目次
はじめに
今回は2023年バンコク弾丸旅行編の第2回になります。
前回の記事では、羽田空港からJL31便ボーイング777-300ERファーストクラスの旅を堪能し、タイ・バンコク・スワンナプーム空港に降り立ちました。
今回はその続きです。弾丸旅行の真骨頂、タイに入国せず日本に帰国します。
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バンコク・スワンナプーム空港の出国後エリアでラウンジホッピング
タイ・バンコク・スワンナプーム空港に降り立ちました。降機した人の流れは、入国審査場に向かっています。私は、CONNECTING FLIGHTS（乗継）を目指します。
スワンナプーム空港の乗継ゲートは2列の列ができていて、旅券と航空券を見てアナログで捌いていましたね。私はオンラインチェックインをしたスマホ（モバイル搭乗券）と旅券を提示しました。念のためプリントアウトした予約控えも持っていました。
モバイル搭乗券は航空会社によって記載内容や記載方式が違いますし、日本語で書かれている部分もあるので、ゲートのスタッフさんも大変だと思います。そのため、列の進みも遅いです。
私の場合、名前（ローマ字）の書かれている場所がわからずにスタッフさんが困惑していたようで、画面の箇所を指差して名前を告げるとOKが出ました。保安検査場を通過して出国後エリア（エアサイド）に入ります。約20分かかりました（優先レーンを使って入国→出国の方が早かったかもしれません）。
乗継便（帰路の便）出発まで約5時間あります。5時間だとバンコク市内観光は無理ですね。スワンナプーム空港の出入国は時間がかかるので有名ですから、市内観光には8時間以上をみておくほうがいいです。
出発前に5時間あるので、ラウンジホッピングにはかなり余裕があります。
2023年夏現在、バンコク・スワンナプーム空港には以下のようなラウンジがあるそうです。
バンコク・スワンナプーム空港 国際線ターミナルのラウンジ（2023年夏）
●ミラクルラウンジ（Miracle Lounge） コンコースA・C・D・F・G
プライオリティ・パス対象
●コーラルファイネストビジネスクラスラウンジ（The Coral Finest Business Class Lounge） コンコースC・D プライオリティ・パス対象
●ロイヤルオーキッドプレステージラウンジ（Royal Orchid Prestige Lounge） コンコースD・E
タイ航空ラウンジ コンコースEは閉鎖中
●ロイヤルシルクラウンジ（Royal Silk Lounge） コンコースC・D・E
タイ航空ラウンジ コンコースCは閉鎖中
●ビルーリボンクラブラウンジ（Blue Ribbon Club Lounge） コンコースD
バンコクエアウェイズラウンジ プライオリティ・パス対象（規制有り）
●シルバークリスラウンジ（SilverKris Lounge） コンコースD
シンガポール航空ラウンジ
●カタール航空プレミアムラウンジ（Qatar Airways Premium Lounge）
コンコースD ビジネスクラス以上搭乗者限定
●チャイナエアラインラウンジ（China Airline Lounge） コンコースD
●ターキッシュエアラインラウンジ（Turkish Airline Lounge） コンコースD
プライオリティ・パス対象
●サクララウンジ（Sakura Lounge） コンコースD JALラウンジ
●オマーン・エア ラウンジ（Oman Air First & Business Class Lounge）
コンコースE プライオリティ・パス対象
●エールフランスーKLMスカイラウンジ（Air France – KLM SkyLounge）
コンコースF エールフランスーKLMラウンジ プライオリティ・パス対象
●エバー航空ラウンジ（EVA AIR Lounge） コンコースF
●エミレーツラウンジ（Emirates Lounge） コンコースG
●キャセイパシフィックラウンジ（Cathay Pacific Lounge） コンコースG
バンコク・スワンナプーム空港はラウンジ天国として有名です。コンコースは多数ありますが、全ての国際線コンコースに歩いて向かうことができます。
乗継用保安検査場を通過すると、コンコースD～Gの間になる（十字にクロスする）場所に出てきました。周辺にはラウンジがたくさんあります。さすがラウンジ天国。
乗継便はANA便で、指定ラウンジはエバー航空ラウンジ、ロイヤルシルクラウンジ、ミラクルラウンジになります。ロイヤルシルクラウンジやミラクルラウンジだけでも複数あるので、選択肢はかなり多いです。
さらにプライオリティ・パスもありますし、ANAのSFCも持っているから、スターアライアンス系ラウンジも利用可能です。
以前訪問時に、サクララウンジ、エールフランスーKLMスカイラウンジ、ミラクルラウンジ（コンコースG）は訪問したことがあります。せっかくですから、初めてのラウンジがいいですね。
まずは、コンコースEにあるOman Air First & Business Class Lounge（オマーン・エア ファースト&ビジネスクラスラウンジ）を訪問しました。我々日本人にはなじみが薄いですが、中東の国営であるオマーン・エアが運営するラウンジです。ラウンジ内は照明が抑えめ&ブルーライトでオリエンタルな雰囲気を出しています。プライオリティ・パスで利用可能でした。
