【世界弾丸旅行2022】ロサンゼルス編(3)ロサンゼルスから成田へ ANAのNH5便ボーイングB777-300ERプレミアムエコノミークラスで帰国

はじめに

今回はロサンゼルス弾丸旅行の記録 第3弾です。羽田からB777-300ERのビジネスクラスに乗り込んでロサンゼルスへ。ロサンゼルスでは到着早々ホテルに向かい、1泊宿泊しただけでロサンゼルス空港に戻りました。早くも帰路につきます。

今回は日本へ帰国です。

スポンサーリンク


ロサンゼルス国際空港でチェックインしてターミナルBを歩く

ヒルトン・ロサンゼルス・エアポート (HILTON LOS ANGELES AIRPORT)で1泊し、送迎車でロサンゼルス空港の国際線ターミナルに戻ってきました。

国際線ターミナルのチェックインカウンターは2階です。ロサンゼルス空港の国際線はターミナルBに集約されています。

チェックインは出発の3時間前からです。アピールが弱かったせいか、2つ先の国内線ターミナルビルで送迎車を降りる羽目になり、駆け足で10分くらい歩いてチェックインカウンターにやってきました。

これからANA便プレミアムエコノミーで日本に帰国予定です。さらに上位クラスで予約出来ればよかったのですが、なかなか特典航空券に空きが出なかったので、プレミアムエコノミーで妥協です。

すでにチェックインが開始されていて、プレミアムエコノミー/ビジネスクラスのカウンターも長蛇の列ができていました。エコノミーの列よりはましですが、それほど列の差はありませんし、列の進む速度も変わりませんでした。20分くらい待ってチェックインです。

チェックインカウンターでは、Visit Japan Webの提示を求められました。

2022年11月より、日本入国用の検疫ファストトラックのアプリは、MySOSからVisit Japan Webに変更されています。2022年発行の旅行雑誌タイ、ホノルル、台北、韓国などの某社ガイドブックはMySOSと記載されているので注意しましょう。

このアプリの難点は、オンラインでないとログインできないんですよね。ロサンゼルス空港にFree WiFiはあるのですが、45分しか利用できないので、あまり期待しない方がいいです。そもそも楽天モバイルがローミングできればよかったんですが、カリフォルニア州は無理みたいです。私は、スクショ画面を提示しました(Visit Japan Webの公式上でも念のためスクショしておくことが勧められています)。

あとはワクチン証明の提示ですね。そもそもVisit Japan Webが青色になっていればワクチン接種できている証明なのですが、チェックインカウンターの方にとっては型通りの対応しかできないでしょう。私は紙の証明も持参していましたが、接種証明アプリの提示でOKでした(オフラインでも証明書を過去にダウンロードしていれば提示できます)。

あとはラウンジへの経路図を渡していただきました。

保安検査場に向かいます。サンフランシスコ空港では普通に出国⇒保安検査でしたが、ロサンゼルス空港では全員麻薬探知犬のチェックが実施されていました。出国後エリアに出るまで、やはり20分くらいかかりましたね。優先レーンは見当たりませんでした(どこかにあるという話ですが、いろいろ見たけど案内板が無いのでわかりません)。

出国審査・保安検査場を通過して出国後エリアに入りました。右手に進んでから6階にエレベータに昇ると、スターアライアンスラウンジがあります。セントレアやブエノスアイレスにもある、スターアライアンス系航空会社なら利用できるラウンジです。屋外エリアがあるので有名ですが、私の訪問時は閉鎖されていました。お食事をいただいて、シャワーを浴びてから退室しました。

2022年年末時点で、ロサンゼルス空港の国際線ターミナルにプライオリティ・パスで利用できるラウンジはありません。以前はKALラウンジが利用できたのですが除外されています。コロナ禍の影響かもしれませんが、アメリカの物価高とユーロ安の影響かもしれません。プライオリティ・パス社はイギリス企業ですから。

ロサンゼルス空港国内線では、プライオリティ・パスでゲームセンター入室(スナック飲み物付き)というサービスがあります。アメリカの物価高ではこのくらいが限界なのかもしれません。

そのあとはお土産探しです。ターミナルB出国後エリアは免税店が並んでます。サンフランシスコ空港に比べて店舗の種類も多くて、いろいろ選択肢があります。ばらまきにはチョコレートやクッキーがおすすめかな。物価高もあり、1つ9USドルくらいからになってしまいますが。

そして、出発30分前となり搭乗口へ。はい遅延です。私にとって遅延は平常運転、時間通りに搭乗開始になるほうがイレギュラーです(泣)。遅延するのはいいから、もっと早く教えてよね(いつも電光掲示板に表示されるのが直前なんですよ・・・)。

