【世界弾丸旅行2022】サンフランシスコ編(3)サンフランシスコもコロナ禍の影響あり サンフランシスコを半日で観光

はじめに

今回はサンフランシスコ弾丸旅行の記録 第3弾です。ここまで、関西空港から成田空港へ移動し、成田空港第1ターミナルでANA SUITE LOUNGEを堪能し、B777-300ERのファーストクラスに乗り込んでサンフランシスコ国際空港に到着しました。

今回はサンフランシスコ市街の観光に向かいます。

日本のサンフランシスコ・ガイドブックはコロナ禍の影響で、2019年発行が最新です。2020年以降に変更された点がいくつかあり、私もいろいろ悩まされました。気づいた点を、本記事内で注釈を入れています。

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BARTとミュニバスでゴールデンゲートブリッジへ

サンフランシスコ空港の到着フロアは1階です。2階の出発・チェックインフロアに昇ります。

サンフランシスコ空港からサンフランシスコ市街方面には、BARTという近郊電車があります。2003年に開通したこのBARTのおかげで、サンフランシスコ市街へのアクセスはとても便利になっています。

サンフランシスコ国際空港のBART駅は、国際線ターミナルGの2階出国ゲート前にあります。今回到着したのはターミナルGですから、たまたまですが、とても便利な場所にありますね。

BARTの乗車チケットはクリッパーというカード(日本の交通系ICカードみたいなもの)を利用する必要があります。カードだけで3ドルかかりますが、クリッパーはサンフランシスコ市街のミュニバス、ミュニメトロ乗車にも使えるので、持っていた方が便利です。

日本の旅行ガイドブックでは、紙のチケットを購入できると書かれていますが、2022年現在、発行されていません。

各駅の改札前に自動販売機があります。日本語も対応しているので、利用は簡単。初期設定で20$(うち3ドルはカード代なので、チャージ17ドルです)になっているので、必要なチャージ金額に変更しましょう(金額の変更は50セントや1ドル単位でアップダウンさせるので、意外に面倒)。カードをスキャンしたら即発行ですから、さくっと終わります。

サンフランシスコ国際空港からサンフランシスコの中心駅パウエルSt.駅(Powell St.)まで10$くらいですから、最低20ドル以上のチャージが望ましいです(かなり頻繁に価格改定されているようですから、あくまで目安です)。

新しい列車だと現在地を示すディスプレイがあるのでわかりやすいです。旧型車両だとこれがないのでわかりにくいです。

サンフランシスコ駅から出ているのは、黄色(アンティオク方面:Antioch)あるいは赤色(リッチモンド方面:Richmond)の路線です。いずれもパウエルSt.駅を経由します。というか、サンフランシスコから出るBARTは全部パウエルSt.駅に向かいます(ミルバレ:Millbrae駅を経由して遠回り・方向転換する列車が一部ありますが、そんなに所要時間は変わらないので運を天にまかせましょう(笑))。

ちなみに、アメリカは自動車も電車も右側走行です。

Daily City駅で下車しました。パウエル駅とサンフランシスコ駅の中間ぐらいにある駅です。

Daily City駅は高架駅で、地上に降りてすぐ東側にバスターミナルがあります。ここからミュニバス(Munibus)にのります。ミュニバスは先ほど購入したクリッパーが利用できます。

ミュニバスは2.5$で(現金だと3.0$で)、120分乗り放題です。クリッパーだと乗車後すぐに読み取り機へタッチが必要です(前後ドアどちらでもOK、下車時は不要)。現金だと前乗りで乗車時に支払い、運転手から乗継用のトランスファーチケットを受け取る必要があります。

日本のガイドブックには現金2.75$(クリッパーで2.5$)、90分有効と書かれていますが、2020年ごろに改定されたようです。

ミュニバスの運行具合はSFMTAというWebサイトでリアルタイムに確認できて便利です(日本語表示可能です)。問題は・・・私は楽天モバイルでデータ通信する予定だったのですが、サンフランシスコでは楽天モバイルのローミングは遅すぎて全く役に立ちません。あ、スマホの時計を現地時間に自動変更するくらいの役には立ちます(泣)。

シンガポールではサクサク動いたんですけどね。0.05GBくらいしか使ってないので、制限がかかるのもおかしいし。時間帯が悪いのかと思いましたが、サンフランシスコ滞在中ずっとダメでした。なんとかいろんなWiFiでしのぎましたが。

