【空港ラウンジ体験記】バンコク・スワンナプーム空港(タイ)国際線コンコースD サクララウンジ(国際線) 数少ない海外の日系航空会社ラウンジ

はじめに

コロナ禍もひと段落した2022年秋。ようやく海外旅行も再開できるようになり、私お得意の海外弾丸旅行を敢行しました。

今回は2022年秋に訪れた、バンコク・スワンナプーム空港(タイ)国際線コンコースDにあるJAL運営のサクララウンジを紹介させていただきます。

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入室基準

サクララウンジ 運営時間
午前:JL708便(成田行き)出発時間の2時間30分前〜JL32便(羽田行き)出発まで
午後:JL34便(羽田行き)出発時間の4時間前〜最終便出発まで

サクララウンジは、JALの運営する航空会社ラウンジです。基本的にはJALの飛行機に搭乗する方に対するサービスになります。

下記の条件に合致する方は利用可能です。

・JAL又はワンワールド利用のファーストクラスやビジネスクラスの乗客
・JAL利用のプレミアムエコノミー及びエコノミークラス(Flex Y運賃)の乗客
・JAL又はワンワールド利用のJMBダイヤモンド、JGCプレミア、JMBサファイア、およびJALグローバルクラブ会員(1名同伴可、2人目~3人目はラウンジクーポンで利用可能)
・JAL又はワンワールド利用のワンワールドサファイア、エメラルド会員(1名同伴可)

2歳未満は0名扱いになります。JAL運航便搭乗前のみ、一人3,750円で有償利用できるシステムがあります。有償利用の場合、Webサイトで事前決済が必要です。

2024年10月から、6,420円、64.2ドル(米ドル、カナダドル)とほぼ倍に値上がりしています。

ちなみに、バンコク・スワンナプーム空港には以下のようなラウンジがあるそうです。

バンコク・スワンナプーム空港 国際線ターミナルのラウンジ(2022年秋)
●ミラクルラウンジ(Miracle Lounge) コンコースA・C・D・F・G
プライオリティ・パス対象
●コーラル・ファイネスト・ビジネスクラスラウンジ(The Coral Finest Business Class Lounge) コンコースC・E プライオリティ・パス対象

●ロイヤルオーキッドラウンジ(Royal Orchid Lounge) コンコースD・E
タイ航空ラウンジ コンコースEは閉鎖中
●ロイヤルシルクラウンジ(Royal Silk Lounge) コンコースD・E
タイ航空ラウンジ
●ビルーリボンクラブラウンジ(Blue Ribbon Club Lounge) コンコースD
バンコクエアウェイズラウンジ プライオリティ・パス対象(規制有り)
●シルバークリスラウンジ(SilverKris Lounge) コンコースD
シンガポール航空ラウンジ
●カタール航空プレミアムラウンジ(Qatar Airways Premium Lounge)
コンコースD ビジネスクラス以上搭乗者限定
●チャイナエアラインラウンジ(China Airline Lounge) コンコースD
●ターキッシュエアラインラウンジ(Turkish Airline Lounge) コンコースD
プライオリティ・パス対象
●サクララウンジ(Sakura Lounge) コンコースD JALラウンジ
●オマーン航空ラウンジ(Oman Air First & Business Class Lounge)
コンコースE プライオリティ・パス対象
●エールフランスーKLMスカイラウンジ(Air France – KLM SkyLounge)
コンコースF エールフランスーKLMラウンジ プライオリティ・パス対象
●エバー航空ラウンジ(EVA AIR Lounge) コンコースF
●エミレーツラウンジ(Emirates Lounge) コンコースG
●キャセイパシフィックラウンジ(Cathay Pacific Lounge) コンコースG閉鎖中

バンコク・スワンナプーム空港はラウンジ天国として有名です。コンコースは多数ありますが、全ての国際線コンコースに歩いて向かうことができます。

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内部の様子とサービス

バンコク・スワンナプーム空港(タイ)国際線コンコースDにあります。出国手続き後に右方向に進んでいき、コンコースD 3階の左手に見えてきます。

ラウンジ案内にJALサクララウンジの表記があるので、表記に従って進めばたどり着けます。

ラウンジの場所はD8ゲート付近になります。

こちらのラウンジでは、以下のサービスが提供されています。喫煙室は2019年に閉鎖されています。

サービス一覧(JAL公式HPより引用) 席数不詳
ソフトドリンク
アルコール類
フード類
新聞・雑誌(コロナ禍休止中)
シャワーブース
無料Wi-Fi
手荷物クローク
電話ブース
トイレ

さて、ラウンジの中へ。羽田空港のサクララウンジとは違い、席数は多くありません。バンコク発着のJAL便は多くありませんが、ワンワールド系航空会社などに搭乗する方も利用されたりするので、出発便が集中する時間帯は混雑するようです。

ラウンジから駐機場を眺めることができます。ラウンジのガラスの外側にもう1枚線の入ったガラスがあるため、飛行機写真という意味では良好と言えません。日中はとても明るいラウンジです。

ダイニングエリアはラウンジの中央に設置されています。コロナ禍のため、セルフサービスで提供されるのは、スナックやパンなど数種類のみです。ほとんどがオーダー式で、提供されている料理の種類がかなり制限されています。

飲み物もスタッフの方にお願していただきます。砂糖なしの緑茶があるのがうれしいです。

フードはオーダー式で、こちらに掲示されている分しかありません。日によって違うようですが、チキンカレー、牛丼、ソーセージ&スクランブルエッグ、シェイクサラダ、パンプキンスープ、和御膳だけでした。

カレーとパンプキンスープをいただいてみました。

受付前にはロッカーがあります。

各席にはUSB充電ポートや日本式コンセントが設置されています。バンコクでUSB充電ポートは貴重ですね。

シャワールーム

シャワールームは3ブースあるらしいです。受付で申し出て鍵を受け取ります。

受付で申し出て鍵を受け取ります。

シャワールームは羽田空港と比較すると狭い印象です。シャワーブースに仕切りがあるので、水が飛び跳ねる心配はありません。ハンドタイプのノズルで、水圧は良好です。

タオルやドライヤーは用意されていますが、クシ、カミソリや歯ブラシはありません。

ブランドはあまりわかりませんが、シャンプー、コンディショナー、ボディソープは用意されていました。

シャワールームが少ないため混雑している場合は待ち時間が発生します。ブースが少ないので、出発まで時間が短いなら他のラウンジ訪問などを検討するひつようがあります。

プライオリティパスなら、ミラクルラウンジやKLMラウンジ、ターキッシュラウンジを利用できますし、JALビジネスクラス以上搭乗予定なら、カタール航空プレミアムラウンジも利用できます。状況に応じて柔軟に利用しましょう。

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まとめ

2022年秋現在、JAL直営の国際線サクララウンジは日本で2か所(成田・羽田)、海外に4か所(ホノルル・バンコク・サンフランシスコ・フランクフルト)あります(中部・関西空港はクローズ中)。羽田空港のサクララウンジと比較すると手狭で見劣りする印象は否めません。

2023年6月サンフランシスコ空港のサクララウンジはクローズ予定とのことです

バンコク・スワンナプーム空港には、ワンワールド系としてカタール航空プレミアムラウンジもありますが、こちらはビジネスクラス以上でないと利用できません。また、プライオリティパスで利用できるラウンジも多いです。フード類は他のラウンジの方が充実しているため、状況に応じて他のラウンジ利用を検討しましょう。

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