はじめに
2022年夏に沖縄県与那国島にある与那国空港を訪れました。島内観光ではなく空港にタッチして帰るだけの与那国訪問です。最近のマイブームで、日本各地の空港を見て回っています。
日本の最西端空港で地方管理空港です。もちろん、国際線の就航しない国内線専用空港です。県庁所在地の那覇から西に650kmの距離にあり、本州で言うと東京～姫路間ということで、沖縄県の広さがうかがえます。
2022年現在、与那国空港を発着するのは、JAL系のRAC（琉球エアコミューター）が運行するターボプロップ機（プロペラ機）で、石垣1日3便、那覇1日1便です。RACの便はRAC便名で運航され、JAL便名は付きません。
滑走路長は2,000mで、ジェット機の離発着も可能になっています。以前は日本トランスオーシャン航空のジェット機が運用されていた時期もあったようです。フジドリームエアラインがジェット機のチャーター便を運用実績があります。
与那国空港は日本最西端空港です。そして石垣空港は定期便が運用されている空港の中で日本最南端の空港になります。
日本の最西端空港にお邪魔してみました。
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石垣空港から与那国空港へ
今回は石垣空港から与那国空港に向かいます。利用するのはRAC便です。
RACはJTA（日本トンラスオーシャン航空）の子会社で、那覇ー与論線を除き、運行する路線は全て沖縄県内の路線をです。RACはJTAと違ってワンワールド非加盟なので、JAL以外のワンワールド系航空会社で会員資格を持っていても特典はありません。
一方で、RACはJALのグループ会社なので、チケットの販売や搭乗時の運用などはJALのシステムを使っています。そのため、JAL会員はJAL便と同様に違和感なく利用できます。
使用する機体はRACのボンバルディアDHC8-Q400CCです。
ボンバルディアDHC8-Q400CCはボーディングブリッジを使えないので、沖止めです。石垣空港のターミナルビルから徒歩で航空機まで向かいます。日本エアコミューターのATR42-600と違い、機体の前方扉から乗り込みます。
席数は50席です。RACのHPによりますと、標準では74席の機体だそうですが、貨物部分を多くキープしているそうです。
2列＋2列シートです。もちろん、機内WiFiは使えず、充電もありませんが、近距離フライト路線が多いので、不要でしょう。
前ポケットにはJTAの機内誌であるCoralwayや機内販売の情報などが入っています（RACはJTAの子会社です）。
石垣空港を出発しました。やや低い高度を維持してフライトするので、石垣島の街中の様子もよく見えます。
約30分ほどのフライトで、与那国島に到着です。
滑走路の周囲は、海と草原しか見えません。
与那国空港ターミナルビルが見えました。飛行機からターミナルビルまでは徒歩です。
到着口からターミナルビルに入ります。
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与那国空港ターミナルビルを散策
与那国空港の外へ
与那国島は日本最西端の島で、人口は1,600人くらいですが、自衛隊の駐屯地もあり、他の地域との往来も盛んです。また、ドラマDr.コトー診療所のロケ地でもあり、ロケの建物が残されているそうです。
まずはターミナルビル正面を見てみましょう。
ターミナル前にはタクシー乗り場と駐車場があります。バス路線もあるので、バス停もあるはずですが、見つけられませんでした（与那国町営バスは無料で乗車できます）。
写真右奥（空港から出て左前方）にレンタカー（SSKレンタカー）の建物があります。
展望デッキ
展望デッキは建物の外になります。外に出て右に進むと、屋外に階段があります。
展望デッキもこじんまりとしていて、屋根や椅子はありません。展望デッキはターミナルビルの西側の狭いスペースに限定されています。周囲は金網で囲われています。望遠レンズ用の穴は無いので、写真撮影できるカメラはコンデジに限定されてしまいます。
滑走路には私がのってきた飛行機がみえます。またこの飛行機に乗って旅立つ予定です。
空港前方向です。左側はターミナルビルが壁になってしまうので、あまり広角に写真を撮ることができません。
ターミナルビル
ターミナルビルは1階しかありません。チェックインカウンター、保安検査場、レストラン、ショップ、出発待合室など、全て1階です。建物は広く、喜界空港のような圧迫感はありません。
写真は到着口を出てすぐ左側の様子です。まっすぐ奥左手にレストランがあります。
右側はチェックインカウンターや保安検査場があります。シャッターの閉まっている店舗もありました。
RAC便しか運行していないので、RACのカウンターしかありません。右奥が保安検査場です。
さあ、あまり時間が無いので、そろそろ出発です。
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空港から出発
待合室には自動販売機やトイレはありますが、ショップはありません。
搭乗ゲートは一つだけです。ちゃんとJALのタッチ&ゴーは利用できます。
搭乗も当然徒歩です。乗ってきた機体に向かいます。
西側の滑走路端で反転、東向きに離陸です。
与那国島の街を見下ろして離陸していきます。この中に与那国町役場があるらしいです。写真奥に見えているのは灯台でしょうか。
石垣から与那国に来ましたが、この機体は那覇行きになります。石垣島、多良間島などを見下ろしながら航行していきます。写真は多良間島で、右端（西端）に見える滑走路が多良間空港です。
こちらは手前から下地島、伊良部島、宮古島です。一番手前にある滑走路は下地島空港です。
70分くらいの飛行時間で那覇空港に到着しました。
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まとめ
2022年夏に訪問した沖縄県与那国島にある与那国空港の模様をアップさせていただきました。運行本数は1日3本しかありませんが、ターミナルビルは広く、店舗が充実しています。逆に、空港の周辺はあまり建物はありません。
次回も那覇空港からのホッピングです。まだ行ってない離島がいくつかあるので、順に訪問していきたいと思います。
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