スポンサーリンク


NH5便 プレミアムエコノミーで東京・成田へ

じつは、プレミアムエコノミー体験は初めてです。国内線転用された機材でも体験したことないので、ちょっと期待していました。

ANAボーイングB777-300ERのプレミアムエコノミー席です。2019年よりANAのB777-300ERは順次改装されていて、一部の機材で新型シートになっていますが、今回の機体は旧型シートです。

ビジネスクラスも旧型のANA BUSINESS STAGGEREDでした。ロサンゼルス線でもThe Roomが導入されていない機種があるので、予約時のチェックは大事です。

旧型と新型で大きく変わるところはディスプレイでしょうか。新型だと15.6インチですが、旧型だと10.6インチです。私はあまりビデオプログラムを観ないので、どっちでもOKです。USB充電ポートが付いています(マルチプラグはアームレストの下にあります)。

前の収納にはスリッパ、ヘッドホンなどが入っています。席にはクッションとブランケットが置かれています。

シートピッチは97㎝で新旧同じです。エコノミークラスだとシートピッチは86㎝ですから、比較すると足はずいぶん楽です。横幅は49㎝で余裕があります。エコノミーだと2-4-3の9席がプレミアムエコノミーは2-4-2の8席ですから、1席分のゆとりがあります。

広いといっても、通路側出ない方が通路に出るのはエコノミーと同じく面倒です。前の方がシートを倒しているので足元が広くても人が通るほど余裕はありません。1人旅なら通路側が絶対いいです。どうしても通路側が取れないなら、最前列がおすすめになります。

シートを倒すなら最後列が気を使わないでいいのでおすすめです。最後列だと、後ろの席は最大まで倒すことができます。といってもフラットには程遠いです。

レッグレストもあり、お尻の部分が膝の部分より少し低くなっているので、少し湾曲したタブに深々と座り込むような感じ(語彙力無くてすみません)。あたりまえですが、エコノミーより圧倒的に楽です。

ロサンゼルスから成田に向かいます。12時間のフライトの予定です。往路は10時間なので、2時間長くかかります。

プレミアムエコノミーだとアメニティの配布があります。ビジネスクラスのポーチ内に入っているものです。歯ブラシ、 アイマスク、イアプラグ、ポケットティッシュなどで必要なものをチョイスしていただきます。同時に日本の税関書類も配布されます。

プレミアムエコノミーは搭乗前にラウンジ利用も可能です。私は会員資格があるのでラウンジサービスは関係ありませんが、一般の方だとプレミアムエコノミーは悪くないですね。早めに予約すると、エコノミーと価格差は大きくありませんし。

ただし、プレミアムエコノミーは満席になりやすいです。ANAの場合、事前にエコノミー客対象にオークションが実施され、有償アップグレードされてきます。通路側ではないプレミアムエコノミーとガラガラのエコノミーだと、エコノミーの方が窮屈感がないかもしれません。

スポンサーリンク


ANAロサンゼルス線(NH5)プレミアムエコノミーのお食事

離陸してしばらくすると、おかきと飲み物が配られました。おかきって、海外の方もたべるんですかねえ。

そのあと、昼食が配られました。食事内容はエコノミーと同じです。

小鉢
ポテトサラダ ポークハム チェリートマト
枝豆 若布サラダ

うどん 海苔 ワサビ 麺つゆ
サラダ
ミックスサラダ ドレッシング
メイン
海老と野菜の天丼 あるいは
チキンのローストグレイビーソース(マルチグレインロール付)
デザート
アイスクリーム

こんな感じのプレートで提供されました。海老天丼をチョイス。天丼はまずまず、ごはんの炊き具合も合格点です。

食事の後にはハーゲンダッツをいただきました。選択枝はバニラしかないです。以前はビジネスクラスと同じデザートを提供していたらしいですが、サービスダウンでしょうか。

食事後は機内は消灯されました。12時間の旅です。私は食事を食べて眠くなったので就寝。プレミアムエコノミーのシートは、長時間の睡眠でもエコノミーより楽ですね。これなら十分耐えられます。途中で目が覚めて、ごそごそしていたら、到着2時間前になっていました。

到着前の食事が配られました。

前菜
ミックスビーンズのサラダとドレッシング
スモークターキーハム レタス
メイン
野菜のラザニア マリナラソース あるいは
白身魚のソテー トマトクリームソース
スナック
ブルーベリーマフィン

Refreshment Breakfastとのことですが、日本時間14時くらいなので、昼食と言っていいかもしれません。

ラザニアをいただきました。豆はあまり好きじゃないんですよね・・・完食したけど。

ここまでのメニューはエコノミーと同じですが、プレミアムエコノミーの搭乗客は下記メニューが追加注文可能です。

アルコール類:ビジネスクラスで提供中の シャンパン、ワイン、日本酒、焼酎、梅酒
軽食:プティフール スープ

プティフールって、小さなクッキーのことみたいです。スープは野菜スープとのこと。

この日のアルコールメニューは、シャンパーニュ・カステルノー・キュヴェ・ブリュット・レゼルヴ、久保田 萬寿、五凛 純米大吟醸など。エコノミーだとシャンパンの提供はありません。

