【国際線】快適な旅を提供してくれるビジネスクラスシート JALとANAどっちがおすすめ 2024

はじめに

ビジネスクラスなんて縁のない生活レベルの私ですが、2022年~2023年にかけて、コロナ禍の間に貯まりに溜まったマイルを使いまくりました。

マイルを利用して特典航空券を予約する場合、ビジネスクラス以上で予約するとコスパが良く、1マイル4円~12円くらいで利用できます。特典航空券は、0泊2日のような弾丸旅行でさらにコスパが良くなりますし、キャンセル料も比較的お得です。

2022年後半~2023年の約15カ月の間に、JAL及びANAのビジネスクラスに9レグ搭乗しています(他の航空会社を含むともっと多いですが)。そのうち7レグが特典航空券です。

私の主観ですが、ビジネスクラスを有償発券して普段使いできる方は、富裕層以上(資産1億円以上)でないと無理です。日本では上位2.6%の世帯だそうで、私は遠く及びません。特典航空券なら、私のように資産が少なくてもビジネスクラスの旅が楽しめます。

年に何十回も利用されている方と比べると搭乗経験は少ないとは思いますが、JALとANAのいろんなビジネスクラスに搭乗させていただいたので、個人的主観で比較評価していきたいと思います。

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JALビジネスクラスのシート

2024年現在、JALのビジネスクラスシートは、2024年現在6種類とされています。

そのうち、B787-8のJAL SHELL FLAT NEOとB737-800のJAL SKYLUXE SEATはフルフラットになりません。

B737-800 JAL SKYLUXE SEAT

中国路線などの近距離線を中心に運用されているのがJAL SKYLUXE SEATです。

ビジネスクラスと名前が付いていますが、クラスJとあまり差がありません(実際に国内線でも運用されています)。

リクライニングは60度くらいまでしかできません。なにより、後ろの席の方に迷惑をかけそうなので、このシートの場合は最後列を予約しないとだめです。ビジネスクラスとしてかなり期待して搭乗すると残念な気分になるかもしれません。

B787-8 JAL SHELL FLAT NEO

関西ーバンコク線などに投入されているJAL SHELL FLAT NEOです。プライベートの間仕切りがなく、フルフラットになりません。

ある程度リクライニングできるのとフット部分が伸びるので、セミフラット状態(170度)になります。完全にフルフラットにならないので、どうしても寝心地は劣ります。

短距離ならこれでも十分ですが、バンコク線のような中距離路線や、深夜便の場合はフルフラット機材を利用したいですね。隣とのパーテーションが無いのもつらいところです。Web上で、プレミアムエコノミーと感想を述べていた方もいらっしゃいました。

B787-9 JAL SKY SUITE

ロンドン線などに導入されているJAL SKY SUITEです。フルフラットシートで変則スタッガード型の配置です。2024年現在、JAL国際線ビジネスクラスの主力シートです。

窓側の席はパーテーションを上げるとかなり個室感があります。通路との間は細いので、体の大きな方は出入りがつらいようです。また、窓側席はシート周囲に小物の収納が少ないのが欠点です。

B767-300ER JAL SKY SUITE Ⅱ

シンガポール線などの中距離路線に投入されているのがB767-300ERのJAL SKY SUITE Ⅱです。最近見かけることが少なくなってきている印象です。

フルフラットシートで全席横並びの1-2-1配置です。シートは完全にフラットになります。

JAL SKY SUITEと違って、全ての席が通路に面していてアクセスが容易で、広々としています。

小物の収納やサイドテーブルが用意されています。

反面、全ての席がオープンになっていて、プライベート感はありません。中央席は隣とパーテーションが無いのも残念なところです。

B777-200ER JAL SKY SUITE Ⅲ

デリー線などの中距離路線に投入されているB787-9ではJAL SKY SUITE Ⅲが採用されています。こちらで紹介しているJAL SKY SUITE ⅢはB777-200ERのもので、2023年に全機引退しています。

