今回は2023年6月に関西空港を訪問しました。その中でお得なニュースを2軒報告します。
目次
ぼてぢゅう1946でプライオリティ・パスなどを対象にテイクアウトメニュー開始
関西空港国内線利用者に愛用される「ぼてぢゅう1946」。プライオリティ・パスで利用するとお得なので人気ですが、難点が3つ。①プライオリティ・パスで利用するとテイクアウトができない、②メニューによっては提供に時間がかかる、③混雑していて案内待ちになることがある。
プライオリティ・パスとは、イギリスのプライオリティ・パス社が運営する空港ラウンジ利用システムとそのカードを指します。プライオリティ・パスのカードがあれば、世界中の提携ラウンジを使用することができます。
2023年6月に訪問したところ、プライオリティ・パス、ラウンジ・キー、ダイナースを対象に、テイクアウト用セットメニューが開始されていました。軽食コーナー用メニューのようです。
価格はプライオリティ・パスの利用料金に準じて3,400円(税込)。飲み物+メイン+サイド(コロッケ)+お土産のセットメニューになります。メインが揚げ物ばかりになるのは、早さを追求した結果でしょうか。価格的にお土産がもっともウェイトが高くなっています。飲み物は蓋の無いディスポのカップで渡されるので注意しましょう。
実際に注文してみたらこんな感じでした。ビニール袋に入れて手渡されます。
出発便の搭乗まで時間がない時は便利ですね。あるいは、到着時に手荷物がターンテーブルに返却されてくる間に注文して受け取るのもいいかもしれません。
店内メニューで3,000円~3,500円くらいの価格設定です、店内で食べたほうがお得なのかもしれませんが、テイクアウトできる利便性を考慮すると十分選択肢になりますね。
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交通機関でVISAタッチ50%キャッシュバック 南海電鉄も対象 注意点も
関西空港には鉄道が2社乗り入れています。JRと南海電鉄ですね(正式にはJRの路線で南海は利用料を支払っています)。
2023年4月から、南海電鉄の自動改札でクレジットカードのタッチ決済が可能になっています。シンガポールの地下鉄では既に導入済みで、シンガポールでは現地通貨が手持ちに無くてもクレジットカードだけで観光できてしまいます(海外ではコンタクトレス決済と呼ぶのが標準です)。
日本の首都圏でも東急電鉄が2023年夏に導入を検討中です。メジャー系ではJR九州にも導入されています。
2023年6月1日~20日の間、VISAのタッチ決済で50%還元キャンペーンが実施されています(還元上限500円)。エントリー不要ですが、全てのVISAブランドではない点に注意が必要です。三井住友銀行系のプロパーならOKですが、ANA VISAなどは対象外です。TSキュービックのVISAは対象でした。所持しているカードが対象かどうか、利用前に確認して調べてみましょう。
せっかくですから関西空港へアクセスに南海電鉄を利用してみましょう。VISAタッチ決済可能なカードは多いと思います。
注意点ですが、結構あります。
1.利用可能な改札は限定されている
全ての改札でタッチ決済可能というわけではありません。決済可能な改札が限られていますから、ラッシュ時など利用可能な改札がわかりにくい場合は気をつけましょう。
2.タッチの反応がいまいち
イコカやパスモのような交通系ICカードと比較して反応が少し遅れますし、かなりきちんとタッチする必要があります。ラッシュ時は迷惑になるかもしれません。
3.そもそも反応しない改札もある
カードを密接に押し付けても反応しない改札もあります。別の改札に回ると利用可能でした。これもラッシュ時には迷惑ですね。日本ではまだまだ発展途上の技術のようです。
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まとめ
今回は2023年6月に関西空港を訪問した時の報告です。関西空港はITM-KIXカード利用でポイントがたまったりと、いろいろお得な空港です。国内線では伊丹空港がメインになりがちですが、ぼてぢゅうをプライオリティ・パスで利用出来たり、お得なことも多いです。あえて関西空港を利用してもいいかもしれませんよ。
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