はじめに
今回の記事から、タイ・バンコク弾丸旅行の記録です。
2022年10月11日には入国の人数制限も撤廃され、海外旅行客が増えつつある昨今ですが、一方で円安とサーチャージの高騰の影響が続いています。長距離路線のサーチャージは無視できないレベルになっています。
本当は安近短の台湾や香港あたりを訪問したいのですが、2022年秋時点では入国後隔離が必須になります。次善の選択肢として、クアラルンプールやベトナム、タイなどを検討し、今回はタイ・バンコクを訪問することにしました。
以前にも報告しましたが、2022年秋はANAの有効期限前のマイルを消費するために頑張っていました。シンガポールとサンフランシスコの特典航空券弾丸旅行を終えて、ANAマイルはほぼ使い切りました。
今回はJALの特典航空券を利用して旅行しました。JAL特典航空券の必要マイルは、特典航空券PLUSの割り増しマイルが必要になることがほとんどです。ANAだとファーストクラスに乗れるようなマイルで、JALだとエコノミーしか乗れないことがあります。また、ファーストクラスと他のクラスの混在設定ができないのもデメリットです。
あまりに必要マイルが高いので、使う機会がなくずっと放置していました。今回はなんとか私の許容範囲内のマイル数でチケットが確保できたので利用してみました。それでも、標準の倍以上のマイル数が必要でしたが仕方ありません。高くついたとしても、マイルを使わずに有効期限を越えてしまうよりましですね。
特典航空券のメリットは、日帰りや1泊2日の行程もお得にできること。ほとんどの有償チケットは2~3日以上でないとお得なチケット(JALの場合、SaverやStandardなど)を購入できないので運賃が高くなります。弾丸旅行こそマイルでもらえる特典航空券が必要です。
ということで、今回も特典航空券の弾丸旅行でバンコクを目指します。
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JL33便 バンコク行き ビジネスクラスに搭乗
今回の旅の始まりは羽田空港からです。
羽田空港第3ターミナルもにぎわいを取り戻してきています。大阪でチェックインを済ませてきているので、さっさと出国します。遅い時間帯だったので、プライオリティレーンはオープンしていませんでしたが、保安検査場は待ち時間なくパスできました。
2022年はFOP2倍キャンペーンもあり、JALダイヤモンド会員になっています。JALファーストクラスラウンジを利用させていただきました。JALの最上級ラウンジになります。残念ながらお寿司のカウンターは利用できませんでした。出発ゲートまで距離があるので、早めにラウンジを後にする必要があります。
シャワーを浴びてから搭乗口に向かいました。
日付が変わって0:35発、JL33便バンコク行きです。0:15にゲート前集合とのことで、ゲート前にはすでに列ができていました。
ダイヤモンド会員は1番最初の搭乗(Group1)です。この便にはファーストクラスが無く、ビジネスクラスでもGroup2になります。Group1には10人以上並んでいたのですが、ビジネスクラス客は3人くらいでした。
ボーイング787-8のビジネスクラス席の予約です。JALのビジネスクラスは様々なシートがありますが、今回の席はJAL SHELL FLAT NEOシートになります。
こちらのシートはJAL SKY SUITEシリーズと違ってプライベートの間仕切りがなく、フルフラットになりません。ある程度リクライニングできるのとフット部分が伸びるので、セミフラット状態(170度)になります。
2列目以降の場合、テレビは全席背部にはめ込まれた15.4インチモニターですが、最前列はレッグレストからモニターを取り出す必要があります。
また、最前列ではドリンク収納が無く、スリッパなどを収納する簡易収納があるだけです。手荷物は邪魔になるので、頭上の棚に収納するしかありません。
アメニティセットは簡易のものです。このあたりはANAの中距離線に軍配が上がりますね。
この日のビジネスクラスはほぼ満席でした。半数以上が日本人で、海外旅行する方が増えてきている印象です。
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JALバンコク線(JL33便)ビジネスクラスのお食事(洋食)
深夜出発便なので、離陸するとすぐに消灯です。フルフラットとまではいきませんが、エコノミークラスに比べてずいぶん楽な姿勢で寝ることができます。フライト時間は6時間30分くらいですが、前後の時間を考えると4時間くらいしか眠ることができません。
到着2時間くらい前に朝食の提供が始まりました。
山形県産 プレミアム 林檎ジュース
アペタイザー
ハムと豆腐チーズのサラダ仕立て サウザンドレッシング
さつまいもミルフィーユ
サーモンミキュイ
メインディッシュ
ナスとポテトの重ね焼き
ブレッド
抹茶ソフトとクロワッサン バターとストロベリージャム
フレッシュフルーツ
ヨーグルト アカシアの蜂蜜添え
ワンプレートで提供されました。
フライトは0:35時発、バンコクに現地時間で朝5時00分着です。時差が2時間ありますが、そのくらいなら時差ぼけもありません。
JALビジネスクラスはANAとちがって、追加の軽食はカップ麺くらいしかないんですよね。中距離線なので、不要と言えば不要ですが。
タイ入国
定刻にバンコク・スワンナプーム空港に到着です。スワンナプーム空港はターミナルの中央に入国審査場があり、動く歩道で歩いて向かう必要があります。ターミナルは2-4階の3層構造になっていて、到着客は2階フロアを中央に向かって進みます。
ビジネスクラスだとFast Track Laneを使えるらしいのですが、どこにも見当たりません。運用されていなかったのかな(特に説明もなかったしね)。通常レーンでもほとんど待ち時間なく、入国審査も指紋をとって写真撮影するくらいでスムーズ。10分くらいで入国できました。
2階到着フロアにでました。外はまだ真っ暗です。バンコク観光に向かいたいと思います。
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