【世界弾丸旅行2023】バンコク弾丸旅行編(1) 羽田空港からJALでバンコクへ JL31便ボーイング777-300ER ファーストクラス

はじめに

今回の記事から、2023年夏に訪問した、タイ・バンコク旅行の記録です。スワンナプーム空港に行って帰ってきただけの超弾丸旅行です。

2022年秋以来のバンコク訪問です。といっても入国すらしていないのですが。

2023年現在、コロナ禍からあけて、徐々に国際線フライトが復活してきています。フライト路線が新規・再開される際に、特典航空券枠の開放は数ヶ月分一気に行われるので、時には「ファーストクラス取り放題」のお祭りが発生します。2023年6月からJALのB777-300ER羽田—バンコク便ファーストクラス復活に伴い、何とかゲットすることができました。

2023年9月までなら片道50,000マイル+諸費用(20,000円くらい)で発券できました。JALの国際線特典航空券はファーストクラスを除いて必要マイル数が変動制になっているので、ビジネスクラスの方が必要マイルが多くなりがちです(ファーストクラスは季節で必要マイル数が少し変動がありますが、大きな変動はありません)。

ちなみに、羽田ーバンコク線のファーストクラスは片道750,000円くらいです。1マイル15円くらいの価値になってますから、コスパはかなりいいですね(てか、有償では乗れんて・・・)。

残念ながら、帰りの便は確保できなかったので、帰路は有償発券になっています。日本の大手航空会社は片道発券だとすごく高くなるので、バンコク発の往復チケットを購入しました。必然的に、後日バンコクを訪問する必要があります(嬉しいような、大変なような)。

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羽田第3ターミナルでラウンジホッピング

関西在住の私ですが、今回の出国は羽田空港からです。だってJALファーストクラスに乗りたかったんだもん。

といっても、真の出発地は関西空港です。いつものようにプライオリティパスを利用してぼてぢゅう1946で夕食をいただき、ラウンジKANSAIで一杯いただいてから羽田に向かいます。

2023年9月、KIXエアポート カフェラウンジ NODOKAがプライオリティ・パス対応になって、フード類がいただけるようになりました。関西空港はラウンジ天国です。

さて、羽田空港第3ターミナルから出国です。お盆前後ほどではありませんが、ほどほどに混雑していました。

弾丸旅行なので、荷物はちょっとだけです。オンラインチェックインしてカウンターにも立ち寄らず、さっさと保安検査場に向かいます。

以前は上級会員資格で優先保安検査場を利用できましたが、コロナ禍明けの2023年現在、ビジネスクラス以上の乗客のみが優先保安検査場の利用対象になっています。今回はファーストクラスですから、資格として十分です。

優先保安検査場に割り当てられている保安検査は1レーンだけなので、一般レーンの列がかなり長いといっても、優先レーンの進行がかなり遅いので、両者の通過時間の差は大きくありません。優先レーンでも10分くらい、一般レーンでも20分以内には通過できます。

前回のバリ旅行と違い、今回の旅は時間に余裕をもってやってきました。羽田空港でラウンジホッピングを楽しもうと思います。

2023年夏現在、羽田空港には以下のラウンジがあります。

羽田空港 第3ターミナルのラウンジ(2023年夏)
●スカイラウンジ(SKY LOUNGE)ゲート111付近 6階 カードラウンジ
●TIAT LOUNGE ゲート111付近 6階 カードラウンジ/プライオリティ・パス対象
●ANAラウンジ ゲート110付近 4階
●ANAラウンジ(臨時ラウンジ) ゲート114付近 4階(6:00~11:00のみ)
●ANA SUITE LOUNGE ゲート110付近 4階(ANAファースト・ダイヤモンド会員用)
●サクララウンジ ゲート114付近 4階(JAL運営)
●サクララウンジ スカイビュー ゲート114付近 5階(JAL運営)
●JALファーストクラスラウンジ ゲート112付近 4階
●キャセイパシフィックラウンジ ゲート114付近 6階
●デルタスカイクラブ ゲート114付近 5階
※SKY LOUNGE SOUTH(ゲート108付近)はクローズ中

まずは、出国後すぐ目の前にあるTIATラウンジを訪問しました。2023年8月からプライオリティ・パスで利用可能になっています。

TIATラウンジは、一部カードラウンジでもあり、航空会社指定ラウンジにもなっています。その上にプライオリティ・パス対象になったので、予想通りと言いますか、イモ洗い状態になっていました。シャワーも利用できそうになく、ややにぎやかな感もあり、早々に退室しました。

今回はJAL便利用なので、同じワンワールド系のキャセイパシフィックラウンジも利用させていただくことにしました。ヌードルや中華がゆなどのライブキッチンが魅力的ですし、利用者が少ないので落ち着いてゆっくりできるのも好感触です。正直なところ、JALファーストクラスラウンジより静かで上品な雰囲気があります。

最後にJALファーストクラスラウンジを訪問です。ファーストクラスに乗るんですから、最初からファーストクラスのサービスを受けて、テンションを高めていこうと思います。

長崎産天然真鯛のポアレとティラミス

といっても、2022年以降、こちらのラウンジの訪問機会が多く、あまり目新しいことはありません。シャワーの待ち時間がほとんどないのはいいですね。時期によってフード類が変わるので、それを楽しませていただきます。

ただ、最近はプラントベースやヴィーガンメニューが増えて、一般メニューがとても少なく選択肢が減っています。もちろん、このような心遣いのあるメニューが増えるのはいいことですが、通常メニューを減らしてしまうと、サービスとしては低下しているように見えてしまいます。