アルコールを飲まない方にとっては、飲食面でメリットは乏しいかもしれません。

定刻より遅れて成田空港に到着しました。ANA便は第1ターミナルに到着です。

スポンサーリンク


成田空港から伊丹空港へ

飛行機を降機して入国手続きです。2022年秋と比べて、年末の今回は入国検疫のシステムは変わりましたね。以前は1つ1つのバーコードを読み込んでいましたが、今回はスマホ画面を目視でチェックされてOKだったので、以前よりスムーズになりました。

税関書類はVisit Japan Webアプリで事前登録可能になり、機械に読み込んで終了です。私の利用時は通常の税関の方がガラガラで、自動機械の方が列ができていました。また、QRコードが大きいので読み込ませるのが少し手間がかかりました(スマホ画面をうつぶせで提示するので勝手に縦横画面が変わっちゃいますし)。これだと、通常税関の方が早く済んだと思います。

なんだかんだで10分くらいで1階到着エリアへ。出発が遅延していたので、到着もとうぜん遅延です(定刻16:30着)。2022年10月30日にANA国内線成田便とANA ARRIVAL LOUNGEの運用が再開されています。

ただ、ANAの伊丹便は17:30発で、MCT(最低乗継時間)は75分設定ですから利用できません。私の到着便が遅延していため、現実的にも不可能です。到着日が金土なら18:35発もあるようですが。

とりあえず、ANA ARRIVAL LOUNGEでシャワーを浴びました。1階国内線の保安検査場通過前エリアにあり、国際線到着でも利用可能なラウンジです。フード提供が無くなったのは残念ですね。利用時間は17:30までなので、入ってすぐに出る必要がありました(あわただしいです)。

今回、成田から大阪に戻る便はJALを選択しました。ジェットスターやピーチだと遅い便しかないし、荷物は追加料金が必要なので結局値段は同じになるし、マイルはたまらないし、ラウンジは使えないし。意外にLCCは安くないんですよね。

ということで第1ターミナルから第2ターミナルに移動しました。第2ターミナル国内線エリアはJAL専用区域です。サクララウンジが設置されています。成田のサクララウンジ(国内線)は6年ぶりの訪問です。

急いで移動してきたので、寒いのに汗をかいてしまいました。国内線なのにシャワールームがあるラウンジなので、もう一度シャワーを浴びさせていただきます。こちらのラウンジのフード提供も無くなっていました。

今回は珍しく(?)遅延せず、予定通り搭乗開始です。沖止めなのでバスで移動しました。一部到着客を待っていたようで、定刻範囲内(15分以内)の遅延で出発です。ようやく最終フライトに搭乗できました。

成田では時間に余裕が無かったので、夕食がいただけていません。伊丹空港でリムジンバスを待ちながらローソンおにぎりをほおばりました。サクララウンジでフード提供があれば問題なかったんですけどね。

スポンサーリンク


まとめ

今回のロサンゼルス弾丸旅行はこれで終わりです。今回の旅行は現地宿泊したので、1泊3日、ロサンゼルス滞在時間は19時間ですから、1日もいなかったことになります。

どこも観光してませんし、ホテルに宿泊しただけです。わずか3記事だけで終わる、最短記録の弾丸旅行になりました。特典航空券の旅行ですから、修行ですらないです。週末の渡米で弾丸旅行は趣味の世界ですね。

Visit Japan WebはMy SOSとほぼ変わらない使い方ができました。検疫通過は以前よりスムーズになっています。税関利用は、アプリだけでなく記入した紙書類も持っておいた方が、列の短い方を選んで利用できるので早くパスできると思います。

ちなみに、0泊3日や1泊3日といった海外弾丸旅行は、特典航空券かLCC利用以外で実現するのは難しいです。有償の超短期間往復チケットは、3-5倍くらいに値段が跳ね上がります。ロサンゼルス線だと、エコノミー往復で60~80万円くらい。ビジネスクラスにしても値段が変わらない料金設定です。特典旅行券など滞在日数に縛りが無いので、サーチャージの負担だけでOKです。

もうANAマイルが枯渇してきたので、マリオットポイントやポイントサイトから頑張って移行していますが、陸マイラー活動はほとんどしていないので、全然貯まりません。

JALマイルはコスパが悪いので全部ANAマイルに流していますが、手持ちのJALマイルをどうするか悩みどころです。JAL提携航空会社で使いたいのですが、エコノミー以外ほとんど空きがないですね。大韓航空に至ってはエコノミーすら全く取れないし。

2022年の弾丸旅行は(直前にいいチケットが取れれば別ですが)これで終了予定です。

スポンサーリンク



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする