【世界弾丸旅行2023】北欧編(2)ヘルシンキ空港を散策して、電車でヘルシンキ市街へ 駅も電車もコロナ禍前とちょっぴり違います

はじめに

今回は2023年北欧弾丸旅行の記録 第2弾です。前回の記事では、成田空港第2ターミナルからフィンエアーAY74便エアバスA350-900のビジネスクラスに搭乗しました。そして、フィンランドのヘルシンキ・ヴァンター空港に降り立ち、入国審査を終えて到着ロビーに出ました。

今回はヘルシンキ市街に向かいます。

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ヘルシンキ・ヴァンター空港を散策

ヘルシンキ空港は2019年にリニューアルされ、コンパクトでスタイリッシュな空港に生まれ変わっています。ヘルシンキ空港の正式名称はヘルシンキ・ヴァンター空港であり、ヘルシンキ市内ではなく、ヴァンター市にあります。

以前はターミナル1,2と分かれていたようですが、2023年現在では1つのターミナルになっているようです(厳密には分かれているみたいですが、特にターミナルの案内はありません)。

ヘルシンキ空港では、だれもマスクはしていません。公共交通機関内でもしていませんでした。タイ、マレーシア、シンガポールなどではある程度マスクをしていましたし、アメリカ・カリフォルニアですら3割程度はマスクしていましたが、ヨーロッパは完全に脱コロナ状態のようです。

楽天モバイルの機内モードを解除してみました。モバイルデータの通信状況はとても良好です。アメリカ・カリフォルニア州ではロサンゼルス、サンフランシスコと全くダメでしたが、アジアとヨーロッパは問題なさそうです(今回の旅行中、ヨーロッパではずっと良好でした)。

1階の到着フロアでは庭園のようなモニュメントがお出迎えです。

ヘルシンキ空港の到着エリアにはPlaza Premium Loungeがあります。プライオリティ・パスとの提携が無くなったため、2023年現在は有償利用しかできません。営業時間は6:30~ 22:00なので、5時前の時点では営業時間外でした。利用時間は大人1人2時間で44ユーロになるので、なかなか利用のハードルは高そうです。

ターミナルから出てみました。ものすごく寒いです。この日の気温は、最低気温-10℃らしいです。風が吹いていないのと、雪が積もっていないのが幸いですが、十分に防寒が必要です。

ターミナルの目の前はバスターミナルになっています。

バスターミナルの向こう側にビルがあり、その向こう側にヒルトンホテル(ヒルトン ヘルシンキ ヴァンター エアポート ホテル)が見えます。ヒルトン方面に行くには、写真のガラス張りの階段で上に昇る必要があります。

手前のビルには、Scenic Terraceがあります。日本語にすると展望デッキになるのでしょうか。

意気揚々と入ろうとして、扉に鍵がかかっていました(泣)。オープンしているのは7:00~22:00だそうです。繰り返しますが、まだ朝の5時前です。予定があるので7時まで待ってられません。残念ですが、引き返しましょう。

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電車でヘルシンキ市街へ

ヘルシンキ空港があるのはヴァンターで、ヘルシンキ市内まで15kmくらいあります。ヘルシンキ中央駅から空港まで、電車が運行されています。

ターミナルに戻り、駅を目指します。

長く続くエスカレータを降りていきます。

さらに地下通路を歩いて行きます。以前はこの辺にチケット販売の機会があった気がしますが、2023年現在、ホームに移設されています。

さらにホームまで降ります。フィンランドの鉄道ではホームに改札がありません。

空港からヘルシンキへの経路は、P線あるいはI線です。P線だと約28分、I線だと約32分です。いずれの路線も各駅停車になります。空港のあるのはCエリアで、ヘルシンキはAエリアです。したがって、ABCの区間を往来できるチケットの購入が必要です。

2016年のエリア区分

2016年当時のエリア区分と変わっていますね。微妙に路線図も変化しています。

ホームにある券売機で購入します。表示を英語にできます。メインはカード決済のようです。

チケットは「シングルチケット」と「デイチケット」があります。2023年現在、ABCエリアのシングルチケットは、90分有効で4.1ユーロでした。デイチケットだと1日11ユーロです(2日以上のチケットもあります)。ヘルシンキ市内のトラムやバスも共通チケットで、時間内なら乗継も可能です。詳しくはHSLのホームページで。

平日は朝4時台から、週末は5時30分くらいから運行しています。私の弾丸旅行は常に週末で、まだ時間は5時になったところ。待ち時間が30分以上発生してしまいました。

もう一つ失敗したのは、シングルチケット(有効時間90分)を早々に購入してしまったことです。始発電車が来ないので、無駄に有効時間が浪費されます。電車の時間を見てから、発車時間ギリギリに購入しましょう。

前回2016年のヘルシンキ訪問時は、チケット購入に苦戦して、親切な旅人さんに助けてもらいました。今回は、逆に助けを求められました(なぜ、見た目も明らかにアジア人の私に助けを求めたのかなあ)。もちろん、英語で。私は、英語も苦手なんですが・・・。

「すみません、ヘルシンキ中央駅までのチケットはどうやって買えばいい」
「えーと、英語表記にしますね。シングルチケットと1日券のどっちがいい」
「シングルで」
「有効時間60分くらいだけど大丈夫?(これは私の勘違いで本当は90分です)」
「ええ。ホームはどっちに乗ればいい」
「どっちでもOKだけど、P線の方がちょっと短いです」

とまあ、答えて別れたものの、始発がI線の方が早いのを確認したので、慌てて戻って声掛けます。

「I線の方が早く来るので、早く着きますよ」
「OK」

ヘルシンキ地下鉄で受けた恩は(別の方ですが)返せたでしょうかね。

列車がやってきました。P線の方が短いのですが、始発列車はI線でした。最初のP線は20分後なので、I線に乗った方がヘルシンキ中央駅に早く着きます。

車内は、座席の50%くらい埋まる程度でしたが、スーツケースと一緒に乗る方も多いので、それなりの混雑度でした。ヘルシンキ中央駅に近づくにつれて、席はどんどん埋まっていきます。

空港から30分くらいで、ヘルシンキ中央駅に到着しました。

I線で到着した場合、ヘルシンキ駅のメインコンコースの横から出ます。駅を左手に見ながらまっすぐ進むと、駅正面のトラム乗り場に到着できます。

今回の記事は少し短かったですかね。次回はトラムに乗って・・・どこに行くでしょうか。

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