【空港ラウンジ体験記】ストックホルム・アーランダ空港(スウェーデン) ターミナル5 SAS GOLD LOUNGE(SASゴールドラウンジ) 国際線ターミナルにあるスカンジナビア航空のフラッグシップラウンジ

はじめに

今回は2023年冬に訪問した、スウェーデン・ストックホルム・アーランダ空港 ターミナル5にあるSAS GOLD LOUNGE(SASゴールドラウンジ)を紹介させていただきます。保安検査後・シェンゲン内エリアにあります。

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アクセスと入室基準

SAS GOLD LOUNGE(SASゴールドラウンジ)
運営時間 スカンジナビア航空始発便1時間前~最終便30分前(2024年)

SASゴールドラウンジ(SAS GOLD LOUNGE) はストックホルム・アーランダ空港 ターミナル5のゲートE1付近にあります。保安検査後・シェンゲン内のエリアにありますが、シェンゲン外便の方も出国前に利用可能です。

SASゴールドラウンジは、北欧三か国(スウェーデン・ノルウェー・デンマーク)のフラッグシップ航空会社であるスカンジナビア航空が運営する航空会社ラウンジです。

基本的には同航空会社の飛行機に搭乗する方に対するサービスになります。ルフトハンザ航空はスターアライアンス所属のため、スターアライアンス便搭乗予定者も利用可能です。

スカンジナビア航空は、2024年中にスターアライアンスを離脱し、スカイチームにアライアンス移籍をする予定です。利用対象者が大幅に変更になりそうです。

下記の条件に合致する方は利用可能です。

・スターアライアンスのゴールドメンバーとその同伴者1名(スターアライアンス便の乗客)

2歳未満は0名扱いになります(プライオリティ・パスの場合は6歳未満が無料)。

スカンジナビア航空の本社はストックホルムにあり、筆頭株主はスウェーデンです。ストックホルム・アーランダ空港にあるこちらのラウンジがフラッグシップラウンジになります。

ちなみに、ストックホルム・アーランダ空港 ターミナル5には以下のようなラウンジがあるそうです。

ストックホルム・アーランダ空港 ターミナル5のラウンジ(2024年)
・スカンジナビア航空のラウンジ(シェンゲン内)
●SAS LOUNGE Bussiness用 ゲートE1付近
●SAS GOLD LOUNGE フリークエント会員用 ゲートE1付近
・プライオリティ・パス対応のラウンジ(シェンゲン内)
●Pearl Lounge T5 ゲートE1付近
・その他のラウンジ
●American Express Pop-up Lounge ゲートF26付近シェンゲン内
●Menzies Norrsken Lounge⇒2023年末閉鎖された模様
●United Spaces Business Lounge 保安検査通過前 詳細不明
●Aviator スターアライアンスサイトに掲載中だが運営していない模様

スカンジナビア航空のハブターミナルで、航空会社ラウンジはSASのラウンジのみになります。ブリティッシュ・エアウェイズなどのスターアライアンス以外の航空会社はPearl Lounge T5と契約しています。

SASゴールドラウンジは、ルフトハンザ航空のセネターラウンジのような位置づけです。スターアライアンス・ゴールド会員が利用可能ですが、ビジネスクラス客でも利用できません(SASラウンジがビジネスクラス用ラウンジです)。スカンジナビア航空では、ビジネスクラス客よりフリークエント会員を上位に扱います(カタール航空とは逆です)。

ラウンジへのアクセスです。

保安検査を通過してラウンジまで5分くらい歩きます。ゲートDとEの間の通路のゲートE側にあるエレベータで上階(4階)に昇ります。

エレベータを出てすぐ左側にSASゴールドラウンジとSASラウンジの入口があります。ちなみに右隣はPearl Lounge T5です。

自動ドアで中に入ると、左手側がSASゴールドラウンジ、右手側がSASラウンジになります。レセプションがありますが、入室は搭乗ゲートのようにバーコードをかざせばゲートが開いて入室できます。

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内部の様子とサービス

SASゴールドラウンジは保安検査後エリアにあるので、出発時間近くまで利用できますが、シェンゲン外便を利用予定の方はゲートに向かう前に出国審査が必要なので時間に余裕をもって利用しましょう。

ラウンジ内は広いです。ちょうどゲートEエリアの上階になっていて、駐機場に面していて採光のいいラウンジです。

スカンジナビア航空のWebサイトによるとサービスは以下の通りです。

サービス
・ソフトドリンク
・アルコール
・軽食

・無料WiFi
・ビジネスアメニティ
・電話室
・シャワー
・リラックスエリア
・デジタル新聞/雑誌
※ラウンジ内にトイレもあります

ソファ席やカウンター席などが用意されています。電話ボックスのような個室エリアもあります。

カウンター席にはコンセントとUSB充電ポートが設置されています。

フードプレゼンテーションです。がっつりとしたものは提供されていません。

サラダ類が多かったです。

バケット類やスープなど。

アルコール類、ソフトドリンクなど。

冷蔵庫にビールなども入っています。

コーヒーサーバーやクッキーなど。

シェンゲン内ラウンジとしてはこんなものかもしれませんが、シェンゲン外へ向かう便の乗客も利用するので、そういった方には物足りなさを感じる方もいるかもしれません。アルコールでお腹を満たしましょう(笑)。

利用者が多く、人の出入りも多いです。ややせわしない印象があるかもしれません。私の訪問した時間帯は午前で人が多く、ソファ席はほとんど埋まっていました。

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シャワールーム

ラウンジ内のトイレと同じエリアにシャワールームがあります。レセプションで申し出て鍵を受け取ります。レセプションがラウンジ入り口のゲート外なので、いったん外に出る必要があります。

手渡された鍵で入室します。使用後に鍵を返却するためにゲートから再度出る必要があります(ちょっと面倒)。

シャワールームに入ります。タオルは用意されていますが、クシやかみそりなどのアメニティはありません。ドライヤーはあります。

シャワーは固定とハンディータイプがあります。

シャワーブースは完全に仕切られていないので、更衣エリアへ水漏れします。上部も隙間があるので、いろんな場所に水がかかる可能性があります(特にハンディータイプのシャワーを使うときに注意)。荷物の配置に注意しましょう。

シャワーアメニティは、見ての通りブランド名が不明です。ボトルはオールインタイプになっています。

SASラウンジの方にはシャワールームが無いので、シャワーはフリークエント会員だけが利用可能になります。

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まとめ

ストックホルム・アーランダ空港(スウェーデン)ターミナル5にあるSASゴールドラウンジ(SAS GOLD LOUNGE)を紹介させていただきました。

SASゴールドラウンジは保安検査後エリアにあるので、出発時間直前まで利用できますが、シェンゲン外便を利用予定の方はゲートに向かう前に出国審査が必要なので時間に余裕をもって利用しましょう。

シェンゲン内ラウンジとしてはサービスが充実していると思います(日本の国内線ラウンジと比べるとかなり良いと思いますが)。シェンゲン外便利用客のビジネスクラスラウンジと考えると、フード類の提供が少し物足りなく感じるかもしれません。

フラッグシップラウンジと書きましたが、スカンジナビア航空はラウンジサービスを豪華にする方針ではなさそうで、ぜいたくな気分になるラウンジではありません。フード以外のサービスは十分充実していて満足できると思います。

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