【世界一周2023旅行記7】ノルウェー・オスロ観光・市街地を散策 FLYTOGETの空港アクセス特急を解説

スターアライアンスファーストクラス世界一周の旅。前回記事でスウェーデン・ストックホルムからノルウェー・オスロ空港にやってきました。

空港から市街地に出て観光していきたいと思います。

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FLYTOGETの空港アクセス特急で市街地へ

ノルウェー・オスロ空港に降り立ちました。

シェンゲン内出発フロアに入ります。到着フロアに出るために5分くらい歩きます。

到着フロアに出ました。右方向にずっと歩いて行くと、鉄道駅があります。

鉄道の他にも、オスロ市内の大手ホテルへ直行してくれる空港アクセスバスがあります。料金はオスロ市街だと1人240NOKくらいで所要時間50分くらい。15~30分毎に便があります。ただ、停留所の名前がわからないと使いにくいでしょうね。

ということで鉄道を利用します。空港の一角に駅スペースがあります。オスロ空港駅(Oslo lufthavn stasjon)です。ここから列車でオスロ中央駅(Oslo S)を目指します。

時刻表がありますね。一応、解説しておきます。

時刻表表記
発車定刻 種別 目的地 (変更後発車時刻) ホーム 経由情報 運行会社

まず注意するのが運航会社です。

経路がわかりやすくオスロ中央駅へ行く路線を運行するのがFLYTOGET(フリートーゲ)です。いわゆる、エアポートエクスプレスを運行しています。私のような初心者はこちら一択です。ただしちょっとお高いです(2024年現在大人片道240NOK)。

FLYTOGETの全ての便の種別にFLYと書かれていて、オスロ中央駅を経由します。停車駅はFLY1が途中1駅、FLY2はオスロ中央駅へ直行します。所要時間22分前後です(FLY1も2もほとんど変わりません)。空港駅が始発なので乗り間違えはありません。

オスロ中央駅へお安く行きたいなら、ノルウェー国鉄です。VYと書かれています。種別はR:reginal trainとRE:reginal expressがあります(R12、RE10、RE11の3路線あります)。オスロ中央駅へ向かうには、どちらも大人一人124NOKで半額くらいです。

国鉄の列車は空港駅は途中駅なので、着席できない可能性があります。また、逆方向列車も来るので乗り間違えないように(4番から乗るのがオスロ行き)。オスロまで2駅で所要時間23分くらいです。

両社とも線路を共有していて停車駅数がほぼ同じなので、所要時間もほとんど変わりません(というか、FLYTOGETは国鉄の子会社です)。また、10~15分毎くらいに列車が来るので、待ち時間もあまりないです。

会社が違うのでチケットの購入はそれぞれ別になります。国鉄の場合、オスロ中央駅から空港へ戻る際に乗り間違えるリスクがあるので、列車の行先を十分注意しましょう。

私はリスク回避のためにFLYTOGETを選択しました。専用のチケット販売機で購入します。

往復チケットを購入しました。失くすと困るので、ちゃんと帰る時まで持っておきましょう。

FLYTOGETはホーム3が専用になっています。改札でチケットを読み込みます。

車内の席には余裕があります(全席自由席です)。

各席にはコンセントが設置されています。

かなりの速度で激走します。最高速度時速210kmだそうです。オスロ中央駅まで約50kmを約20分なので、営業速度時速150kmです。高速列車用の線路とはいえ、在来線も混在する路線を走行するのにこの速度はすごいですね。

オスロ中央駅に到着しました。終着駅ではないので、ちゃんと降りましょう。

オスロ中央駅はノルウェーを代表するターミナル駅で、多くの人々が行き交っています。

駅を出てホテルに向かいたいと思います。

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雪のオスロ市街を観光

オスロの主要観光地はオスロ中央駅から徒歩圏内にあります。私は市内交通は全く利用しませんでした。

オスロ市には、バス、地下鉄(Metro)、トラム、国鉄ローカル線などがあり、国鉄線以外はT-baneという共通チケットで利用可能です。ゾーン制で乗り換え利用でき、各所にある自動券売機で購入できます。

私はオスロ中央駅から徒歩圏内のホテルを予約していました。私の定宿としてはマリオットあるいはヒルトン、それがだめならIHG系を利用するのですが、オスロにはどれもありません。

モクシー・オスロ・Xがありますが、オスロではなく隣の県になります(空港よりオスロに近いですが)。アクセスが難しそうな立地でなので諦めました。

今回宿泊したのはクラリオン・コレクション・ホテル・フォルケティーテレト(Clarion Collection Hotel Folketeateret)です。オスロ中央駅から徒歩5分以内の好立地です。コンフォートホテルとおなじチョイスホテルズインターナショナルというホテルグループです。