気を取り直して、まずはゴールデンゲートブリッジを目指します。ミュニバス28番路線は、Daily Cityから、ゴールデンゲートパーク、ゴールデンゲートブリッジ・ウェルカムセンター前を経由して、フィッシャーマンズワーフに向かいます。

日本で一番売れていると思われる某ガイドブックには、28番路線と47番路線の経路の一部が逆に記載されています。掲載されている地図全てで間違えているので、誤記・誤植ではなく本気で間違えているようです。注意しましょう。

いずれもサンフランシスコの有名な観光地なので、28番路線は便利ですがその分かなり混雑します。乗れないこともしばしばですね。本数は多くて、10-30分に1本ぐらい来ます。

Daily CityはMuniBusの28番路線の始発駅なので、席に座ることができます。19th AVENUEを30分ほど北上すると、ゴールデン・ゲート・パークに入ります。日本庭園なんかがあるそうですが、今回はパスです。

そのまま北上して高速道路に入り、ゴールデンゲートブリッジ・ウェルカムセンター前で下車しました。道が混雑していたのもあり、Daily Cityから50分くらいかかりました。

ウェルカムセンターはおみやげショップみたいな感じですね。入館にはマスク着用と書かれていましたが、ほとんど着用していないのはアメリカらしいかも。

建物の裏にはゴールデンゲートブリッジに使われている鉄筋のモデルが置かれていました。

海の方に歩いて行くと、ストラウス・プラザという広場があり、橋の設計者の像が建っていました。

かんじんのゴールデンゲートブリッジなんですが、濃霧のためにきれいにみることができませんでした、残念。橋のたもとにあるレンガ色の建物は博物館だそうです。

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フィッシャーマンズワーフを散策してパウエルSt.駅へ

時間があまりないので、ふたたびMuniBusに乗って移動します。バスの終着はフィッシャーマンズワーフです。ゴールデンゲートブリッジからフィッシャーマンズワーフ方面には、ゴールデンゲート・トランジットというバスもあるのですが(停車も少なくて速い・クリッパー利用可能)、MuniBusの方が圧倒的に安いのでお得です。

30分ほどでフィッシャーマンズワーフに到着です(Masonという停留所で降りました)。海に向かって歩いて行きます。

ピア43付近まで来ました。観光客で一杯です。

沖合には、刑務所で有名なアルカトラズ島が見えます。やっぱりちょっと霧がかかっていますね。サンフランシスコは霧が多いらしいです。アルカトラズへ向かうフェリー乗り場には、長蛇の列ができていました。

テイラーストリート(Taylor St.)まで来ると、どこかで見たことのある看板があります。USJのサンフランシスコエリア(ミニオンエリアの前)に立っているカニの看板です。もちろんこちらがオリジナルです。

テイラーストリートを南下していくと、ケーブルカー乗り場があります(クリッパー利用可能)。ケーブルカーは乗車1回7ドルとなかなかのお値段(円安ですから日本円で1,000円以上です)。BARTのパウエルSt.駅まで行くことができます。

残念ながら、私の訪問日は運休でした。コロナ禍の影響が残っているようで、MuniBusを含め、いろんな路線で運休がありました。

代わりにバスが運行していると案内してくれました。しかも「Free(無料)!」と。うーむ、1,000円浮いたと喜べばいいのか、ケーブルカーに乗れなかったと悲しめばいいのか、複雑な心境です。

30分毎に臨時バスが運行していました。パウエルSt.駅に向かいます。

パウエルSt.駅前に到着です。ウエストフィールド・サンフランシスコセンターというデパート前になります。街の中心駅なので、こちらにも多いですね。パウエルストリートはショッピングの街です。

大阪まで5376マイルという案内板がありました。

パルエルSt.駅の入り口は地下にあります。BARTとMuniMetro(クリッパー利用可能)の駅が並んでいるので、改札に入り間違えないようにしましょう(写真の入り口から入って左側がBARTでした)。

パウエルSt駅のBARTは地下を走っています。これから空港方面に戻ります。

日本と違って、電車は右側走行です。日本と同じ気分で反対行きの列車に乗りそうになりました。ちゃんと電光案内板に赤字で行先が表示されています。

私の乗った電車はミルバレ駅まで行って、進行方向が反転してサンフランシスコ空港駅に向かいました。空港の横を電車が通過したときは、すこし焦りましたね。

最初と同じで、BARTは国際線出発エリアのターミナルG側にある駅に到着しました。といっても、飛行機に乗るわけではありません。弾丸旅行ばかりの私ですが、今回はきちんと宿泊します。

次回はホテルに宿泊します。

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