2024年にA350-1000が導入されるまで、JAL最新鋭のビジネスクラスシートでした(2017年導入)。ただ、導入路線はあまり多くありません(B777-200ERも引退しちゃいましたからね)。

進行方向に対して斜めに配置されるシートで、サイドテーブルもあり、ひろびろとしています。1-2-1の配置になっていて、各席が通路からアクセスが容易です。

もちろんフルフラットになりますが、中央席は足元が隣の方と交差します。交差部分は上下にスペースを使い分けて、きちんとフルフラットに寝れるようになっています。

中央席はパーテーションがありますが、完全に仕切られていません。開放感のあるシートですが、プライベート感は確保されていません。そのため、個室感のあるJAL SKY SUITEの方が好まれる方が多いようです(私はⅢの方が圧迫感が無いので好きです)。

A350-1000 新ビジネスクラスシート

2024年1月に新規導入されたA350-1000のビジネスクラスシートです。ニューヨーク線に先行配備され、ダラス・フォートワースやロンドン線への投入が予定されています。

JAL公式HP<https://www.jal.co.jp/>より引用

通路との間に扉が設置され、プライベート感を確保する個室となっています。中央席では隣の席との間にパーテーションがありますが、パーテーションを下げて家族だんらんを楽しむことも可能です。

私はまだ未体験のシートです。JAL SKY SUITEよりスペースが広くて個室感が確保されています。ファーストクラスに匹敵するシートですね。いつか利用してみたいものです。

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ANAビジネスクラスのシート

2024年現在、ANAのビジネスクラスシートは、2024年現在4種類とされています。ANA BUSINESS CRADLEとA320-neoのビジネスクラスシートはフルフラットになりません。

A320-neo ビジネスクラス

写真はA321プレミアムクラスのシート

近距離線で使用されているA320-neoのビジネスクラスシートです。国内線A321のプレミアムクラスシートとほぼ同等です。リクライニングすると後部座席に迷惑が掛かるので、最後列の利用がおすすめです。

リクライニングが130度程度なのでフルフラットシートには遠く及びません。中距離線には採用されていないようなので、近距離なら許容範囲かもしれません。国内線A321プレミアムクラスで利用したときは、アルコールが入るとぐっすり寝れました(笑)。ビジネスクラスとしてかなり期待して搭乗すると残念な気分になるかもしれません。

A787-8 ANA BUSINESS CRADLE

ANA公式HP<https://www.ana.co.jp/>より引用

近距離線を中心に運用されているB787-8でお見かけするANA BUSINESS CRADLEです。コロナ禍の最中に、国内線プレミアムクラスでも使用されていました(利用したことがあるのですが、手持ちに写真が残っていません)。後部座席に迷惑をかけずにリクライニングすることができます。

フルフラットにならないのは残念ですが、170度近くまで倒れます。後部座席に気を遣う必要が無いのはいいですね。隣席と完全なパーテーションはありませんが、のぞき込まない限りお互いに視界に入ることは無いです。

近距離線なら十分許容範囲だと思いますが、やはりフルフラットのシートに比べて疲れが残ります。Web上で、プレミアムエコノミーと感想を述べていた方もいらっしゃいました。

B777-300ER ANA BUSINESS STAGGERED

2024年現在、ANA国際線ビジネスクラスの主力シートになっているのがANA BUSINESS STAGGEREDです。B777-300ERのビジネスクラスシートは順次新シートに切り替わっていますが、まだまだ現役です。

ホーチミンシティなどの近距離路線でも導入されています。一列1-2-1の配列で、通路からのアクセスがしやすいです。通路側の席は広々とした感じですが、プライベート感はあまりありません。

B787-9のANA BUSINESS STAGGERED

席が窓側にある席は、サイドテーブルなどが通路側にあり、プライベート感が少しアップします。その分、通路から席に入るのに足元を気にする必要があります。

成田ーホノルル路線に導入されているA380では、グレーのシートで差別化されています。

フルフラットシートは長距離路線ではありがたい存在です。

全体的にJAL SKY SUITE Ⅱと似た構造です。中央席は隣席との間に不完全ですがパーテーションがあります。

B777-300ER The Room

2019年にデビューしたANA国際線ビジネスクラスの最新シートが「The Room」です。B777-300ERに採用されていて、順次旧シートから切り替わっています。

The Roomは横に広い席になっています。2人横に座れそうにも見えますが、1人席です。前向き席と後ろ向き席が交互に配置されています。

The Roomの最大の特徴は、通路との間にある扉を閉めてしまうことができることです。プライベート感満載です。

もちろんシートはフルフラットになるので、体全体を伸ばしてゆっくり休むことができます。

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ビジネスクラスシートを比較してみる

2024年現在、JALの主力ビジネスクラスシートはJAL SKY SUITEで、ANAはANA BUSINESS STAGGEREDです。いずれも、B787-9などの主力機種で採用されています。

JAL SKY SUITEはプライベート感を、ANA BUSINESS STAGGEREDは開放感を重視しています。デメリットはその裏返しになっていて、JALはやや閉塞感がありますし、ANAはプライベート感が乏しいです。伸ばすポイントが違うので、単純比較は意味が無いかもしれません。

JALとANAの最新シートは、両方ともプライベート感を徹底的に追求したシートになっています。席が個室仕様になっているので、ファーストクラスにも負けない高級感があります。

JALの新シートは体験していないので、比較するのはフェアではないかもしれませんが、The Roomの方が席の横幅が広いので、就寝時に余裕がある印象です。JAL新シートはサイドテーブルが手元にあるので、いろいろ便利かもしれません。一長一短でしょうか。

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まとめ

JALとANAの現役ビジネスクラスシートを紹介、比較してみました。新シートはどちらも個室仕様で魅力的ですね。

現役主力シートは、それぞれ特徴があって、好みが分かれると思います。私個人の意見では、JAL SKY SUITEよりANA BUSINESS STAGGEREDの方が席に余裕が感じられて良かったと感じています。ビジネスクラスは乗客同士干渉することが少ないので、私はプライベート感を重視していません。個室シートも、究極のところ、頭を乗り出せば中が見えますからね(CAさん以外そんなことをしませんが)。

ただし、JALの場合は中距離路線にJAL SHELL FLAT NEOが採用されていることがあります。同じビジネスクラスなら、フルフラットシートを採用しているフライトを選びたくなりますね。

シートに差が無いなら、他のサービスでフライトを選択することになります。2024年夏以降、ANAビジネスクラスの機内WiFi無料化が発表されています。機内でのネットサービスを重視される方はANAを利用する方がいいのかもしれません。まあ、JALもすぐに追従するでしょうし、そもそも北極海近辺ではWiFiが全然つながらないので、ヨーロッパ路線であまり期待してはいけません。

いずれにしても、ビジネスクラスシートはエコノミークラスに比べてかなり魅力的です。料理などのサービスもありがたいですが、長距離路線で横になってぐっすり眠れるというのは最大のメリットだと考えます。プレミアムエコノミーでも真横になって寝れないので、プレミアムエコノミー以下とビジネスクラス以上のシートには歴然とした差を感じます。

私の場合、ビジネスクラス利用は特典航空券に限るので、比較して選択するというより、予約が取れる便を選ぶだけです(あるいはシートのために網羅的に行先や日程を変えていくだけ)。行先に合わせてシートを選んで利用するのは、選ばれた方だけです、うらやましい。

マイルもないけど、どうしてもビジネスクラスに乗ってみたい方は、成田発着国内線のクラスJやプレミアムクラスに搭乗するのもありです。多くの便は国際線機材の間合い運用になっています。

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