JCBで、大手旅行サイト経由のホテル予約すると大幅割引のキャンペーンが、ほぼ永続的に実施されています。そもそもJCBが使えないホテルでは利用できないので対象ホテルは限られているのですが、こちらのホテルはOKでした。

こちらのホテルでは、ほとんどの宿泊プランで朝食だけでなく夕食までついてきます。食事の心配が無いのが楽でいいですね。英会話がダメなので、レストランで注文するのは苦痛で仕方ないんです。

なんかいい感じのバルコニーも付いていて、内装もおしゃれですごく居心地のいいホテルでした。

さて、観光に向かいましょう。

オスロ中央駅から西にまっすぐ王宮まで、カール・ヨハン通りというオスロのメインストリートが続いています。季節柄、クリスマスイルミネーションで彩られています。オスロの観光地はこの通りに沿って点在しています。

オスロ大聖堂はオスロ中央駅から徒歩3分くらいです。1700年頃に建てられた歴史ある建築物です。

中は鑑賞可能です。10時~16時の間オープンしています。

さらに西に行くと、Stortorvetという広場があります。デンマーク王兼ノルウェー王のクリスチャン4世の銅像が立っています。花や草木の苗木が販売されるマーケットがありました。

カール・ヨハン通りをさらに西へ。国会議事堂があります。真裏には国会議事堂駅(Stortinget)があるので、地下鉄でアクセスしてもいいかも。

国会議事堂から西の王宮側には広場が続いています。

クリスマスマーケット「Winterland」が開催中です。

さらに王宮へ。左手にあるのは国立劇場で、ノルウェー最大の劇場だそうです。右手がオスロ大学です。

王宮が見えてきました。小高い丘に建っていて、上り坂を昇っていきます。すべての雪が圧雪されているわけではないので、中央を歩くと雪の中を突入していく感じで足をとられます。

王宮の前に建っているのは、スウェーデン王カール・ヨハンの銅像です。メインストリートの名前にもなっている王様です。

王宮の内部観光は夏季のみです。クリスマスツリーが飾られていますね。雪の中にたたずむ王宮もいいと思いますよ。王宮は国立劇場駅(Nationaltheatret)があるので、地下鉄でもアクセスしやすそうです。

王宮から南方向に南下します。オスロ・コンサートホールです。こちらも現役で活躍中です。

南隣にあるのが国立美術館です。

もともとオスロ大学の裏手にあったようですが、2022年に移転オープンしたばかりらしいです。ムンクの叫びも収納されているそうです。ムンクはオスロ出身です。立ち寄る余裕がなかったので、建物の前を通過していきます。

国立美術館の敷地の一角にノーベル平和センターがあります。訪問したかったのですが、なぜか柵で囲まれて近づけないようになっていました。

目の前がオスロ市庁舎です。こちらも柵で囲われていて、入れる雰囲気ではありませんでした。ノーベル平和賞の授賞式が近かったので、その影響かもしれません。

※ノーベル賞のほとんどはストックホルムで表彰されますが、平和賞のみオスロで式典があります。授賞式はオスロ市庁舎になります。

市庁舎前の広場です。海に面しています。夏季は屋台が出てるらしいですが、私が訪問した時はごらんのとおり閑散としています。

目の前の港に出ました。日本の港と雰囲気が違って、なんとなく物語的な感じです。アナと雪の女王のモデルはノルウェーのロフォーテン諸島ですが、近いものがあるのかもしれません。

左奥の方にアーケシュフース城が建っています。港から尖塔が見えるのですが、わかりにくいですね。

ざっと観光地を一周したので、ホテルに戻りました。ストックホルム観光のときは夜の観光でしたが、明るいうちにホテルに戻ることができました。早めに休んで明日に備えます。

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オスロ中央駅からオスロ空港へ

朝を迎えました。オスロとはお別れです。オスロ中央駅に向かいます。ホテルから徒歩5分くらいなので楽々です。

オスロ中央駅には空港アクセス特急FLYTOGETの自動販売機と専用ゲートがあります。私は往復チケットがあるので、購入は不要ですね。

オスロ空港行きは13、14番ホームから出ることになっているみたいです。

国際線も発着するターミナル駅です。さまざまな列車が通り過ぎていきます。

列車がやってきました。オスロ空港に向かいます。

オスロ空港にもどってきました。出発エリアは駅のある到着エリアより上の階になります。エスカレータで上に昇ります。

次回はノルウェー・オスロ空港から、次の地に向かいたいと思います。

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