【世界一周2024旅行記11】カタール・ドーハからロンドン・ヒースロー空港へ カタール航空 QR3便 エアバスA380-800 ファーストクラス ドーハ・ハマド空港の散策も

ワンワールドファーストクラス世界一周の旅の続きです。

前回までの記事で羽田から出発し、シンガポール、香港、スペイン・マドリード、カタール・ドーハとフライトを乗り継いで観光を続けてきました。

今回の記事でカタール・ドーハからロンドン・ヒースローにカタール航空のファーストクラスで移動します。

前回の記事はこちら↓

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ドーハ市街からドーハ・ハマド空港へ

ドーハを離れるときがきました。

ドーハ市街地からドーハ・ハマド空港に向かうには、メトロ、ウーバーが一般的なようです。

ドーハ市街からドーハ・ハマド空港へ(2025年現在)
地下鉄(メトロ) 2カタール・リアル(約80円、要ICカード) 所要時間 20分
ウーバー 30~35カタール・リアル(1,200円~1,400円) 所要時間 30分
他に貸切空港送迎サービスなど

空港ターミナルから空港メトロ駅まで比較的歩くので(10分くらい)、荷物が多い方はつらいかもしれません。メトロは1日券で6カタール・リアルで、1日券なら紙チケットも発行できます。券売機は高額紙幣は利用できません。

ドーハのウーバーはメチャクチャ安いので、ウーバー以外の交通手段を考える気も起らないくらいお勧めです。私はウーバーを利用しました。ホテル出発が朝5時ごろの利用だったのでちゃんと配車されるか不安でしたが、都市部だったので問題なし。5分くらいで配車されました。

空港の車寄せはメトロ路線と比べてかなり大回りしてアクセスする必要があります。ドーハの市街地は空港の北側ですが、空港の西側から南側を回って東側のターミナルビルまで行く必要があります。市街地から30分くらいかかりました。

空港ターミナルビルの車寄せは空港会社やクラスによって変わります。私はカタール航空ファーストクラス便の利用予定だったので、1のおりばで降車しました。

ドーハ・ハマド空港はカタール航空のハブ空港です。カタール航空のファーストクラス便に搭乗予定の場合、専用カウンターでチェックインになります。カウンターがたくさん並んでいましたが、朝早いのでオープンしていたカウンターは1つだけ(待っている人は0)。この広い空間を独占です。

チェックイン作業中にウェットタオルが差し入れられました。このまま乗継をつづけてアメリカに入る予定なので、ESTAの登録状況を詳しくチェックされました。ここから乗り継ぐ3便の搭乗券を一気に発券です。

保安検査場も専用レーンで待ち時間なしで入ります。出国審査は自動ゲートで一瞬で終わりました。

ドーハ空港ターミナル内を楽しむ

さてラウンジタイムです。

2025年現在、ドーハ・ハマド空港には下記ラウンジがあります。

カタール航空(QR)ラウンジ
Al Safwa First Class Lounge QR便ファースト客用
Al Mourjan Business Lounge The Garden ワンワールドビジネス客用
Al Mourjan Business Lounge South
ワンワールドビジネス客用
Platinum & Gold Lounge North ワンワールドサファイア会員用
Platinum Lounge South ワンワールドエメラルド会員用
Gold Lounge South ワンワールドサファイア会員用
Silver Lounge QA便シルバー会員用
First and Business Class Arrival Lounges (airside) QR便ビジネス乗継客用
First and Business Class Arrival Lounges (landside) QR便ビジネス乗継客用
空港ラウンジ
Al Maha lounges North 有料ラウンジ
Al Maha lounges South 有料ラウンジ(プライオリティ・パス対象)
Al Maha Arrival Lounge (airside) 有料ラウンジ
Al Maha Arrival Lounge (landside) 有料ラウンジ
Al Maha Departure lounge 有料ラウンジ
Oryx lounges South 有料ラウンジ
Oryx lounges North
 スカイチーム/スターアライアンス指定ラウンジ
Mariner Lounge 有料ラウンジ

多数ラウンジがありますが、私たちが現実的に利用できるラウンジは限定的です。利用が難しそうなラウンジは薄黒色で表記しました。カタール航空は国営航空会社で、ドーハ・ハマド空港も国営なので、実際のところ全てのラウンジの運営者は同じです。

今回利用したのはアル・サファ・ファーストクラスラウンジ(Al Safwa First Class Loungeです。ファーストクラス用の専用ゲートを抜けて、右手にあるエスカレータを昇ってすぐの場所に受付があります。

世界で最も広大なエリア、豪華な設備を誇るとも言われるラウンジです。全ての施設がいちいち広いです。

ダイニングエリアで朝食をいただき、ゆっくり休んで搭乗に備えました。

ドーハ空港で唯一プライオリティ・パスの利用できるラウンジが「Al Maha lounges South」です。エスカレータの上にラウンジ入り口があるのですが、エスカレータの下にも入場待ち列が長く続いている状態で、とても気軽に利用できそうにありません。訪問してみたかったのですが、諦めました。

ドーハ空港の代名詞といえば、エアサイドの中央に鎮座するテディベア(正式にはランプ・ベア(Lamp Bear))です。開港当時680万ドルで購入し、設置したそうです。観光客はみんな写真を撮影していました。

