【プライオリティ・パス】悲報:成田空港第1ターミナル KALラウンジ 2023年11月1日から大韓航空乗客専用に

はじめに

2023年に入り、プライオリティ・パスの対象ラウンジが増えつづけています。名古屋セントレア空港のTHE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BARやPlaza Premium Loungeをはじめ、多くのラウンジが対象になってきました。

そんな中、プライオリティ・パスの利用制限ニュースがいくつか入ってきました。

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【悲報1】成田空港第1ターミナルのKALラウンジが大韓航空専用にプライオリティ・パスの対象外に

2023年11月1日から成田空港第1ターミナルのKALラウンジが大韓航空乗客専用になっています。

KALラウンジはもともと大韓航空の航空会社ラウンジです。2023年11月現在、プライオリティ・パスのホームページには何も言及されていませんが、11月1日より大韓航空搭乗客以外はプライオリティ・パスで利用できなくなりました。

2023年11月8日現在、プライオリティ・パスのホームページで正式に「大韓航空が運航する便にご搭乗のお客様のみ」と記載されています。
2023年11月26日現在、プライオリティ・パスのホームページから成田空港のKALラウンジは消去されました。KALラウンジはプライオリティ・パスの対象外になっています。

ソウルの仁川空港のアシアナラウンジも、アシアナ航空搭乗客のみプライオリティ・パス利用可能です。アシアナ航空・大韓航空の統合が近いため、足並みをそろえてきたようです。

第1ターミナル I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 希和 -NOA-

KALラウンジの傍にはI.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 希和 -NOA-があり、看板がいくつかあってプライオリティ・パス利用客はこちらを利用するように誘導しています。

日本にはプライオリティ・パスで利用可能なKALラウンジが、福岡空港と名古屋セントレア空港にあります。2023年11月現在制限はありませんが、今後、他の空港のKALラウンジも追従するのでしょうか。

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【悲報2】楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスに回数制限

2023年11月1日の発表です。すでにご存じの方も多いと思いますが、2025年1月から楽天プレミアムカードに附帯するプライオリティ・パスは、年5回に制限されるようになります(ブラックカードは対象外)。

すでにプレミアムカードのSPU改悪も発表されており、プレミアムカードの価値はかなり低下しています。私も所持していたのですが、近日年会費の更新があるので、一般カードにダウングレードを予定しています。

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プライオリティ・パスのシステムのをおさらい

こちらの施設はプライオリティ・パスの対象施設です。国際線・国内線に関わらず、搭乗前あるいは搭乗後に利用可能です。

プライオリティ・パスを持っていると、飛行機の搭乗券がある場合に限り、空港にある提携ラウンジを使用できます。そのパスは無条件に手に入るものではありません。正式に発行する場合は、年会費が発生します。

年間優待回数 年会費 本人利用料金 同伴者料金
プレステージ会員 制限なく無料 469USドル 無料 35USドル
スタンダードプラス会員 10回まで無料 329USドル 35USドル 35USドル
スタンダード会員 なし 99USドル 35USドル 35USドル

提携ラウンジはプライオリティ・パス社が運営しているわけではありません。ラウンジによってはプライオリティ・パスがなくても有料で入場できる場合があります。

以前は利用料が27USドルだったので、スタンダード会員でもややお得でした。2018年に32USドル、2023年に35USドルと価格改定されたので、プライオリティ・パスを利用しないで通常料金にした方がお得な場合が多くなっています。

ただし、プレステージ会員は本人利用料が不要なので、特に2022年以降の物価高や円安に伴い、プライオリティ・パスの有益性は上昇しています。

とはいえ、元を取ろうと思えば、海外旅行してかなりの回数ラウンジに入室しないとだめです。上のいずれの会員であっても、元をとるのは難しいかもしれません。

プライオリティ・パスで入室できるラウンジは、ほとんどがビジネスクラス用航空会社ラウンジと同等と考えられます。ファーストクラスラウンジ並みの上品さやサービスは期待できませんが、フードサービスやアルコールを含むドリンクサービス、シャワーサービス、WiFiサービスなどが期待できます(サービス内容はラウンジによります)。

プライオリティ・パスが利用できるラウンジは世界で1000カ所以上とされています。かならずしも国際線に乗る場合だけしか使えないわけではありません。国内線でも利用可能なラウンジがあります。

2023年11月現在、日本の国内でもプライオリティ・パスで利用可能なラウンジは以下の通りです。

成田空港第1ターミナル IASS Executive Lounge1、KALラウンジ(大韓航空乗客のみ)、I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 希和 -NOA-
成田空港第2ターミナル IASS Executive Lounge2、鉄板焼 道頓堀 くり田、ナインアワーズ、I.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 虚空 -KoCoo-
成田空港第3ターミナル ぼてぢゅう屋台
羽田空港第1ターミナル Power Lounge Central、Power Lounge South、Power Lounge North
羽田空港第2ターミナル Power Lounge Central、Airport Lounge South、Power Lounge North
羽田空港第3ターミナル TIATラウンジ
中部セントレア空港 くつろぎ処、ぼてぢゅう、THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR、UMIZEN SORAZENKALラウンジ、Centraiar Global Lounge、Plaza Premium Lounge
関西空港第1ターミナル ぼてぢゅう1946、Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU カードラウンジ六甲、アネックス六甲、カードラウンジ金剛、ANAラウンジ(国際線)、KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA
福岡空港 KALラウンジ

上記のうち、青字のラウンジは国内線保安検査通過後エリアに、赤字のラウンジは出国後エリアにあります。

成田空港のIASS Executive Loungeはカードラウンジ相当なので、同伴者ありの場合はクレジットカード(ほとんどの会社のゴールドカード以上ならOK)提示でも無料で入れます。プライオリティ・パスのスタンダード会員など入場料が発生する場合は、プライオリティ・パスを使用せずに直接入場料を払った方が安くつきます。

2019年8月以降、アメリカン・エクスプレスのプロパー発行カードに附帯するプライオリティ・パスでは、レストランタイプの施設(ぼてぢゅうなど)の利用ができなくなっています。

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まとめ

2023年11月1日26日現在のプライオリティ・パスに関する速報でした。KALラウンジの方がI.A.S.S SUPERIOR LOUNGE 希和 -NOA-より若干フード類が充実しているので、今回の改悪は地味に痛いですね。成田空港のANAラウンジもプライオリティ・パス対象外になったので、航空会社会員資格を持たないと、不便になってきています。飛行機修行を頑張ってみますか?

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