田空港のサクララウンジならシャワー室がありますが、関西空港にはありません。ANAラウンジやキャセイラウンジにもないので、関西空港はシャワー室不毛地域ですね。このあと、北ウイングに行かなければならないので、時間に余裕をもってラウンジを出ます。

関西空港国際線ターミナルの南ウイングを出て、北ウイングに向かいます。思いのほかすぐに北ウイングに着いてしまい、出発まで1時間以上残ってしまいました。少し早く着きすぎたので,北ウイングのカードラウンジ「六甲」にも足をのばしました。こちらはやや手狭でソフトドリンクサービスのみの簡単なラウンジで、手持ちのクレジットカードで入室が許可されます。8割がた席は埋まっていましたが、一番奥に空席をみつけたので確保し、ホットコーヒーをいただきました。

搭乗時間が近づいてきたので、搭乗ゲートに向かいます。次回は香港に向かいます。

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