はじめに
2020年夏に和歌山・熊野の旅行に行ってきました。コロナ禍に伴う緊急事態宣言が解除された後です。今回は弾丸旅行ではなく、ちゃんと宿泊もしています。前回の記事はこちらで。
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熊野本宮大社 田辺市へ
世界遺産熊野三山を巡ってみました。和歌山県の紀伊山地に古来からある神社群で、参詣道を含めて世界遺産に指定されています。有名すぎて解説も不要ですね。田辺市の熊野本宮大社、新宮市の熊野速玉大社、那智勝浦町の熊野那智大社で三山になります。
まずは田辺市本宮にある熊野本宮大社へ向かいます。JR紀伊勝浦駅から、JRやバスを乗り継いでいくこともできますが、バスも電車も1~2時間に1本程度なので、あらかじめ時間を確認して観光する必要があります。
都市部と違って、観光移動の所要時間は長いです。片道1車線道路ばかりなので、渋滞などのアクシデントにも備えましょう。那智勝浦から熊野本宮大社まで、公共交通機関なら片道1時間30分~2時間くらいみておくほうがいいです(車でも1時間くらいかかります)。
最寄のバス停、本宮大社前のバスターミナルです。奈良県の高田市や近鉄大和八木駅からの直行バスやJR紀伊田辺駅方面からの路線もあるため、比較的多くのバスが発着しています。ターミナル内に無料駐車場があるので、観光客はいったんこちらで降ります。バスターミナルの向こう側には資料館のような建物がありました。
バスターミナルの道路反対側が熊野本宮大社の入り口です。こちらから本殿まで歩きます。
新緑の季節で、マイナスイオンたっぷり?の参詣道を歩いていきます。ちょうど日陰になって心地よいです。
石段は結構急なのでご注意を。運動していない方には大変です。
コロナ禍の影響で、手洗い場が利用できません。
正面の門をくぐると境内に入ります。ヤタガラスが印象的ですね。ここから先は写真撮影禁止らしいです。とにかく無心で神様にお祈りを捧げましょう(いや、コロナ撲滅をかなり祈っちゃいましたけど)。
熊野本宮大社は、目の前を流れる熊野川の河川敷にあったらしく(洪水で流されたらしい)、そちら(大斎原)に巨大な鳥居が残されています。鳥居の高さは34mなので、遠くからでも見えます(バスターミナルから撮影・300mくらい離れてます)。
ちなみに、以前に訪問した時の夜の鳥居です。あまり詳しく知らないのですが、いつもこのようにライトアップされているわけではないと思います。足元のサクラの樹の大きさと比較すると、鳥居の大きさがわかりますね。
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熊野速玉大社 新宮市へ
那智勝浦と熊野本宮大社の中間に位置しているのが、新宮市にある熊野速玉大社です。JR新宮駅から1kmくらいと少し歩きます。本宮大社から新宮駅に向かうバスのほとんどは速玉大社を経由するので、車が無い方はバス移動をお勧めします。
バス停から海と反対方向に100mぐらいあるくと、熊野速玉大社の参道が見えます。街中にある神社です。多くの方は車での観光で、駐車場は境内の横にあるので、正面から入る方はほとんどいらっしゃいません。
寂しい境内ですね。コロナ禍の影響もあるのでしょうが、観光地としての知名度が他の2つの神社ほどではないので、人影はまばらです。それはそれで、神聖な雰囲気があっていいですけどね。
さて本殿前まで来ました。こちらの神社は撮影OKです。中にお邪魔します。
本殿です。熊野本宮大社は茶褐色の建物でしたが、こちらの神社は朱色で統一された建物でした。平安神宮を彷彿させます。
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熊野は温泉の宝庫です
今回の旅行では足を延ばしていませんが、勝浦だけでなく、熊野(本宮)近辺も温泉が多く点在しています。
熊野本宮大社から車で5分程度にある川湯温泉。河原を自分で掘って、自分だけの温泉を楽しむが有名ですが、冬場は河原の一角に大きな大きな露天風呂が用意されます。毎年露天風呂を作り直すので、毎年違う光景を見ることができます(水着の着用が必要ですが、更衣室が近くにないのが難点)。温泉に入るだけなら無料ですが、運営時間が決まってますので注意を。
わたらせ温泉も熊野本宮大社から5分程度で行けます。
公式HPから引用させてもらいました。広大な露天風呂が数多く並んでいます。人が多くないので、ひろびろと温泉を楽しめます。夜景もおすすめです。これが日帰り温泉で楽しめるのですからありがたいです。
こちらの施設で山菜うどんとめはり寿司をいただきました。
湯の峰温泉のつぼ湯も有名ですね。こじんまりとした小さなお風呂です。こちらは訪問したことが無いので、写真はありません。
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まとめ
今回は、2020年初夏に訪問した、和歌山県熊野地方の旅行中に訪問した熊野三山観光の記録でした。次回に続きます。
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