次に訪問したのは、コンコースDにあるTurkish Airlines Lounge（ターキッシュエアラインラウンジ）です。こちらもトルコ国営です。プライオリティ・パスで利用可能ですが、スターアライアンス系会員資格でも利用できます。本場のトルココーヒーがいただけます。
最後に、ANA便の指定ラウンジになっている、EVA AIR LOUNGE（エバー航空ラウンジ）です。台湾の航空会社で、桃園のラウンジと同じく煌びやかなライトで彩られたラウンジです。プライオリティ・パスは利用できませんが、スターアライアンス系会員資格で利用できます。台湾中華料理を楽しむことができます。
いろいろ食べて、シャワーも浴びて、寝る準備（？）はばっちりです。さて帰国便に乗りましょう。
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NH850便ボーイングB787-9＜ピカチュウジェットNH＞ ビジネスクラスに搭乗
NH850便ボーイングB787-9 ビジネスクラスに搭乗です。以前にホーチミンシティから搭乗した機体と同じ内装になります。ボーイングB777-300ERだと、最新のビジネスクラスシート「The Room」になるのですが、こちらの機種だと従来型のスタッガードシートです。
今回のフライトはピカチュウジェットNH。2023年6月に運用開始したボーイング787-9（JA894A）です。搭乗すると、50cmくらいのピカチュウがお出迎えです。ピカチュウジェット搭乗者にはオリジナルグッズがいただけます。
ANAカラーのブルーを基調とするシートです。
足元は前席のテーブル下に滑り込むようになっています。ディスプレイは18インチでタッチパネル式です。
就寝時はフルフラットになります。
スリッパ、ミネラルウォーター、アメニティキット、ヘッドホンなどが置かれています。ユニバーサルタイプマルチプラグとUSB充電ポートが設置されています。
アメニティケースはシンプルな和柄のきんちゃく袋です。長距離路線やメキシコシティ線だとグローブ・トロッターのミニチュアでかわいいアメニティケースなんですけどね。
利用客は日本人と海外の方が半々くらいでしょうか。出発は天候の影響で少し遅延し、22:00ごろ機体が動き始めました。
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NH850便 バンコク発羽田行き ビジネスクラスのお食事
出発は深夜で、離陸後すぐの食事提供はありません。軽食の提供は希望すれば可能です。
NH850便の機内軽食
アミューズ
・ スモークサーモン ディルを纏ったハーブチーズボール
・ 鴨のスモーク マンゴーサルサ添え
軽いお食事
・ ビーフブレザオラとトマトのオレガノクロワッサンサンドイッチ
・ 果実とスパイス香る ヴィーガンカレー
スープ 茅乃舎 野菜スープ
麺 類 一風堂 プラントベース ラーメン ～プラとん（Pla-Ton）～
リフレッシュメント アイスクリーム
おつまみ ミックスナッツ 米菓子
いろいろラウンジでいただいた後なので、今回はさっさと就寝することにしました。
到着の2時間前くらいに朝食の提供です。和食を選択しました。
前菜 蛸山葵 秋刀魚甘露煮 玉子焼き アスパラガス スモークサーモン巻き
主菜 白身魚西京焼き 白御飯
味噌汁、香の物
フルーツ
朝からがっつりですがいただきます。
外も明るくなり、日本が近づいてきました。
羽田空港から乗継
定刻ではバンコク・スワンナプーム空港21:35発、羽田空港5:50着です。
日本とバンコクには2時間の時差があるので、所要時間は8時間15分です。出発が遅れたので、到着も遅れて6:20くらいでした。
搭乗したピカチュウジェットNHです。搭乗時は真っ暗でよくわかりませんでしたが、ポケモン塗装された機体なんですね。
那覇空港のスカイマーク：ピカチュウジェットBC1（ボーイングB737-800 JA73AB）
最近の航空業界はポケモンが人気ですね。AIRDOやスカイマークでもポケモン推しです。
大阪への乗継には最低乗継時間の80分は確保していたのですが、シャワーも浴びたいな・・・と。
コロナ禍で長らくクローズしていたTIATシャワールームが2023年3月に再オープン、6月に場所が移設されてリニューアルしています。再オープンしたのが知られていないのか、ブースが増えた（15→21室）からか、以前のように混雑していませんでした。私の訪問時は待ち時間なしでした。
ANAやJALのビジネスクラス以上の搭乗客や上級会員だと、国際線到着時にシャワールームを無料で（しかも時間制限なく）利用できます。今回は乗継の時間に余裕が無いので、10分少々でシャワールームを後にしました。
シャワールームの目の前に国内線乗継カウンターと保安検査場があるのですが、手続きは60分前までらしいですね。私はいつもターミナル間連絡バスで普通に移動するので、使ったことがありません。国内線ターミナルの保安検査場と違って混雑しないので、スムーズに保安検査ができるので便利だと思います。
今回の旅はこれで終了です。バンコク・スワンナプーム空港を入国せずに往復するだけという酔狂な旅でした。JAL国際線のファーストクラスとANA国際線のビジネスクラスの両方のサービスを1往復で満喫してきましたね。
ピカチュウジェットNHに乗れたのは完全に偶然です。予約段階から狙って乗れるものではなさそうです。今年はもう少し海外路線に搭乗予定が残っていますので、順次アップしていきたいと思います。
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