はじめに
今回紹介するのは空港ラウンジではありません。ドイツ国鉄の運営する駅中ラウンジ「DB ラウンジ」です。
ドイツ国鉄では、一等車利用客用にラウンジサービスを提供しています。ベルリン、ブレーメン、デュッセルドルフ、ドレスデン、エッセン、フランクフルト中央、フランクフルト空港、ハンブルク、ハノーバー、ケルン、ライプチヒ、ミュンヘン、ニュルンベルク、シュツットガルト、マンハイムなどの駅に設置されています。
上記のうち、ベルリン、フランクフルト中央、ハンブルク、ケルンなどには、プレミアムエリアがあり、ドイツ国鉄発券一等席チケットで利用可能です。
また、フランクフルト空港、ケルン、デュッセルドルフ、シュツットガルト、ニュルンベルク、マンハイムの各駅のDBラウンジは、ルフトハンザ航空とドイツ国鉄の提携により、ルフトハンザ航空のラウンジとして利用できます(ルフトハンザ・エクスプレス鉄道)。
今回、フランクフルト空港遠距離路線駅(Flughafen Frankfurt Main)のDBラウンジを訪問したので報告します。
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入室基準・アクセス
運営時間 6:00~22:00
●ドイツ国鉄一等席利用者
※ジャーマンレイルパス(GRP)、ユーレイルパスは利用不可
※Super Sparpreisなどの割引チケットは利用不可
●bahn.bonus.comfort会員
●RailteamのFrequentTravellerCard所持者
●ルフトハンザファーストクラス、ビジネスクラス、ルフトハンザHON Circle会員、セネター会員がルフトハンザエクスプレス乗車券を持っている場合。
基本的に一等席利用者用のサービスエリアですが、ドイツ国鉄の一部会員は利用可能です。また、ルフトハンザ航空が発券した乗車券(ルフトハンザ共同運航フライトの形になっています)の場合、上記条件付きですがDBプレミアムラウンジを利用可能です(スターアライアンス・ゴールド会員資格では利用不可)。
あまり知られていませんが、DBラウンジは到着時も利用可能です。
フランクフルト空港駅(Flughafen Frankfurt Main)は空港第1ターミナルビルから3階高架通路を使って正面の建物まで移動する必要があります。到着フロアに出てから徒歩5分以上はかかるので時間に余裕を持って動きましょう。プラットホーム4-7の場合は空港長距離路線駅です。
ターミナル地下にあるSバーンの駅(Frankfurt Regionalbahnhof Flughafen)とは違うので注意しましょう(プラットホーム1-3だとSバーン駅)。
高架通路からくると、線路のあるフロアは下層になります。
エスカレータでおりるのですが、その途中のフロア(中2階みたいな階層)にDBラウンジがあります。
こちらがDBラウンジです。
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ラウンジ内の様子
さて、奥に入っていきましょう。ドイツ国鉄の公式サイトから購入した場合やアプリ登録している場合、受付でQRコードをかざせば入室可能です。
新聞や雑誌類が並ぶマガジンラックがあります。
デスク上にはコンセントとUSB充電ポートが備わっています。
ソフトドリンクサーバーなどが用意されています。
ホットドリンクサーバーもあります。
トイレや無料WiFiなども利用可能です。フード類は提供されていません。
参考までにケルン駅のDBラウンジの様子は下記サイトで。
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まとめ
フランクフルト空港遠距離路線駅(Flughafen Frankfurt Main)はICEなどの長距離列車が発着します。フランクフルトからドイツやヨーロッパ各地に向かうのに利用することになります。乗継に待ち時間が発生するときに、DBラウンジが使えると楽です。
ただし、DBラウンジ利用可能なチケットは割高になります。メリットとデメリットを考慮して購入を検討しましょう。また、ドイツ国鉄は簡単に直前キャンセルになるので、ラウンジで待ちながら電車情報の収集を忘れないようにしましょう。
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