【世界弾丸旅行2022】シンガポール編(2)F1シンガポールGPをひかえたシンガポール市内を散策

はじめに

今回はシンガポール弾丸旅行の記録 第2弾です。前回は関西空港から出国し、国際線エリアでラウンジを探して彷徨し(泣)、シンガポール航空便でシンガポールのチャンギ空港に到着しました。

今回はシンガポール市内の観光に向かいたいと思います。

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MRTでマリーナ・ベイエリアへ

早朝のチャンギ空港に到着。入国審査もすぐに終わったので、予想より早く入国できました。

シンガポールに到着して、まず確認したのは楽天モバイルのモバイル通信です。楽天モバイルは2GBまで海外データ通信無料ですからね。初めて使うのでどんな感じか気になってたんですよね。

機内モードを解除するとすぐにつながりました(ローミング許可を忘れずにね)。サクサク動くので快適です。いままでは海外WiFiルーターを使ってましたが、これで十分。節約すれば1日0.1GB程度に収まります。

最近のスマホは、海外ローミングが繋がった瞬間に時計設定も現地設定になるんですね。びっくりしたけど、とても便利です。

さて、朝5時前だとMRTは動いていません。

都市鉄道(MRT)は朝5:20~30くらいから運行開始です。曜日によって違うようです。

シンガポールと日本の時差はわずか1時間なので、時差ぼけは感じないと思います。気温は26度から33度くらいで、秋でも冬でもあまり気温は変わりません。秋は乾季らしいですが、私の体感では湿度が高く感じられました。建物の外に出ると、少しずつ汗が出てきます。

チャンギ空港に着いて、まず出発便のチェックイン手続きをしました。到着したばかりで気の早いはなしですが、チェックインしておくと荷物も楽ですし、搭乗券が発行されるので、プライオリティ・パスによるラウンジ利用が可能になります。今回は弾丸日帰り旅行です。

EARLY CHECK-INについて
●チャンギ空港にはアーリーチェックインというシステムがあり、本来のチェックイン開始時間(だいたい出発時間の2時間前)より大幅に前からチェックインできます。できるのは荷物の預け入れとチェックインだけです。以前は、ANAだと出発24時間前から、JALだと出発12時間前から可能でしたが、コロナ禍で両航空会社ともに休止中のようです。
●航空会社によって、対応時間と対応カウンターが違います。詳しくはチャンギ空港の公式HP(https://www.changiairport.com/en/flights/airlines.html)で。
●シンガポール航空の場合、第3ターミナルの通常のカウンターが開きっぱなしなので、かなり前から通常カウンターでチェックイン可能です(24時間可)。

そして、チャンギ空港第1ターミナルと直結したJEWELに向かいました。JEWELは、2019年にオープンした空港内観光スポットです。到着した第3ターミナルの出発エリア(3階)から、動く歩道(リンク・ブリッジ)で歩いて行くことができます。

朝早いので、建物の中は人がほとんどおらずガラガラです。建物自体はオープンしているので、入ることに問題はありません。エスカレータは動いていませんでした。

JEWELの1階に、プライオリティ・パスで利用できるCHANGI LOUNGE(チャンギラウンジ)があります。開業当初は24時間営業でしたが、コロナ禍の影響なのか営業時間が9時~21時に短縮しています。朝食としてお食事をしたかったのですが、オープンまで4時間以上あるのでお預けですね。

JEWEL名物の「資生堂フォレストバレー」です。大量の水が降り注ぐ光景が見ものなのですが、こちらも9時から運営開始です。私の訪問した時間帯は、人影も少なくて真っ暗ですね。

いろいろ散策していると5時過ぎました。そろそろMRTが動き出す時間なので、市街地に出てみることにしましょう。

JEWELからMRTの駅に向かうには、3階まで昇ってリンクブリッジを歩いてもいいのですが、JEWELの1階にいるのなら、第1ターミナルに出て、スカイトレイン(無料)で第3ターミナルに向うのが楽だと思います。

MRTはシンガポールの都市鉄道です。市内に6路線あり、市民の足として整備されています。第2ターミナルと第3ターミナルからチャンギ空港駅(Changi Airport)のホームに向かうことができます。羽田空港の京急線駅のように、両方のターミナルから地下の駅に降りることができ、駅の上を通って双方のターミナルを徒歩で往復できます。

乗車券なのですが、日本のような通常の片道チケットが販売されていません。従来は、EZ-LINK(イージーリンク)カード(日本の交通系ICカードみたいなもの)を作る必要がありました。カード代としてデポジットが必要ですし、料金をあらかじめチャージする必要があります。クレジットカードで購入できませんし、いろいろ面倒です(ちなみに6回乗車のスタンダードチケットというのもありますが、さらに使いにくいのでお勧めしません)。

2019年4月ごろから非接触式クレジットカード(コンタクトレス決済)に対応しています。4本の弧が並んだマークが記載されたカードだとコンタクトレス決済可能です。VJAグループ(VISA・Master Card)のコンタクトレス決済カードに対応しています。

コンタクトレス決済カードだと、鉄道構内へ入構時と出構時にタッチするだけでOK。カードがあれば特に準備は不要です。SimplyGoというアプリを使用して紐づけると、利用履歴や使用料金が確認できますが、アプリが無くても使える優れものです。

