目次
はじめに
2024年冬に中国地方島根県の隠岐空港を訪れました。本州の島根・鳥取の県境から、北方50㎞にある島後(隠岐諸島を構成する最大の島)の南東端に位置します。市街地から比較的近い(5kmくらい)にあります。
島根県の管理する地方管理空港で、滑走路は2,000mあって、ジェット機も十分に離発着できます。
2025年現在、隠岐空港はJAL(J-AIR)の大阪伊丹便とJAL(JAC)の出雲便の1日2便が運航されています。出雲便は出雲空港で羽田、伊丹、福岡、名古屋(FDA小牧発と中部着)に乗り継ぎ可能なダイヤが設定されているので、意外にアクセス良好です。
日本海に浮かぶ離島空港なので、どうしても欠航率が高くなります。欠航にならなくても、引き返す可能性のある条件付きフライトになりがちです。特に出雲便はプロペラ機(ターボプロップ機)ということもあり、欠航しやすくなっています。
フライトが欠航してもフェリーは運行していることが多いですが、フェリーは時間がかかりますし(松江七類港約2時間30分、境港約4時間30分、冬季以外は1時間10分~20分で結ぶ高速船があります)、港から市街地に向かうにも時間がかかります。もちろんフェリーも欠航することがあります。
旅行で訪問するなら、予定より数日滞在時間が長くなってもいい日程を組みましょう。
隠岐空港までの旅の記録はこちら↓
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隠岐空港へのアクセス
隠岐島後の中心は西郷港周辺です。
西郷港方面とバスがあります。フライトの時間に合わせて運行しています。
空港前にタクシー乗り場がありますが、常駐しているわけではないようです。島内観光にはレンタカーが必須です。大手のレンタカー会社が無く、オンライン予約が難しいのがネックです。
隠岐空港に到着
隠岐空港に到着です。ターミナルビルに直結するボーディングブリッジはありません。
ターミナルビルへ入ります。
入ってすぐの場所に広い手荷物受取所があります。さらに進むと一般フロアに出ます。
空港を散策
空港前・空港周辺
空港前です。タクシー乗り場、迎車待ちエリアがあります。
西郷港行きのバス乗り場もあります。フライトの発着に合わせて運行します。
ターミナル前には平面駐車場があります。無料です。
屋上 送迎デッキ
ターミナルビルの東側に屋上に向かう階段があります。
屋上は送迎デッキになっています。屋根のある部分は少ししかないので、雨の日は大変です。柵には望遠レンズ用の大きめの穴があけられているので、写真撮影に利用できます。
滑走路の様子です。
JACのATR42-600が駐機場に留まっています。
J-AIRのエンブラエルE170の着陸シーンです。
空港ふれあい広場
ターミナルビルの東側の階段を昇ると、空港ふれあい広場があります。車でも行けます。
見ての通り、広場です。
少し小高くなっているので、ターミナルビル側を見下ろすことができます。
離発着の撮影はこちらの方が遮るものが無くて容易かもしれません。
ターミナルビル内へ
到着フロア&出発フロア&チェックインカウンター
ターミナルビルは1階建てです。
中央にお土産ショップと保安検査場入り口があります。
西側にはチェックインカウンターです。JAL便しか運行していないので、JALのカウンターしかありません。クリスマスシーズンだったので、クリスマスツリーが飾られていました。
東側には到着口、レストラン、簡易の観光案内スペースがあります。
レストランが気になったのですが、隠岐名物料理の提供はなさそうでした。
空港から出発
保安検査場は搭乗時刻が近づくとオープンします。もちろん優先レーンはありません。
搭乗待合室は意外に広いです。トイレと自動販売機があります。
この日の最終便、JL2332便大阪伊丹行きに搭乗します。
搭乗機J-AIRのエンブラエルE170です。タラップではなく、簡易のボーディングステーションがあります。ターミナルビルから屋外に歩いて出て、ボーディングステーションに入って登場します。
離陸すると、滑走路の北側に旧滑走路&ターミナルビルが見えます。新滑走路と並行して旧滑走路が残されていて、ソーラー発電などに利用されているようです。
今津漁港の上空です。徐々に高度を上げていき、雲の中に突入します。
すっかり雲の上ですね。伊丹までわずか40分のフライトです。
まとめ
2024年冬に訪問した隠岐空港の模様をアップさせていただきました。
伊丹から直行便がありますし、出雲経由だと日本各地から訪問可能です。便数は少ないですが、意外にアクセルは良好です。条件付きフライトになりがちなので、ちゃんと運航するかドキドキ(ビクビク)しながらの旅になります。
隠岐の観光にはレンタカーが必須です。事前手配を忘れないようにしましょう。