ゲートに向かいます。あまり歩くことなゲートに到着しました。ビジネスクラス以上は待合室が1つ上のフロアになるようで、受付も別でした。

上のフロアの専用待合室です。もちろんほとんど利用者はいません。

カタール航空 QR3便 ドーハ発ヒースロー行き エアバスA380-800 ファーストクラスに搭乗

これからイギリス・ロンドンのヒースロー空港行きに搭乗し、乗り継いでアメリカに向かいます。直行便もあるのですが、直行便にするとファーストクラスが無かったので乗継になりました。カタール航空 QR3便 ドーハ発ヒースロー行きエアバスA380-800です。

日本のカタール航空便は、成田がB777-300ER、関西がA350-900ですから、日本未就航の機体です。

今回利用するのはファーストクラスの席です。

縦長に広いスペースが設定されています。色調も含め、JAL SUITE(B777-300ERのファーストクラスシート)に似た感じですね。席からディスプレイまで距離があるのも特徴的です。もちろん、フルフラットシートになります(写真を撮り忘れたようなので画像はありません)。

リラックスウェアが配られました。

サイドの収納には、ミネラルウォーターとリモコン。

さらに、ヘッドホンが収納されています。

もうひとつ簡単な収納があります。収納スペースは少なめで、手荷物はほぼすべて頭上収納になります。

ディスプレイの裏に上着などの収納スペースがあります。

ディスプレイ横にユニバーサルタイプのマルチプラグがあります。残念ながら、USB充電ポートはありません。

無料WiFiのコードがいただけます。アメニティはフランスのDiptyqueです。ザ・リッツ・カールトンのバスアメニティPhilosykosを提供しているブランドです。

アイマスク、ソックス、耳栓、各種アメニティが入っています。

ボディローション、フェイスクリーム、リップバウム、フレグランス類(Philosykos, Do Son,  Eau Rose)が提供されます。

最初にジュースとおつまみが配られました。

そのあと、アラビアンコーヒーと一緒に、カタールで有名なお菓子、高級デーツ「QINWAN」が提供されました。

こちらの機体、トイレがすごく広いです。左手に見えるシートを上げると便座があります。

更衣用のハンガー、Diptyqueの洗面アメニティが用意されています。広さと充実したスペースのおかげで、更衣が楽々です。巨大な機体のA380ならではといえますね。ANAのフライング・ホヌより広いスペースが確保されています。

テイクオフしてドーハの街を離れます。

カタール航空QR3便 ファーストクラスのお食事

さて、離陸後すぐに食事の提供です。まずはシャンパンとスナックです。

前菜です。カタール航空でサーブされるベーカリーは適度に暖かくておいしいです。

STARTERS
Greek yoghurt with pear compote, cranberries and toasted walnut granola
Seasonal fresh fruit
Choice of breakfast cereals
MAIN COURSE
Qatari breakfast with Arabic bread
Hand rolled omelette with pesto feta cheese
Toasted rye bread beef bresaola and scramble eggs

フルーツの盛り合わせ。

メインはオムレツをいただきました。

コーヒーをいただいて、ベッドをフラットにして仮眠です。

砂漠の中東上空を北西に進みます。

朝食終了後からALL DAY DININGのお食事を注文可能です。到着2時間前に起きてお食事をいただくことにしました。

ALL DAY DINING
CAVIAR SERVICE
Beluga caviar with Balik style salmon
STARTER
Cream artichoke soup
Seared John Dory with beurre noisette vinaigrette
Duo of spring chicken
Classic Arabic mezze with pita bread
MAINS

Grilled Wagyu beef fillet with celery mousseline
Qatari chicken madrouba
Pan-seared turbot fillet with miso mashed potatoes and dill infused parsley root
Hand-made saffron gnocchi with Parmesan sauce
CHEESE
Selection of the finest international cheese
SWEET FINALE
Dark chocolate fondant with vanilla bean ice cream
Gianduja chocolate gateau with poached pear
Fresh berries with cream
Praline sundae with toasted nuts

選択肢が多いですが、相変わらず英語もダメな私なので、自動的に選択肢は少ないです。

やはりベーカリーが秀逸です。出来たてのようなおいしさです。

アーティチョークのスープです。アーティチョーク以外にもいろいろ入ってそうですが、私にはわかりませんでした(バカ舌だからねえ)。

私に読めたのは和牛の文字だけです。和牛のフィレ肉ステーキですね。やや歯ごたえがあっておいしくいただけました。

スイーツはチョコレートケーキ(ガトー)をいただきました。

食後にチョコレートの入った箱をいただきました。

ロンドン・ヒースロー空港に到着

ヒースローが近づいてきました。

ヒースロー名物ぐるぐる?が発動です。ヒースロー空港は超混雑空港なので、到着の順番待ちが頻発します。順番待ちモードになるとランディングルートの手前で旋回を余儀なくされます。以前の訪問で5周以上回ったこともありますが、むしろあるあるです。

定刻より30分くらい遅れてヒースロー空港第4ターミナルに到着しました。

第4ターミナルはスカイチームのメインターミナルで、なぜかワンワールド系のマレーシア航空やカタール航空は第4ターミナルです。ワンワールドは第3ターミナルが多いですが、ブリティッシュ・エアウェイズとイベリア航空は第5ターミナルがメインになります。

次の便はブリティッシュ・エアウェイズなので、バスで第5ターミナルへ移動します。このまま入国せずに乗り継ぎです。

次回はアメリカに向かいます。

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