かなり便利ですが、注意点もあります。

カード決済手数料(0.5$)が発生します。VISAは日にち単位で、Master Cardは5日ごとにまとめて発生するので、MRT利用は(市内観光は)できるだけまとめたほうがお得です。支払いは後日の為替レートで清算されるので、為替手数料だけでなく、為替損が発生する可能性もあります。

チャンギ空港駅のホームは広いです。ホームドアが整備されています。他の駅のホーム幅も、日本より広めの印象です。

5~10分程度で列車が来ます。時刻表は掲示されていませんが、電光掲示板に次の列車が到着するまでの時間が表示されます。

チャンギ空港駅は終端駅で、そこから2駅でタナ・メラ(Tanah Merah)駅です。タナ・メラで東西線の市街地方面行きに乗り換えます。同じホーム上での乗り換えなので楽です。

ラッフルズ・プレイス駅(Raffles Place)で降りて、地上に出ます。マリーナ・ベイエリアの観光拠点駅の一つです。

マリーナ・ベイ・ザンズホテルやマーライオンで有名なマリーナ・ベイに向かいます。地上を歩くと、渡れない道も多いので、ところどころ建物間の通路を通ります。深夜でも通行可能みたいです(エスカレータは動いていませんが)。

5分ほど東方向に歩いて海辺まで来ると、マリーナ・ベイ・サンズホテルが見えます。そろそろ夜明けで、東の空が赤みを帯びてきていますが、まだまだ暗いですね。建物のライトが黄金に輝いて見えます。

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マリーナ・ベイエリアを散策

少し北に向かって歩くと、マーライオン・パークです。有名な観光スポットなので、早朝にもかかわらず人が多く行き交っています。また、マリーナ・ベイ周辺はランニングコースになっているようで、多くの方々が走ってらっしゃいました。

当然ですが、ランニングされている方はマスクをしていません。観光されているかたも、マスクをしているのは3割程度でした。2022年秋現在、シンガポールは屋外でのマスク着用義務がありません。

そのまま、マリーナ・ベイの北側を東に向かって歩いて行きます。ずいぶん明るくなってきました。この時期のシンガポールはF1シンガポール・グランプリを控えていて(9月30日開幕・10月2日決勝)、マリーナ・ベイ北側にあるフローティング・ステージ周辺の海岸沿いは、通行止めになっている場所が多かったです。

仕方がないので少し北に出て、ラッフルズ・アベニュー(Raffles Ave.)という通りを東にむかいます。マンダリンホテルやザ・リッツ・カールトンといった、超高級ホテルが並んでいます。

ラッフルズ・アベニューはF1のレースとなる道なので、道の両側には柵が設けられつつありました。

こちらも、地上部分がレースの一部になる建物ですね。フローティング・ステージに連結されている施設です。

ベイの東側にあるヘリクス・ブリッジを南に向かい、マリーナ・ベイ・サンズホテル方面に向かいます。

橋の上から西方向を見ると、海上にあるのはフローティング・ステージで、その右側にはF1に向けた設備が組みあがってきています。

橋を渡って行くと、ホテルが近く見えてきました。ホテルが目的ではないので、ホテルの手前で東方向に曲がります。

マリーナ・ベイ・サンズホテルの東側には、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイという観光施設があります。散策するだけなら24時間OKですし、無料です。

未来都市のような太くて高い木々が並んでいます。

特に、このスーパーツリー・グローブと呼ばれる施設群が有名ですね。多数の植物群で覆われた巨大な建物が並んでいます。夜はライトアップされていますが、さすがに深夜は消灯されているようです。

この巨大ツリー群のあいだの高い場所を歩く、OCBCスカイウェイが人気らしいですが、この時間は体験できません。あきらめて、サンズホテルの方に向かいます。

東側から見るサンズホテルです。近づくとその偉容に圧倒されますね。サンズホテルに用があるのではなく、MRTの駅に向かうためにホテルの中を突っ切ります。

サンズホテルの下層にある、ショップス・アット・マリーナベイ・サンズです。ベネチアのゴンドラのような水路がありますね。こちらのショッピングモールに用があったわけではありません。この建物の地下にMRTの駅があるので、ひたすらエスカレータで下に降りていきます。

そういえば、シンガポールはカジノも有名でしたね。私は興味が無いので(というか、とことん運が無いので)、前を通り過ぎていきます。

MRTのベイフロント駅(Bayfront)です。ダウンタウン線とサークル線に乗ることができます。

時間は8時くらい。マリーナ・ベイで3時間くらい観光したみたいです。交通費以外は全くお金を使ってませんね。ダウンタウン線の終着駅は、空港駅の隣になるエキスポ駅(EXPO)です。

エキスポ駅での乗り換えは、地下駅から地上駅に出るので少し距離があり、荷物が多いと大変です。街中は蒸し暑いので、早朝の観光だったのに汗だくになってしまいました。

空港にたどり着いたのは9時前です。こんなに早く空港に帰ってきても仕方がないと言われそうですが、これから空港内探検に向かいたいと思います。

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