関西空港で朝食を食べ、ラウンジホッピングしていろいろ食べているので、お腹は満腹です。シャワーも浴びて眠くなってきていますが、飛行機に乗り遅れると困るので、うとうとする頭を叩き起こして早めにゲートに向かいました。

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JL31便 バンコク(スワンナプーム)行き ファーストクラスに搭乗

JL31便ボーイングB777-300ER JALのフラッグシップ機のフラッグシップシートです。扉こそありませんが、個室感を演出するボックス内シートです。

予約段階で全ての席が予約可能だったので、せっかくですから1Aを予約させていただきました。フライト内で最上位に位置する席です。

JALの国際線主力をはってきたこちらの機体ですが、導入から20年程度経過しており、そろそろ老朽化が目に見えてきました。2023年冬ダイヤから、ファーストクラスを備えた新型機、エアバスA350-1000が導入されるらしいですね。

とまあ、こちらの記事を書き終わったあとの2023年10月2日、2023年12月からニューヨーク線に新型A350-1000導入が発表されました。ファーストクラスは1機に6シートしか設定されないんですね。かなりシビアな争奪戦になりそうです。

23インチモニターが備わっています。シートが広いので、モニターが遠い(笑)。ぜいたくな悩みです。

アメニティとPanasonicのヘッドホンが用意されています。アメニティはアタッシュケースメーカーのZero Halliburton(ゼロハリバートン)と資生堂です。

以前のLOEWEやPorscheの方が高級感があったかな。LOEWEは今でも小物入れとして使わせてもらってますけどね。Zero Halliburtonにはアタッシュケースのミニチュア型のアメニティもあるらしいですけど、そっちが良かったなあ。

アメニティの中身です。国際線は液状物の機内持ち込みが原則禁止されているので、カバン一つで搭乗している私は、チューブ類は降機時に破棄する必要があります。

ウェルカムドリンクでオレンジジュースをいただきました。ブログ受けとしてはシャンパンが良かったのかもしれませんが、アルコールが強くないのでとりあえずノンアルコールで開始です。

サイドテーブル内に収納は多数あり、モニターのリモコンなども収納されています。収納は少々年季がはいっていますし、リモコンの使い勝手も少し悪いですね。USBの充電ポートとコンセントは1つずつ配置されています。

ファーストクラス搭乗者は、WiFiを無料で利用できます(全く使わなかったですけど)。

利用客は日本人と海外の方が半々くらいでしょうか。ファーストクラス席は全席埋まっているようでした。

東京湾を出て、南西方向に進んでいきます。

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JL31便 バンコク行き ファーストクラスのお食事

出発はお昼前で、離陸するとすぐに昼食の用意が始まりました。

せっかくですから食前にシャンパンをいただきました。JALのファーストと言えばSalon、シャンパーニュ サロン 2013です。

お食事は和食と洋食から選択です。私は洋食を選びました。

アミューズ・ブーシュ
山羊乳のバヴァロワ
アペタイザー
カマスとナスのプレッセ 毛蟹のクスクス
メインディッシュ
甘鯛のヴィエノワーズ コンテソース
和牛フィレ 赤ワインソース 蓮根のフリット ポワロー添え
メゾンカイザー特製ブレッド
プチバケット プチブリオッシュ わかめのチャバタ レザンカンパーニュ
デザート
ガトー・フリュイ
コーヒー 紅茶

まずは前菜です。提供された順番に写真を並べていきます。

山羊乳のバヴァロワ。プチブリオッシュとわかめのチャバタも。

カマスとナスのプレッセだと思います。洋食の調理法は私にはまったくわかりません。

毛蟹のクスクスです。カニの強めの風味がおいしいですね。カニは好きなんです。

甘鯛のヴィエノワーズでいいのかな。包まれて提供されています。

和牛フィレです。ミディアムレアくらいの焼き加減でした。程よい噛み応えで、味付けもいい感じです。

ガトー・フリュイ(フルーツケーキ)です。

ここまでがコース料理ですが、JALファーストクラスは、軽食を注文することができます。

おすすめの一品
チャーシュー丼
お酒のお供に
串盛り合わせ ねぎま タレ 鶏もも串 山椒 出汁巻き(難波)
軽いお食事
宮崎和牛カレー JALオリジナル麺 JAL特製 『ソラノイロ』 鶏油香る中華そば
サンドイッチ
炭焼きチキンとごぼうサラダのチャバタ
チーズセレクション
各種チーズの盛り合わせ 〜ワインと共に〜
リフレッシュメント
季節のフルーツ盛り合わせ
ハーゲンダッツ アイスクリーム
バニラ
木苺のミルクプディング
紅茶のタルト
ショコラ(ジャン=ポール・エヴァン JALオリジナル)

いろいろ目移りしてしまいますが、ラウンジも含めていろいろ食べてきたので手が出ません。

それでも着陸間際にラーメンをいただきました。

羽田空港11:15発、バンコク・スワンナプーム空港15:40着です。日本とバンコクには2時間の時差があるので、所要時間は6時間25分です。

最初の食事で2時間くらい経って、そのあとシートをフルフラットにして就寝。到着の1時間30分前くらいに起きてラーメンを食べて。意外にあわただしくて、すぐに時間が経ってしまいました。

降機時にJALファーストクラス搭乗時にいただける、いつものチョコレートをいただきました(しばらく置いといたので、溶けちゃってますけどね)。

ほぼ時間通りの現地時間で16時前にゲートに到着です。

到着フロアにでました。これから向かうのはフライト・コネクション(乗継ゲート)です。今回の旅は入国しません(入国する余裕はありません)。

ということで、次回はいきなり帰国です。

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